このところ、首相官邸なんかで賑わってるドローンだが、個人的にはごくごく初期の携帯電話を思い起こさせる。
記憶は曖昧だが、むかしは最初に自動車電話みたいなのがあって、ごく一握りの経営者だったり、そういうニーズを満たしてたんだよね。これが「非」固定電話のさきがけだったと思う。そんで、肩掛け式のが出て、レンガみたいなハンディー型が出て、端末サイズは徐々に小型化していった。
そのうち、端末の買取制度が始まるんだけど、そのとき自分はフリーのライターをやってて、サラリーマン向けの雑誌で携帯電話の特集記事を作ったのをよく覚えている。モテたければ携帯電話を持て!みたいなw
その後の携帯電話の発展は、ご存知のとおり。電波は強く速くなり、端末は小型化、強化され、インターネットともつながり、いまや現代人の生活に必須とも言える情報端末に化けた。
私などが言うまでもなく巷間かまびすしいくらいだが、ドローンは今後、間違いなく大化けする。
もちろん法規制であったり、マナーであったり、乗り越えねばならない壁はいっぱいあるけど、いま我々が目にしているドローンは、初期の自動車電話だったり、肩掛け式の電話に近い存在ではないかと思うのだ。
電話の流れでいえば、ドローン自体がどんどん小型化され、機能が増え、飛行可能時間は飛躍的に伸び、無音化され、「未来人の生活に必須とも言えるデバイス」に化ける。連携する機器も、スマホだけでなくハード的にもソフト的にも数多く出現するだろう。
数年後、人々の頭の1cm上を、無音、無風で漂い、忠実にトラッキングするデバイスが出るとしても、不思議には思わない。
ヘッドバンキングなど激しい動きをしても忠実にトラッキングし、映像や音声を記録し、通知や警告などのコミュニケーションを取り、インターフェースも直接か間接かわからないけど多種多様で。形状だって、現在のプロペラな感じではなく天使の輪っかみたいなものになるかもしれない。
「おまえ、飲み会のときくらいドローン仕舞えよ」なんて会話が普通にされたり、通勤電車でドローン同士の衝突が原因で喧嘩になったり。それをまた周囲の乗客がネットで中継したり。
というわけで妄想しすぎで頭がいたいので、仕事に戻ります!