ギリギリ馬込川

2024年の8月末、信じられないほどの遅さで日本に襲来した台風10号(サンサン)は、結果的に見れば拍子抜けというか、事前の情報に比べれば勢力の衰えも早く、西日本の温泉巡りをしただけの迷惑な台風であった。中止になったイベントも多かったしね。

ただ、九州に接近する際に発生した線状降水帯により、関東や東海地方にハンパじゃない量の雨が降ることになった。

各地でも増水被害が出ており、ちょうど実家にいた8月28日未明は、近所の川が決壊寸前まで水位が上がっており、スマホのアラートが鳴りっぱなしだった。

氾濫危険水位をオーバーしている

自分が幼い頃は川の決壊はそこそこの頻度で発生しており、子供的には楽しい思い出でもあるのだが、さすがにこのレベルまで水位が上がって、さらに雨も止む気配がない。

ただ、外の様子を見るとまだそこまでではない。道路の脇に水は溜まっているが、なんとか持ち堪えている様子。

念の為、ゴミ袋に水を入れて土嚢代わりにして玄関前に置けるよう用意すべきかと、酒を呑みながらボンヤリ考えていたのだが、徐々に水位が下がりつつあるとの情報もあったので寝床に潜り込んだ。

翌朝確認したところ、こんな感じである。

最高で370cmくらいなので、おそらくここまでなら床下浸水はないのだろう。それを知ることができたのはよかった。今後、遠隔地にいても判断基準にはなる。


翌日、なんとか予定通り動いていた新幹線に乗り帰京。駅への道すがら、川の様子を撮影したのがこちら。

水位は下がったとはいえ普段に比べればかなり多い

水害は怖いからね。気をつけようね。