府中駅南口再開発のお話

京王線府中駅の南口は、ここ近年で区画を分け、着々と再開発が進められてきた。伊勢丹がある区画から始まり、数年前にオープンした商業施設「くるる」が第二弾。そして第三弾は、残るゴチャゴチャした区画。言い換えれば、「まち」として最も魅力的なゾーンに着手することになる。

先日、会社の飲み会帰りに立ち寄ったバー、Americanにてバーテンさんとこの話になったのである。それがなんと……。

・来年の3月でここらの店は閉店する(工事が始まっちゃう)
・Americanのある場所あたりは、なんとロータリーになっちゃう

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再開発が完了したら、そこで営業していた店はテナントとして入れる(少なくとも優先権がある)ものじゃないの?という話もしたのだが、バーや飲み屋のような業態は、それこそ地権者じゃないと無理かもしれない、とのこと。少なくとも、そのバーテンさんは来年3月で店を畳んだあと、仕事探さなくちゃ〜という感じらしい。

このエリアには、何度かブログネタにしてるけど、個人的にも愛する店がいっぱいあるんですよ。なのに、なのに、なんということでしょう! みんな無くなっちゃうかもってこと??

大いに落胆しつつ、葉幕をくゆらす。ていうか、多摩地区で葉巻が楽しめる数少ないバーのコチラがなくなっちゃうだなんて!!

あとあと、同じくバーのShinさんとこが無くなったら、どこでUnderbergを飲めばいいのさ!?

あ、Underbergってのはドイツの薬みたいなお酒。ミニボトルがかわいいんですよ。Shinさんとこでは、いつもシメでUnderbergのカクテルをいただくのだ。

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吉田類も絶賛の「磯吉」とか、焼き場のおっちゃんの絶妙なドアマンっぷりに前を通ると必ず入っちゃう「焼き樽」とか、いつかはその味に追いつきたいと日々研究している「餃子の栗林」とか、けやき通りの生き字引的な百年食堂「吉田屋」も……。

ほかにも「おもちゃのみのる」とか、素敵な店がいっぱいあるのになあ〜。みんな、どうなっちゃうのだろう。

うーむ、困った、というか気になって仕方がない……。

●再開発イメージ図

http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2011/05/20l5p300.htm

「府中駅南口再開発のお話」への6件のフィードバック

  1. 再開発で、地域経済は活性化するだろうけど、
    まちの個性が、無くなるんだろうなあ。

  2. 再開発そのものは、悪いことじゃないんだけどね。

    それをきっかけに、古くから商売してた人たちがヨソにいっちゃったり店を畳んじゃうようなら、その再開発は失敗だ、ってことではないかと思う、

  3. 変化に関してはいつもいろいろ考えてしまうよね。

    再開発とはちがうけど、
    ウチのあたりは下町ブランドで有名になったから
    どうも昔の下町とは違うよなあ。

    谷中銀座なんか、
    下町のブランド商店街になっちゃって
    賃料が高騰して、大変なことになっているみたい。

    それで根津あたりに流れてくる
    店もいるんだよね。。。

    昔ながらの人が住めなくなるってのは
    違う気がするなあ、、、、

  4. 懐古主義というわけではないのだけれど、
    「再開発」には、多少の抵抗感がある。

    でも、街の風情は変わっていって当然だし、
    それがまた個性にもなり得る訳で。

    ということで、俄然府中に注目が集まりました。

    根津は、またちょっと事情が違うね。

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