土偶あれこれ

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休日、上野に行こうぜ、って話になったんです。昼下がり。となれば、デリーでカレーを食べたくなるというもの。

超久しぶりなので道に迷いつつ訪れ、カシミールじゃなくて中辛のインドをオーダー(それでも一般的には相当辛い)。う〜ん、懐かしい味ですこと。近所にあれば通うんだけどなー。

サクッと食べたら、エレカシを口ずさみながら上野の山を散ろ歩きです。日曜日だったのでけっこうな人の山。大道芸や、正岡子規記念球場で草野球を冷やかしつつ、国立博物館へと向かいます。

じつはいま、『土偶展』をやってるのね。これが今回、上野までやって来た目的。



展示規模的には決して大きくはないんだけど、ん〜、めちゃくちゃイイですよ! いわゆる「土偶」と聞いてイメージするのって、上のチラシ画像では右から2番目の遮光器土偶っていうらしいんだけど、それもちゃんと鎮座してらっしゃいます。

教科書とかでよく見た(というか、その程度でしか知らない)土偶を間近に見ると、まず雰囲気でやられます。ついで、大胆なデフォルメとディテールの素晴らしさに驚愕。完成度がハンパない。1万年の時をこえて、縄文人の持っていた繊細な感覚を肌で感じることができて、ああもう!とにかく最大級の賛辞!

2月21日までやってるので、ぜひ足を伸ばしてみるべき!と断言しておきます。

ん〜土偶はなんつうか、ロマンだよねえ。

で、土偶といえば今、個人的に盛り上がっているのがコレ。『古代少女ドグちゃん』。何号か前の映画秘宝でも表紙を飾っておりましたな(それで知ったんだけどね)。



会う人会う人みんなに『湯けむりスナイパー』を絶賛しまくってたせいで「オマエのおすすめは信用ならん!」とのレッテルを張られておるようですが、懲りずに自信を持ってご紹介。あ、『湯けむり』はコミック版が素晴らしいんですよ。ドラマは、まあ人それぞれですが(正月特番も最高によかったなー!)。

どんなドラマかっていうと、こんな感じ。

土偶の神様「ドグちゃん」が土偶の相棒ドキゴローとともに、現代によみがえった妖怪たちを退治しながら社会の悪と戦い、ひきこもり少年・誠の心を開いていく、怪奇ヒロイン・ラブ・コメディ(公式サイトより)

スタッフも豪華だし、キャストも豪華。それでいて、「妖怪 ちちでか」だの「妖怪 カニ光線」だの、しまいには「妖怪 まぶたの母」である。最高wwww

もともと関西ローカルの深夜枠を使ったドラマだったのが、ついに映画化されるんだよね。関東キー局では無理なんだろうか、どこでもいいから放映してくれんかなあ。そうなんです。私もまだ、見たことがないんですよねえ。

そんなモン人にすすめてどうする、というお叱りもあろうかと思いますが、このドラマ版の予告ムービーを見たら納得していただけるのではないでしょうか。まあ「確信」を抱いたと、そういうわけです。

目下の悩みは、ドグちゃんのDVDボックス。欲しいな……でも後悔しそう……でも欲しいな……。

「土偶あれこれ」への2件のフィードバック

  1. 一言言うと、すばらしい。
    日本が世界に誇るセンスだ。
    マジで。

    はにはに!

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