7/3〜7/6まで、母親を連れて北海道に行ってきました。旭川から美瑛・富良野。ちょうどラベンダーが盛りで、意外と面白かった。
思えばこのへんは、今より体重が20kg少なかった頃に層雲峡から入山し、十勝岳温泉へと抜けた単独行以来だ。大雪のフラットな山容と、オプタテシケの600メートル(だっけ?)イッキ、地獄の直登が印象に残っている。
旭岳温泉、富良野のペンションに宿を取り、支笏湖まで戻って翌朝には帰京した。駆け足の旅ではあったが、母親を札幌在住の伯母と引き合わせ、ガーデン巡りをさせるという目論みは無事に果たすことができた。
ズブズブの観光プランなので特筆するようなこともないのだが、もし美瑛・富良野方面へとお出かけの際には、お勧めしたいレストランを発見。
美瑛のJAが運営している、「美瑛選果」という施設があるのだが、そこに併設されているレストラン「アスペルジュ」だ。
こちらでは、美瑛産の農産物を主体としたコースを楽しめる。ランチで約2500円と根は張るが、東京あたりでは考えられないような質・量である。スイーツ系も充実。黒豆なんかが上手に使われていて、好感度高し。スタッフは若いが、みな北海道らしく親切でよいね。
昼も夜も混雑しているようなので予約は必須だろうが、その価値はあると断言しておこう。
なお、美瑛選果では農産物の試食・販売も行っている。ついつい、誘惑に負けて黒豆と金時豆と小豆を購入。やっぱ北海道ったら豆だべさ。トマトだのブロッコリーだの男爵だの、生野菜も思わず買いそうになるものの、さすがに我慢。
ふと気づけば、伯母が「おぼろづき」という米を買ってクルマ(レンタカーね)に積み込んでいる。
「おばさん、それ買って帰るの?」
「何言ってんの、アンタに買ってあげたに決まってるじゃない。おいしいのよコレ」
「……」
年寄りのご厚意はありがたく受ける以外に選択肢がない。さすがに担いで帰るわけにもいかず、ホテルから宅急便の手配をすることにした。
実際、おぼろづきという米は魚沼産コシヒカリをなんかの数値で上回るとかなんとか、北海道の米としては異質の美味さらしいね。ちょっと楽しみだわ〜。
温野菜越しに写るご婦人がひょっとして……
せやで。
えーのー