森吉山から長駆移動、盛岡の「もりしげ」経由で宮古に一泊。
夕方、予約したビジネスホテルに到着すると、ちょうど「宮古秋まつり」が開催されているとのこと。見物に出かける。
駅前の通りを、いくつもの山車がパレードするのだが、よく見ると黒石やら、山車のいくつかは青森からの参加のようだ。応援に駆けつけてるんだね。
地元の太鼓が勇ましく響くなか、沿道のおばちゃんが本当にうれしそうに体を揺らしていたのが印象的であった。大人も子供も、みな笑顔である。
市場の駐車場がメイン会場のようだったが、おそらく地元の人々なのだろう、あら汁や海鮮焼きそば、焼き鳥などをびっくりするほどの廉価で提供しており、ご相伴にあずかった。地元の高校生バンドのステージなんかも冷やかしつつ、駅前に移動。居酒屋でカツオやサンマの刺身をつつき、しんみりと呑む。
宮古の市街地、少なくとも駅前周辺では、震災の影響はパッと見ではあまり感じられなかった。それでも路地を歩くと、ところどころ基礎むきだしの更地になっていたり、ガードレールなんかがぐにゃりと曲がったままだったり、爪痕が見られる。
この看板、震災前からあったのか、それとも新調したものなのか。
祭の余韻を感じつつ、酩酊。
シェーンだけに、宮古もカムバックしてほしい!
んだんだ。
この宮古入りしてから、翌日の田老〜気仙沼までに目にしたことを書くのは、自分にとってはとても勇気がいることで、正直ちょっと辛い。あれからもう、半年も経つのになあ。
ちょっとずつ、言葉にしていけたらと思ってます。がんぱっぺし!
復興はInch By Inchで進むしかないね。。。。
まったくもってその通り。