潮目も天候も良さそうだってんで、懲りずに伊豆で餌木をシャクってきました。
今回の釣果は、1パイ。
朝マズメで訪れた某岬で師匠のKちゃん含めてアタリすらないという惨状から始まったものの、日がある程度高くなってきたところで見切りをつけて移動して、どうにか昼前にゲットできた。

昨冬に初めて釣ったときは、どちらかというと「出会い頭」感があったが、一連のアクションからアタリへの反応、取り込みに至るまで頭で描いていたイメージ通りに進み、「なるほどこういうことか」と。終始落ち着いて対応できたのが、ちょっとレベル上がった感がある。
ちょうどKちゃんが仕事の言い訳の電話をしに、電波が届くところまで走っていった直後のことだったので、ポツンとひとり磯場にて快哉を上げた。

磯には磯の流儀がある
入浴&仮眠後、夕マズメも攻めた。根掛りしやすい場所ということで、エギロストも2回発生してしまったが、今回は老眼鏡を持っていったので仕掛けの再セッティングもまったく問題なし。

いろいろ餌木をローテーションしながら攻めたが、う〜ん、まだまだシャクリが甘いのか、ヒットせず。

Kちゃんは都合4ハイ。さすがッス。うち、ひとつはメスだったので良型だったけどリリースしていた。釣り過ぎちゃうとイカがいなくなっちゃうんで、というその考え方はまったくもって同意である。

日帰りも可能ではあったが、安い定宿の部屋が空いていたのでチェックイン。向かいの寿司屋で晩飯を食ったのだが、そこで出てきた花山葵がべらぼうに美味かった。聞けば、この時期はそのへんのスーパーで花つきの山葵の茎を売っているという。翌朝立ち寄り、実家の分と併せて大量に買い込む。

伊東のスーパーナガヤにて購入、ぜんぶ甘酢漬けにしちゃおうっと!
伊東では、佐野実の弟子がやってるというラーメン屋も堪能。じつに正統派でしみじみ美味いラーメンだった。行列ができるのも頷ける。


帰宅後、疲れきってはいたが小出刃を握ってイカを捌く。もう慣れたものだが、今回は墨と肝もきちんと食べたいので、丁寧に処理。肝ヨコの部位がいちばん美味いらしい。



あ、小さいほうが自分で釣ったやつです……w
今回、肉チャーハンの末広亭には行けなかったのでそれが心残りである。春のシーズンが終わらないうちに、あと1回来られるといいなあ。