ほんとうは12月8日にこそ、こういったポストを投稿するべきだったのだろうが、こないだBSで放映していた「ジョン・レノン、ニューヨーク」というドキュメンタリー映画を見て、改めて自分がジョンが死んだ年齢をとっくに超えていることを認識し、愕然とした。
ビートルズが解散してからの10年。たったの10年で、ジョン・レノンは大いなる遺産を残してくれた。紆余曲折はあった。アメリカでの国外追放との戦い、ヨーコとの別離、酒、ドラッグ。
映画の終盤、ダブルファンタジーを収録し終えたあたりのモノローグで、ジョンは語る。
16歳に向かって歌ってるんじゃない
僕が歌ったり、曲を書いている時は
同年代の人たちを思い浮かべてるんだ
30代、40代……僕と同じ年齢だ
今じゃ妻子持ちさ
そんな彼らに向けて歌ってるんだ
若者もいいけど、共に育った連中に語りたい
“戻ってきたよ そっちはどう?”
“まわりとの関係は順調? いろいろと経験した?”
自分はもちろん、ジョンと同世代ではない。
だが、ショーンが生まれ、あたたかい家庭を持ち、円熟味を増した、
ある意味全盛期ともいえたジョン・レノンの年代を少し超え、
こういった台詞には無条件で胸の奥が熱くなる。
そんなわけでいま、毎日ジョン・レノンを聴いて過ごしています。
今年の更新はこれにて終了。
なんか儀礼的ではありますが、この1年の拙ブログのアクセスランキングなどを貼り付けておきます。なんか昨年のとあんまり変わらんなー。安定してサンフランシスコのストリップ劇場の話がランクインしてるのが、なんとも。
それではみなさん、よいお年を。
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いいエントリーですなー
ひとり居酒屋で頷いとりました。
来年もよろしく。
Yeah!
Starting over!
お疲れ様
ダブルファンタジー、いいよねー
普通になってからのジョンは凄く良い。
マイケルブレッカーなんかも
年取ってからの演奏が凄く良いんだよね。
そういうふうに行きたいもんだ。
日本だと、チャボなんかもそうかな。
年の功を出せるようにしないとなー。