葛根田川大滝ピストン戸繋沢2024新緑ノ候 ふりかえり

代表画像は、大石沢出合すぎの巨大な落石。1年半で、ここまで崩壊している。改めて、山も沢も生きている。


葛根田では、入渓日の何時に行動をスタートするかが大きなポイントとなる。それを強く再認識する遡行であった。大石沢までの三本を1日のどこにハメるか、ということだ。

朝一番の新幹線で行くとなれば、盛岡着が08:44なので、即タクシーに乗れば10時前後のスタートとなる。大石沢出合には13時頃の到着となろう。

遡行日まで雨が続いて増水しているようなとき、とりあえず滝ノ上温泉まで行って、午後になって水量が落ち着くようなら入渓して大石沢まで行く、という切り替え方もできる。

今回のように盛岡に前泊したり、深夜バスであれば、6〜7時くらいのスタートが見込める。これなら、中ノ又沢出合以降の、もっと奥まで行くことも可能だ。実際、通常のプランであればC1は北ノ又沢出合というパーティーが多いからね。


それでもあえて大石沢にC1を取り、まったりするのが楽しい。

今回は前泊としたことで初日の行動時間に余裕が生まれたが、1泊で葛根田をある程度堪能するプランとしては、かなりよかったのではないかと思う。戸繋沢はなかなかの美渓であり、もうちょっとゆったり歩いてもよかったかなと思うくらい。


そういえば誰かの記録で見たが、北ノ又沢出合の高台は、豪雨により荒れてるらしい。調査してみたい気もするけれど、あっちに抜けるとなると、やはりヤブヤブな稜線歩きがセットになっちゃうのが難点か。

もちろん、関東沢下降で大ナイアガラを越えて、仮戸沢を詰めるみたいな計画もなくはないけど、そこまでの体力気力はないかなあ。忙しくなっちゃうからね。


習慣的に、ヤマレコの記録をコピペ。途中、GPSが途切れちゃってるところはあるけど。


ついでに、戸繋沢の水流が確認できた最後のポイントはココ。稜線からは30メートルほど下ったところと、かなり後退している印象。逆に言えば、沢筋を30メートル下れば水場はどうにかなるとも言えるが。


今回は何と言ってもベイトフィネスのぶっつけ本番初挑戦が個人的なトピックだった。

あれほどテンカラが渋いとは思わなかったし、ルアーに変えただけで即食ってきたのにも驚いた。コーフンしたなあ。

扱いが不慣れなのはしょうがないとして、バックラッシュはもちろんだけど、やたらとルアーが服にかかってしまい難儀したのは素人にも程がある。やはり研鑽を積まねばなるまい。

ただ今でもスピニングでよかったんじゃないかと……


食料については、アルファ米とフリーズドライ中心の組み立てで無問題だった。岩魚が多すぎた気もするけど、Kちゃんがぜんぶキレイに食べてくれたので結果オーライ。

なんか一人だと、タタキとソテーでいいやってなっちゃうけど、もう少しだけ、いろいろと工夫してみてもいいのかもしれない。やり過ぎると重くなっちゃうんで、そこはホドホドに。


装備面でいくつか。

今後のことを考えると、まだまだ軽量化の余地は大いにある。Insta360の消える自撮り棒なんかは、工夫すればもっと軽くできそうだ。ストックも三脚ネジさえどうにかなれば、もっと軽いものがいくらでもあるしね。このへんは、現在DIY前提で画策中。

ザックもなあ〜。まだ実戦投入2回しかしてないけど、沢用としては、もうちょっと使い勝手のよいものがある気がする。

あと沢靴。帰宅後にチェックしたら、ソールがちょっと剥がれかけていた。加水分解なのか経年劣化なのか。2019年から使ってたが、5年でダメになった。モデルチェンジしてるみたいだから、こんど新宿のモンベルに行って買ってこよう。


次は来年か、はたまた9月最終週か。

9月最終週に、盛岡のいわぎんスタジアムで盛岡vs北九州のJ3の試合があるんだよねえ。うーむw

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です