解説にもあるが、なんだか船戸与一っぽいね。これはこれで好きな世界だけど、1作目のあのテイストを気に入っているファンとしては複雑なところかもしれない。amazonのレビューなんかを見ても、そのような評価が多いし。
ただまあ、銃のスペシャリストといえば近代日本ではマタギなわけで。実際、日露戦争だの西南戦争なんかでは、無類の強さを誇ったというのは本当らしい。
現代人にとっては、マタギという存在はもはやファンタジーなのだろうね……。「そっち」に落とし込んだ方がわかりやすいというか……。
つい勢いで1作目を手に取ってしまい、即読了。読み出すと止まらないんだな、これが。肘折温泉行きてぇ〜。