底冷えのする週末、外に出るのは億劫だけれど家に閉じこもっていては豚になってしまうので、ベビーカーに娘を乗せ散歩に出かける。
ベビーカーでの散歩となると、自然に下河原緑道へと足が向かう。ここはむかし、下河原線という貨物線だったところで、多摩川の砂利を国分寺に運んでいたのだ。いまはすっかり遊歩道として整備され、時折軌道、つまりレールが現れるが、まっすぐ多摩川へと向かっている。
東京の、西へと向かう路線の多くは、むかし多摩川の砂利をせっせと運んでいたのだよなあ。
下河原緑道をまっすぐ南に向かうと、中央高速のガードをくぐり、サントリーの工場脇を抜け、のどかな田園地帯の先に「郷土の森」という公園施設がある。入場料を取られたりするのだが、ココは我が家の定番散歩コースだ。
この時期は、蝋梅が見頃。広大な梅林の隅に「蝋梅の小径」というのがあって、そこだけ淡い黄色で埋め尽くされていた。
蝋梅は、香りがよいんだねぇ。思わず一句ひねりだしたくなる。ひねらなかったけど。
蝋梅にばかり気を取られていたが、梅の枝々には蕾が膨らみ、色づいていた。春は近い。
それにしても視力が落ちたせいか、屋外のマクロ撮影は辛い。ピントが抜けまくるぜ。GXRのフォーカスアシスト機能がありがたい。
ロウバイから梅へと、順繰りに咲いていくこの1?2月は、
寒さに耐えて花開く、花達の生命力に感動する大好きな季節。
僕の場合、花見といえば桜より梅なんだな?。
年を取ったせいか、昔に比べて「花を愛でる」ようになったと感じるな〜。梅は控えめでいいよね。
ところで、コメント欄の波線が「?」に化けてしまうのはオレが設定をサボってるせいです。今度見直さねば。