葛根田川大滝ピストン戸繋沢2024新緑ノ候 day2

何時に行動を開始すれば、温泉に間に合う時間に下山できるか。まあ10時に出れば余裕っしょ、と酔っ払いながら話していたのだが、予想以上に(というか通常モードか)モタモタして、10:38出発となった。

朝から雨だったのである。ツェルトとブルーシートで、なんだか南部曲がり屋みたいなL字状の屋根になり、適当に寝たのだが、朝雨が降って顔が濡れて目が覚めた。

そこからノロノロしながら珈琲を淹れて、ラーメンを作って食って、パッキングしてるうちに小降りに。水は濁ってないし増水もしていないものの、雨具着て行動かなーと思うと心底憂鬱だったが、これなら大丈夫。雨具はザックの上のほうに入れるよう指示して、パラパラと小雨降る中、行動開始した。

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葛根田川大滝ピストン戸繋沢2024新緑ノ候 day1-4

大滝でまったり過ごしたので、大石沢出合に戻ったのは15時頃。ツェルトを張って、薪を集める。その後、タケノコを採りに大石沢右岸のヤブに潜って、岩魚を捌く。

やっぱり1人で全部やるのと2人でやるのとでは全然スピードと効率が違うね。薪も1人2往復で十分だったし、岩魚はほぼKちゃんが全部やってくれて助かった。

これ、1人だとけっこうツライんだよなあw

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葛根田川大滝ピストン戸繋沢2024新緑ノ候 day1-3

大石沢出合でザックを置いて荷物整理。大滝ピストンに不要なものをまとめて、上からツェルトを掛けておく。後続者が来るかわからないけど、とりあえずの場所取り。

こっからは釣りモード全開。2人ともテンカラ竿を手に遡行する。Kちゃんの竿は、和竿だけあって雰囲気が佳い。綺麗なもんだ。

大石沢あたりから、ジャブジャブ歩いていると岩魚が走るようになる。ただ、どうしたわけか食ってこない。いやじつは薄々感じてはいたのだが、昨年の同時期に比べると羽虫がまったく飛んでいないのだ。そのせいもあるのだろう、やけに渋い。

沼ノ沢出合あたりの小さな落ち込み(よく泳ぐところ)でようやく食ってきたが、焦って早合わせしたせいで痛恨のバラし。くぅ。

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葛根田川大滝ピストン戸繋沢2024新緑ノ候 day1-2

歩きながらおしゃべり。滝ノ上温泉のこととか、発電所のこととか。Kちゃんは興味がありそうでないような、ビミョーな反応だったが地熱発電所を見たのは初めてらしく、キョロキョロしている。日曜日だからか作業をしてる人は見かけなかった。

いつもの林道屈曲点から入渓。今回はサクッと本流に降りられた。


最初の一本はゆっくり目で歩く。必ず水を汲む右岸の枝沢でザックを下ろし、体調チェック。特に問題なさそうだが、いやあKちゃん、オレが言うのもナニだけど腹出過ぎだろうw

今回Kちゃんはルアーとテンカラの二刀流(実は自分もなのだがそれは後述)。テンカラ竿は和竿で継ぎも少なめなためか、仕舞寸法がやたらと長い。1mくらいあるんかな。転んで折らなきゃいいけど。

ほどなく丑首に到着。一本取る。

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葛根田川大滝ピストン戸繋沢2024新緑ノ候 day1-1

入渓前夜、晩飯は駅前の寿司屋に入った。腹いっぱい食って呑んで、それでもお会計は1万円ちょいとかなりお安い。握りもよかったけど、ホヤが美味かったなあ。新鮮なものをいただいたが、これまで食ったホヤは何だったのか的レベル。三陸の初夏を漫喫。

そして翌朝、駅前からタクシーで滝ノ上温泉へと向かうのだが、その前に人と待ち合わせをしている。コンビニで朝飯を買っていたらケータイに着信。イカ釣り師匠のKちゃんからである。

実は今回は単独ではなく、Kちゃんと二人旅なのだ。

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葛根田川大滝ピストン戸繋沢2024新緑ノ候 day0

昨年の沢に行ったエントリでも書いているはずだが、今年の沢は盛岡でのチャグチャグ馬コを入渓前か下山後に絡める日程で組もうと思っていた。

とはいえ確実性が高いのは、やはり入渓前。年明け早々には安いホテルを確保するという気合の入り方で準備を進め、盛岡に前乗りした次第。

そうそう、チャグチャグ馬コのクラファンもあったのに気づいたので、些少ながら参加したんだよね。ポロシャツもらえるコースで、送られてきたのが上の画像のものである。子供を参加させられる権もあったけど小学3年生くらいまでの制限アリ。ま、しゃーないw


盛岡駅には昼前に到着。駅前広場ではさんさ踊りなんかで盛り上がっている。まだ馬コたちが駅前にくるのには時間がある。まずはホテルに荷物を預けて繁華街へと散策に。

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多摩鹿

とある休日、久しぶりに自転車で遠乗りしようと八王子まで出かけた。道の駅やらを堪能したあと、さて帰るかと多摩川沿いを走る。

カミさんが久しぶりだったせいか、かなりバテており、若干フラついたりもするので「ゆっくりでええぞ」と声をかけながらどうにか府中近辺にまでたどり着いた。

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遭難を悼む

パキスタン北部のカラコルム山脈で遭難事故があったと聞いた。

アルピニズムはその性質ゆえ、常に命の危険と隣り合わせとなる。だからこそ価値があるのかもしれないが、臆病な自分は常に自分の身をそこから遠くに置いている。

山は好きだけれど、自分が好む山は国内外のアルプスの稜線ではなく、山と極力一体化できるような低山をむしろ選んで生きてきた。

彼らには畏敬の念を抱きつつ、結局のところ異なる人種と思っている。

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磐田市小学生一斉観戦授業2024

この日は必ず現地で見ると、心に誓っていた。

その催しが毎年開催されているというのは知っていた。ただコロナで無観客、声出しナシという期間があったため、2023年に行われたザスパ群馬との試合をDAZNで見ていて、かなり面食らったのだ。

試合内容よりも、画面越しに響く、子供たちの声援に感動してしまったのである。

その試合の模様や、裏方として頑張ってくれている磐田市職員に密着した動画を見て、とにかくナマで見たい、見るしかないと思うに至ったわけだ。

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