『湯けむりスナイパー』ドラマ化ッ!

テレビ東京系列で4月3日からスタート。全12回。公式サイトはこちら。タモリ倶楽部の裏になるのかな? 録画するからいいけど。

この作品、おじさんたちの憩いの漫画誌、漫画サンデーで連載されていて、いまPart3が展開中。意外と息が長い。原作者のひじかた憂峰ってのは、要するに狩撫麻礼なんで、世界観は毎度おなじみな感じです。とりあえず原作のほうのリンク。

湯けむりスナイパー(初代シリーズ、全16巻)
湯けむりスナイパー 花鳥風月編(全2巻)
湯けむりスナイパーPart3(月イチ連載中)

一流の殺し屋が引退後、そのバイオレンスな過去を隠し、ひっそりと秘境の温泉宿で住み込みで働いているという設定。特に作中で、切った張ったがあるわけではない。その主人公の源さん、無口なくせに女にはめちゃくちゃモテる。ただし、セクシャルなシーンはあんまり出てこない。そのかわり、温泉宿らしく(?)女体盛りが頻繁に出てくる。

今回のドラマ化、いわゆるマニア筋にはたまらねーです。只野仁的な展開があると面白くなりそうだが、ここはひとつ、テレ東さんに頑張ってもらいましょう。

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源さんといえばコレよね。とりあえず元気よく「ウイッス!」

本放送に先駆けて、ちょうど今夜、番宣があるみたいです。

速報!緊急特番放送決定!4月1日(水)深夜0:43?
放送まで待てない! 「湯けむりスナイパー」の魅力を徹底解剖!

◎独特の作品世界に迫る!
知る人ぞ知る、カリスマ原作の正体が明らかに!
◎主役”遠藤憲一”の全貌に肉薄!
三池崇史・堤幸彦・原田眞人
日本映画界屈指の名監督が語るその魅力とは
◎「ウィッス!」×「イイネ!」
「湯けむりスナイパー」的音楽の魅力
クレイジーケンバンド横山剣が語る主題歌「山の音」

など濃密な内容でお送りします!
一足早く「湯けむりスナイパー」の濃密な世界をご堪能ください!

カリスマ原作の正体が明らかに……って、まさかご本人出ちゃうの??

これは21世紀の蜂須賀なのか? マンガ『快男子SANIWA』

お久しぶりです。ボチボチ再開します。

えーと。このところ、漫画アクションの質が非常に高くなってきた。北朝鮮系を筆頭とした社会派作品に目が行きがちではあるが、谷口ジローがシートン動物記を描いていたりと、なかなかの盛況ぶりだ。

そんな中、満を持してと言うか、『オールドボーイ』効果を狙ってかは知らないが、土屋ガロン原作の『快男子SANIWA』という作品が、作画ふんわり氏で前号からスタートしている。

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驚愕! 『オールド・ボーイ』原作の土屋ガロンは狩撫麻礼だったんだ!

驚愕!とか言ってるわりには、すでに既知のことだったりして。ま、カスる人も少なそうだが(笑)。

最近、韓国で映画化されてカンヌでグランプリを取った『オールドボーイ』は、原作となるマンガが昔、週刊漫画アクションで連載されていたというのは有名な話(そういえばアクションっていま隔週刊になって復活してるのね。北朝鮮拉致問題マンガで話題ですが)。当時、アクションを愛読してたので、「すげぇな」と思いつつ毎週おっかけてたんだけど、まさか原作の土屋ガロンというけったいな名前の御仁が、かの狩撫麻礼だったとは……。どうりで、テイストに合ったわけだ。

どこで気づいたかというと、いま(映画特需で)書店に並んでる『オールドボーイ』のオビにそう書いてあったのだ。

狩撫麻礼は、『ボーダー』とか『ハード&ルーズ』などのマンガの原作を手がけ、一部(オレも含む)では熱狂的に支持されている。たぶん、狩撫麻礼名義で仕事をしたのは、やはりアクションで連載してた『タコポン』が最後? てっきりその後、クスリで死んだかあるいはストイックに旅に出たかと思っていたんだが、そうか別名義で仕事してたんだ……(といっても、オールドボーイ自体かなり昔のことですが)。

試しにググってみたら、こんなサイトが見つかった。え、ひょっとしてここにある作品リストの「Others」って、全部が狩撫麻礼なの….か……….???

なお、リンク先サイトの下の方に谷口ジローとのインタビューがリンクされていて、そこがまた興味深い内容。狩撫麻礼って関川&谷口コンビをかなり意識してたんだね。時代的にもおそらく『事件屋稼業』かと思うが、なるほど、そういうチカラ関係だったのか〜。