鱈のコロッケとメロンの浅漬け

バダサオリさんという方がいて、このひとのポルトガル料理のレシピがけっこう好き。cakesという有料サイトで紹介されていた鱈のコロッケは、この冬何度も作ってるなあ。

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レモンを絞ってそのままでもイケるけど、OLD EL PASOのサルサソースとの相性が個人的には好き。

甘塩の鱈の切り身を2切れ。これにワインをまぶしてしばらく冷蔵庫で寝かせたら、電子レンジで2分くらい加熱。茹でたじゃがいも3〜4つと玉ねぎ1/2のみじん切り、それと鱈と生卵1個をボウルでぐちゃぐちゃにミックス。あ、鱈は皮とか骨とかはちゃんと取ることね。レンチンしたときに出た汁も入れる。彩りにイタリアンパセリのみじん切り(なければ普通のパセリでも)。ちょこっとだけ牛乳入れたりもするかな。

タネがゆるゆるだったら、小麦粉でも入れて(超テキトー)全体がボッテリとした感じになれば準備オーケー。そのままスプーンで形を整えながら油で揚げる。コロモとかは不要です。

あとは揚げたてをビール片手に食いまくる。

実家の浜松に、ブラジル系の皆さんが集うスーパー兼食堂があるんだけど、そこで食べたバカリャウのコロッケも美味かったな。さすがにホンモノのバカリャウは手に入れるのも難しいし、水で戻すのも大変なので、バダサオリさんのレシピは甘塩鱈を使うことが多いのだけど、けっこう本格的な味になります。

ちなみにバダさんはポルトガル料理についての本まで書いてらっしゃる。もちろん読んだが、これ読むと断然ポルトガルに行ってみたくなるんだよなあ〜。トルコかポルトガルが、いま自分の中では行きたい海外のツートップ。

ようこそポルトガル食堂へ (私のとっておき)
馬田 草織
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浜松つながりというわけでもないが、実家のカーチャンからメロンの浅漬が大量に届いた。東京だとあんまり見ないが、静岡県西部とか豊川とかメロン産地では、間引いたメロンをこうやって漬物にするパターンが多いね。味はメロンというよりも、まあ瓜だわなって感じ。

感涙!『大川端探偵社』がドラマ化!

公式サイトはこちら。

ななな、なんと、主演はオダギリジョーというから本気度の高さが伺える。もうちょっと眼光鋭ければ原作の「村木」っぽさが完璧なのだが、それでもオダギリジョーのキャスティングは満点であると思うのです。

『湯けむりスナイパー』だの『古代少女ドグちゃん』だの、ろくでもないドラマばかりを紹介しやがってとお嘆きの貴兄、今度こそは、今度こそはホンモノですよ!ていうか、湯けむりもドグちゃんも俺的には最高のコンテンツだし、狩撫麻礼とは関係ないけど『みんな!エスパーだよ!』も素晴らしかった。

あぁ、大川端探偵社の話でした。戻します。

正式には、『リバースエッジ 大川端探偵社』と言うのだよね。原作のコミックは、『ボーダー』とか『湯けむり〜』の根底に流れるおなじみの価値観をベースに、現代風のアレンジが施されて一般の方々にも読みやすく仕上がっております。

まさに狩撫麻礼の総決算とも言える、非常に良質な内容なので、ドラマはともかくこの原作コミックだけでも読む価値は十二分にあるわけでございます。作画もたなか亜希夫先生で、絵の巧さは折り紙つきですことよ。

なんと、本日現在Kindleで1巻が無料という、たいへんありがたいセールも行われているわけで、今すぐ読んでくださいと懇願する次第です(いつまで無料なのかはわからないので、お急ぎを)。

リバースエッジ 大川端探偵社 1
日本文芸社 (2013-12-06)

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予告動画のこのシーンを見ると、原作ファンであれば「あのエピソードやるのか!」とニマニマすること必至。個人的には「風俗嬢と不思議な客」「忘れられない味」あたりが楽しみで仕方がない。

4月が待ち遠しい限りですが、よもやの大ヒットで第2期決定!とか映画化決定!とか、そういう展開を期待する次第。

テレビを見てたら馴染みの店が

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晩酌しながら酒場放浪記を見てたら、大定がいきなり出てきてビール吹いた。

番組内では「個人名が飛び交う」的な話になってたが、まぁ確かに常連さんは非常に多いものの、そんなに敷居が高いわけでもないので、大丈夫ですよ(誰が?)。

締めの一句も、さすがわかってらっしゃるという感じですた。

最近行ってねーなー。

ベイビー☆ファイティングマン

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2014年が始まりました。今年も宜しくお願い申し上げます。

タイトルは、今年の自分にとってのテーマ(およびテーマ曲)。初めて耳にしたときから25年も経って、いまこの曲が自分の胸にズンズンと響く。

黒いバラとりはらい 白い風流し込む オウイェー!
悪い奴らけちらし 本当の自由取り戻すのさ

オウ ファイティングマン イェー 正義を気取るのさ
オウ ファイティングマン イェー オウイェー!

権力者の力には 鼻で笑ってこたえろ オウイェー!
お前の力必要さ 俺を俺を力づけろよ

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昨年暮れのこと。じつは、仕事でこっぴどい失敗をやらかしてしまった。

自分だけでなく、上司にも恥をかかせてしまった。P/L的な損失はないとはいえ、結果的にいろんな方々に迷惑をかけることにもなった。

原因はもちろん自分にある。ただ、単なるうっかりミスであれば猛省して立て直し、以後気をつけますとなるのだが、事態はそうシンプルではなかった。

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年末、いろいろ考えた。最終的には、やはり自分の「甘さ」に原因があるのだと行き着いた。風呂場で、汗をかきながら。

甘さにもいろんな甘さがある。馬齢を重ねてきた中で、その相当部分は排除できたつもりだったが、仕事の枠が広がれば広がるほど、関わる人が増えれば増えるほど、少し前の基準では通用しなくなる。

そして現状と照らし合わせ、どのように克服するかを考えたとき、徹底的に闘うしかないことに気づいた。

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思えば自分が、そして自分が属する集団が本当に大事にしているものを守り、前に進み続けるために、その周りには闘っている人が大勢いたのだ。

自身をすべて失っても 誰かがお前を待ってる オウイェー!
お前の力必要さ 俺を俺を力づけろよ

まだ、遅すぎることはない。彼らと同じ土俵に上がり、ともに闘いたい。全力で。