鰻の生肝

ローカルネタばかりですみません。

浜松のスーパーに行くと、たまに「うなぎの肝」がパックで売ってたりするんだよね。個人的に好きなスーパーは「フィール」です、ハイ。魚売場の一本ものコーナー(丸の魚が並んでいて、調理もしてくれる)が大好き。


うなぎの肝っていうか、要するにうなぎを捌いたときに出る内臓一式が、パックに詰まってるんだけど、さすがにこれは東京とかじゃ見たことがない。うなぎ加工をしている食品会社が多いから、こういうブツが出回るのだ。グラム299円とそれなりにお高いけれど、そのへんで調理済みの肝を買ってくるよりは安く上がる。

「国内産」「静岡県産」とあるが、うなぎの出自としては海外も含まれてるんじゃないかなあ。どうなんだろう?

成魚を生きたまま輸入して、浜松の養殖池でしばらく「調整」した後に出荷すれば、それは国内産と表記してもOKだった気がするので、まあそういうモノも含まれているという前提で。


さてこの肝だけど、緑色のものが「苦玉」と呼んでいるが、胆汁が入ってる。これを残したまま調理する人もいるが、私は浮袋といっしょに取り除いています。ちなみに、苦玉の緑が鮮やかなほうが鮮度いい気がします。

うなぎ系は全般そうだけど、血液や体液は毒なので、指先を怪我していればビニール手袋付けたり、苦玉をつぶして眼球に入っちゃうようなことがないよう、気をつけて包丁を使いましょう。

下ごしらえが済んだら、ひたひたの酒でひと煮立ちさせてからうなぎのタレ(なければ醤油とか味醂とか砂糖で適当に)を追加して適当に煮込む。いったん冷ましてから冷蔵庫に保存して、味を染み込ませるとよい。

食べるぶんだけレンチンや再度煮立てて、山椒を思いきりかけて喰らう。

酒がグングン進むわけです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です