東北遠征プラン2023その1

◆①◆ 春の葛根田でタケノコ狩り&湿原お花畑

6月上旬を予定。雪代はもうないっぽいけど、水は相当冷たかろう。

梅雨入り直前だけど、運悪く早めに入梅しちゃったら中止。ただこの時期はタケノコ採り放題! コシアブラとか山菜もあるかもねってことで、舌なめずりしちゃうよね。もちろん、イワナちゃんもいらっしゃるわけですヨ。

前回は大石沢出合でC1しちゃったけど、今回については中ノ又出合の、ちょっと入ったところあたりで陣を敷きたい。10時に発電所に着いていれば、たぶん14時には中ノ又なはず。2日目は行動予定が2時間くらいなので、夜更し上等である。

相変わらず本流は無視して大白森に詰める予定。でもって今回はできればすぐ乳頭には下りずに田代平小屋にC3を取り、翌日乳頭山を越えて千沼ヶ原まで足を伸ばして散策したい。雪解けとともにブワッとお花が咲き誇るらしいので、じつに楽しみなんである。

ちなみに乳頭近辺の稜線は残雪が部分的にありそうだから、軽アイゼンを持っていく。

最終日、風呂入って田沢湖に出て、昨年世話になった店で痛飲してから盛岡に移動。駅前のホテルに泊まる(予約済)。

翌日は仙台でベガルタvsジュビロの、いわゆる因縁の対決を楽しんでから牛タン食って帰京します。アキラ監督に引導を渡す試合になるかしら。


◆②◆ 梅雨真っ最中だけどワンチャン狙って大行沢でナメまくる

7月上旬を予定。さすがに雨がひどいようなら中止だけど、登山道を使いながら強行も可能。

大行沢(おおなめさわ)は、仙台からだと日帰り可能な沢なんだけど、そんな淡白な攻め方はいたしません。ココは吾妻の中津川の下位互換なんていう人もいるようだが、のんびりと広葉樹林帯を流れるナメ沢を遡行して、イワナでも釣れたら焚き火で一杯というユルいプランだ。

初めて行くところだけど、沢沿いに登山道も付いてるし、なんかあったらすぐ逃げられるのも安心安全。

通常であれば、この沢を詰めたら大東岳に登って入渓点の二口温泉のほうに下山するんだけど、地図を見てたら山形側に下りればアレ? これひょっとしたら山形戦に合わせればよくね? とひらめいてしまったのである。

今年のモンテディオvsジュビロは日曜のナイトゲーム。だったら日曜下山で、どうせその日のうちには帰れないからどこかで一泊……山形駅周辺もいいけど、せっかくだから天童温泉とかどうよ!? ってことでサクッと予約。

翌月曜は有給取って、天童をブラブラして将棋グッズとさくらんぼ買って帰りゃいいべ。


東北の沢とJ2の相性はすこぶる良い、ということに改めて気づいてしまったな。ジュビロさん、できりゃ今年J1昇格してほしいけど、まあそんなに無理しなくてもいいかもね? などと不謹慎なことを考えてしまうのであった。

新宿の麺を語る

18歳で上京して、初めて桂花を食べたときは衝撃を受けた。

あの細い路地、怪しげな小さな間口。いわゆる博多ラーメンも知らないのに、いきなり熊本ラーメンを体験することになったわけだ。

カウンターに書いてある能書き的なものに、3回食べれば必ずクセになる、みたいなことが書いてあったけど、いやもう初回からクセになりました。

以来35年以上、新宿に用事があると何やかんやで食べたくなってしまうんだよね。

習慣的にターロー麺にしちゃうんだけど、正直普通のでいいかな。味は、個人の感想レベルだけど昔と比べてもそんなに変わってないんじゃないかと思う。スープを一口すすると、脳内で「あー、この味だわ」と声がするくらい。

なんとなくだけど、ここ10年くらいは末広のほうに立ち寄ることが多いかな。店内広いし、落ち着くんだよね。ランチタイムってことで+50円で小ライスが付く。


西口の小田急改札前にある箱そば本陣には、帰宅途中にフラッと入ることが多かったな。夏は冷やしたぬき、それ以外のシーズンは、やっぱり天玉。

安心安全な立ち食い蕎麦。とにかく味が安定してるから、裏切られることがない。七味を鬼のように振ってから啜るのが常だが、途中でさらに追い七味しちゃうんだよね。

東海林さだおのエッセイで「天ぷらそばのツライとこ」ってのがあって、これは何年か前にNHKの朗読を題材にしたドラマでも扱われて話題になったのだが、仕事帰りについ思い出しちゃったりして、そうなるともう、新宿の乗り換えで自然と箱そばに足が向いてしまうんである。

桂花にせよ箱そばにせよ、昨今の物価高を反映してか昔に比べると大層な価格になってしまった。天玉が700円とか、もうそういう時代なんだよな。