今更だけど後藤くん問題について

下山後、盛岡で一泊。秋田杉ジンハイボールを痛飲した。翌朝仙台に移動して、J2の仙台vs磐田を観戦。我ながらタフだわ。

仙台駅のコインロッカーは全滅してたので、ecbo cloakというアプリサービスを探して、駅前のネットカフェに荷物を預けて地下鉄に乗った。

初めてのユアスタ。専スタだからとても見やすいよね!仙台サポの圧もけっこうあったし、試合も2-3で磐田勝利だったけど内容的には両チームとも非常に高いレベルだったと思う。

伊藤彰監督との因縁試合という見どころもあったが、終了後は伊藤監督が磐田サポに挨拶に来てたりとか、いいシーンもあった。

取った席は通路の真上で、パイプ類がちょっと煩かったけど、反対側ゴールで後藤君が放ったシュートが仙台DFに当たって軌道が変わり、GK林の手をかすめてゴールに吸い込まれた様子がクッキリ見えた。


試合後は仙台駅にて牛タン。有名な善次郎という店はさわやか並に混んでいたので、アーケード内の空いてる店でいいやと舌鼓。個人的には厚切りに価値を求めてないので、薄切りをカリッと焼いてくれるほうが好みなんだけど、まあそれはそれで。


ところでこの試合は、後藤くんの決勝ゴール後のパフォーマンスと、その後の一部仙台サポによるバス囲みが話題になった。

サッカーにブーイングはつきものだと個人的には思う。審判の微妙な判定に対してだったり、悪質なファールや遅延行為なんかはブーブー言いたくなるよね。それは分かる。

だけど、一定のリスペクトは必要だとも思っている。

相手がボール持っただけでブー、ビルドアップしてるだけでブー、おまけにクソッタレコールのような、小学生かお前は的なものについては、単にその応援チームの品格を落とすだけなんじゃないかなあ。

後藤くんはインタビューとかでは「ブーイング」としか言ってないんだけど、これは明らかに気遣いだよね。放送あるわけだし。

彼はリスペクトに欠ける汚らしい言葉遣いだったり、下品な野次、とりわけ「◯◯、◯◯、くそったれ!」という仙台のコールに対して憤りを感じていたのは間違いないと思う。◯◯には個人名が入ったりチーム名が入ったりしていたのだろうが、一般的なブーイングと、これらの下品な罵りは切り分けて考えるべきだろう。

仙台サポの有名YouTuberたちがこの件を扱っている動画もいくつか見たが、くそったれコールに言及しているものは皆無。コメントなどで指摘されているから分かってるはずだが、特定集団に対する気遣いなのか、敢えて知らんぷりしてお茶を濁すようなものばかりだった。

こういった「煽り」の文化は浦和に顕著だ。下位に沈むチームに対して「J2◯◯!J2◯◯」といったものもそうだし、くそったれコールも浦和が発祥(?)なんじゃないかと思う。よく知らんけど。仙台サポは浦和サポの姿勢に倣っているのだろうな。

浦和はACLを制した素晴らしいチームだ。あの埼スタでの試合は本当にすごかった。だからこそ、色々残念に思うことも多い。


試合前、対戦相手に応援するチームに所属していた選手がいて名前が読み上げられたとき、ブーイングするチームがある。

片や、元気でやってるな!とばかりに拍手や声援を贈るチームがある。

どちらが良いとか悪いとか言いたいわけではない。ただ、それぞれを好む人達がいるというだけの話だ。


ヒマな人は「くそったれコール」でググってみるといい。私もしてみたが、その中で印象的な記事をひとつだけリンクしておく。

あと、仙台磐田でいうと有名なのはこの動画だが、いやー、隔世の感がある。どうしてこうなった(哀)

後藤くんは今年チームを是が非でもJ1に上げて、アウェイ浦和戦で「後藤、後藤、くそったれ!」を受けてのスーペルゴラッソを決めてほしい。そんで海外に羽ばたこう!w

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です