仏ヶ浦で火サスのロケに出くわす

下北半島は斧の形に例えられる。刃側の北端が大間で、柄の北端には尻屋崎という、お馬さんがいっぱい放牧されている名所もある。いっぽう、大間から刃に沿って南下すると、仏ヶ浦だ。

尻屋崎と仏ヶ浦、どちらも行ってみたいのだが、時間的に無理。そこで相方に「馬と火曜サスペンス劇場、どっちがいいか」と尋ねたところ、「火サス」と即答。ってことで仏ヶ浦へ。

何がどう「火サス」なのかというと、見た目が、である。いかにもドラマのクライマックスあたりで使われそうな景観なのだ。

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上は展望台からのショット。遠目じゃわかりにくいけどね。もう少し先に行くと、下降路が整備されている。けっこうな山道を下ること数十分。

迫力あるむきだしの巨岩が、ドドーンと。

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厳しい自然環境が作り上げたダイナミックな造型に、しばし見とれる。恐山といい、仏ヶ浦といい、下北はスゲーなあ。

遊覧船も出ていて、海から眺めるとまた佳いらしいのだが、さすがにそこまでの時間はなかった。しばらく散策していたら、奥のほうに人が大勢いる。なんと本当にテレビのロケをしていたよ。ADっぽいお兄ちゃんが「いま撮影中なのでここから奥は、ちょっとお待ち頂けますか」という。まあ、状況としてはわからんでもないので、ちょこっと待ってたけど、埒があかないので戻ることに。

スタッフさんが走り回っていて大変そうでした。なんの番組かは聞かなかったけど、そのうち放映されるのだろう。青森が舞台のドラマ? 本当に火サスかどうかは知らないけれど、絶対刑事モノだと思う。

帰路の登りは辛かったが、あとはクルマをぶっ飛ばして下北駅へ。無事にレンタカーを返却し、すっかり日も暮れた中、電車で移動するのであった。まだまだ旅は、終わらない。

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