訳あって、四万温泉に行って来た。四万といえば、若かりし頃あのへんの沢に入り、ヒルの大群に襲われた苦い記憶があるのだが、今回はそんな自殺行為はもちろんしない。
ただ、前回訪れたときにはなかったダムなどもできており、さすが群馬は政治主導の土木建造物が多いナーと感心(?)。そういえば、矢場ダムは結局どうなるのだろう?
そんなことはさておき、この季節の北関東は新緑が美しい。ところどころ山桜などもまだ咲いており、目を楽しませてくれる。ダム湖の湖面は、まさにコバルトブルー。いやあ、いいところじゃないか。
その後、山に分け入って山菜を採ったり。フキやらワラビがイイ感じで取れた。あと、秘蔵のウドにもありつけた。これがじつにいい。
ウドといえば酢味噌? くらいの印象しかなかったのだが、東京あたりの、地下で育てるものとは違って、葉が青々。さっと湯がいて皮向いて、短冊に切り、そのまま食べる。美味い。マヨをちょっとつけてみる。劇的に美味い。さらに味噌マヨ、七味味噌マヨと続き、味覚メーターが軽く振り切れた。「おい、日本酒だろこれ!」状態である。