昔の同僚と麻布で

はじめて会社勤務したときの部署の面々と飲んだ。総勢18名。会うのが15年ぶりとか、そんな感じ。

みな老いた。禿げたり太ったり鬱だったり。反対に病気で痩せたり身体に麻痺が残ったり。

それでも本質的なところは、なにも変わっていない。

「俺さあ、大人が電車の中で堂々と読めるエロ本を作りたいんだよね」

15年前とまったく同じ会話で盛り上がる。

思えばあの頃は、本当にぺーぺーだった。仕事で扱う内容が何もわかってないから、ふつうの人が1日で終わる仕事も3日徹夜でどうにか終わったり、そんな毎日。確か最高で、まるまる一週間会社に泊まったりもした。ひじ掛け付きの椅子を並べて快適に寝るテクニックとか、どうでもいいことに長けたり。

いまの自分があるのは間違いなく、あの頃のおかげだ。

そうそう、まだバブリーな時代の名残があって、毎日晩飯代で1000円支給されたりしたんだよね。でも僕と、仲のいい先輩の2人はいっつも自腹で外食してた。素直に貰っとけばいいのに。

最初は業務委託だったか契約社員だったか、採用のとき、先日も会った大学時代の同期が人事にいて、面接でバッタリなんていうこともあった。そのうち正社員になったけれど、いまの会社に移ってしまった。あのまま居続ければ、ストックオプションでウハウハだったのになあww

こないだの大学関係の飲み会でも思ったけれど、人との出会いはいいものもわるいものも含めて、本当に財産なのだなあ。しみじみ。

例によって新宿のパセラで朝までカラオケというコース。時節柄、加藤和彦を偲ぶ会。さすがに最後はつらかったが、元気をもらった。ありがとうございます。

一次会でお店の方から醤油をいただいた。豆腐料理と鶏料理が美味し、でした。麻布十番の『石塀小路』というお店。意外と安かった。

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