驚愕! 『オールド・ボーイ』原作の土屋ガロンは狩撫麻礼だったんだ!

驚愕!とか言ってるわりには、すでに既知のことだったりして。ま、カスる人も少なそうだが(笑)。

最近、韓国で映画化されてカンヌでグランプリを取った『オールドボーイ』は、原作となるマンガが昔、週刊漫画アクションで連載されていたというのは有名な話(そういえばアクションっていま隔週刊になって復活してるのね。北朝鮮拉致問題マンガで話題ですが)。当時、アクションを愛読してたので、「すげぇな」と思いつつ毎週おっかけてたんだけど、まさか原作の土屋ガロンというけったいな名前の御仁が、かの狩撫麻礼だったとは……。どうりで、テイストに合ったわけだ。

どこで気づいたかというと、いま(映画特需で)書店に並んでる『オールドボーイ』のオビにそう書いてあったのだ。

狩撫麻礼は、『ボーダー』とか『ハード&ルーズ』などのマンガの原作を手がけ、一部(オレも含む)では熱狂的に支持されている。たぶん、狩撫麻礼名義で仕事をしたのは、やはりアクションで連載してた『タコポン』が最後? てっきりその後、クスリで死んだかあるいはストイックに旅に出たかと思っていたんだが、そうか別名義で仕事してたんだ……(といっても、オールドボーイ自体かなり昔のことですが)。

試しにググってみたら、こんなサイトが見つかった。え、ひょっとしてここにある作品リストの「Others」って、全部が狩撫麻礼なの….か……….???

なお、リンク先サイトの下の方に谷口ジローとのインタビューがリンクされていて、そこがまた興味深い内容。狩撫麻礼って関川&谷口コンビをかなり意識してたんだね。時代的にもおそらく『事件屋稼業』かと思うが、なるほど、そういうチカラ関係だったのか〜。

「驚愕! 『オールド・ボーイ』原作の土屋ガロンは狩撫麻礼だったんだ!」への1件のフィードバック

  1. オールド・ボーイ:狩撫麻礼は映画をどう見たのか

    再版と同時に原作は購入していたものの、結局映画館で見ることができず、ようやくビデオで「オールド・ボーイ」を見る。カンヌ受賞の名に恥じない傑作。狩撫麻礼こと土屋ガロンの原作をうまく引き継ぎつつも、パク・チャヌクが全く新しい「悲劇」として創りあげた傑作サスペンス。五つ星をつけたくなるほどの必見の作品。

    妻と一人娘とのごく平凡な生活をおくっていたオ・デス(チェ・ミンシク)はある日突然拉致される。理由?…

ビールを飲みながら考えてみた… へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です