『僕の彼女はサイボーグ』を観た

『猟奇的な彼女』で知られる韓国人のクァク・ジェヨンが監督。未来の自分からサイボーグが贈られる。しかもその容姿は、1年前に出会った素敵な美少女とそっくり。

公開時、観に行こうと思っていたのに、忙しくて気がついたら終わっていた。dai氏のご厚意でお借りできたので、自宅で鑑賞。

例によって、強いオンナとダメなオトコという、ある意味わかりやすい内容なのだが、なんというか、ブットビ具合がハンパない。こういう映画は、ちょっとビールでも飲みながら姿勢を崩して、ニヤニヤしながら観るのが一番だ。

未来の人間が過去を変えてしまったらどうなるのか。本来起こり得なかったことが起き、起きたはずのことが起きないという状況は、SFの世界では普遍的なテーマではあるが、もちろんそんなこと(あえて)真面目に取り合ったりはしない。

少なくとも、アイドル系女優の売り出し時期にありがちな、毒にもクスリにもならないばかりか掃いて捨てることすら面倒な軟弱ラブコメ映画なんかよりは、綾瀬はるかのファンを増やすことに成功しているんじゃないかな。

いやー、さすが、あの前田有一センセイが唯一「採点不能」と評しただけのことはあるわ。

それにしても綾瀬はるかは、おっぱいもさることながら、あの常人離れしたアゴが、たまらなく魅力的。オトコなら誰しも、一度でいいからあのアゴをなでてみたい、と変態的な欲求にかられること請け合いである。



↑amazonのレビューは、意外と高評価だなー。

『おっぱいバレー』を観てきた

小学生だったか中学生の頃、親父のクルマの助手席に乗っていたときの話。バイパスで、速度は100キロ以上出てたんじゃないかな。おもむろに窓を開けて外に手を出し、ひたすら空中を揉んでたんです。

そうしたら親父が、パワーウインドーで窓を閉めてしまいました。無言でウイーンって。そして気まずい沈黙。あるよね、こーいうの。

あと、女のアソコはチーズビットの匂いがするっていう都市伝説、なかった? そんでジャンケンで負けたヤツが、休み時間にスーパーで買ってきて、目を閉じて匂いを嗅いだり。

夜中にテレビで愛染恭子が出てた白日夢やるっていうんで、当時としては珍しかったビデオデッキ持ってるヤツに頼んで録画してもらって、みんなで見たわ。マジで鼻血出したやつがいた。俺だけど。

まあ、中学生なんてこんなもんです。いや、こんなもん”でした”というのが正しいのかもしれない。

いまの中学生は、道ばたに落ちてるエロ本をドキドキしながらめくったりはしないでしょう。ていうか、エロなんて、コンビニとかネットでいくらでも手に入る。時代は変わる。土曜の夜は鶴光だった世代にとっては、甘く切ないノスタルジア。

そういう意味では、おっぱいバレーはとてもいい映画でした。こまけぇこたぁいいんだよ。40代くらいのオッサン連中なら、きっとココロが疼きます。女子や子供は、きっと理解できないだろうなあ。

それにしても、こんな映画に出ることを承諾した綾瀬はるかは偉いと思った。


本屋で原作本を手に取ってみたら、舞台設定が浜名湖のあたりだった。映画は北九州なんだけどね。元ネタはラジオの投稿らしいんだけど、場所はどっちとも違うみたい。