山で淹れるコーヒーについて

このところ、なんか触発されたのかコーヒーについてアレコレ考えている。

例えばコーヒープレスであれば、スノーピークのコレ。でもサイズ的に、せいぜい3人までか。

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アメリカの海軍さんが言うには、こんな製品もお勧めらしい。京都の小川珈琲さんもプッシュしとるね。フィルターを紙のやつじゃなくてステンレスのにすると、コーヒープレスのようなオイリーかつタフな味わいになるようだ。でも、一度に作れる量は厳し目。

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どんな器具を使うにしても、結局のところ重さに跳ね返ってくる。だったら原点に立ち返るのもよいのかもしれない。つまり、普通にケトルを買ってまとめてドリップするのではどうか、ということだ。意外と軽いし。

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いやでも、1人や2人ならともかく、4〜6名と考えるとドリップ中の保温が難題かもしれない。ドリッパーからコッヘルにポトポトしてる間に、夏山とはいえ気温も低いため、みるみる冷めてしまう気もする。個別にドリップするタイプであれば現実的か。

こうなったら、やはりコーヒープレスか。本体重量498グラムだが、1リットルサイズとドログバ級の頼もしさ。コイツが最強かもしれないと思ったりして堂々巡り。

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うーん、フィジカルがすごいぶん、やっぱり重いし割れたら最悪だな。

香りのよいコーヒーに、ブランデーとかラムを数滴垂らして朝のひとときを過ごしたい。できればたっぷりの量で、ゆっくり楽しみたい。

きっと誰かがなんとかしてくれるはずだ!(丸投げ)

NIPPON!!

確かにこれは、予選突破どころか優勝候補筆頭でしょう!

NHKサッカーのテーマ曲のことですけどね。今年は林檎姐さん。ぶっ飛ばしてます。他の出場国は、こーいうのあるのかしら? 誰かまとめページでも作ってくれないものか。





いよいよ後半戦Ver.の変態プレイ(あ、ベースの人とかね)がヤバイ。劣勢の展開もどうにかなりそうな雰囲気!

コメンタリーの動画はこちら。



サッカーだけでなく、人生において時折訪れる厳しい勝負の時に、絶対に勝ちに行く、そして楽しみに行く、というメッセージを込めたという。

楽曲自体、終盤の最も盛り上がるところ、オンベース的なリフレインで音数が多すぎたりして、NHKの視聴者向けにはハードル高い構成だったりするんだが、たいへんアツイ曲。閃光少女的なキャッチーさもあるし、ついつい購入してしまいました。

試合内容も、負けずにアツイものになってほしい!

ということで、代表チームの映像に乗せたバージョンも貼っつけておく。そのうち削除されそうだけど。


椎名林檎 NIPPON 投稿者 plutoatom1

ところで、なんかこの曲の歌詞が純血主義だの、尖閣がどうの、要するにケシカラン的な声がけっこうあるらしい。たとえばこの記事。http://joshi-spa.jp/102361

<この地球上で いちばん 混じり気の無い気高い青>

 「青」はつまり“サムライブルー”と称される日本代表のことですね。すると、このフレーズは「純血主義の気高い日本代表」と読めなくもない。ネトウヨ熱狂、リベラル発狂といったところでしょうか。

ほえええええ! 「なくもない」って!!! なんでそうなるんだろ。古くはカリオカとか呂比須とか、最近だと李忠成とかハーフナーとか、あと酒井高徳なんかは普通にハーフなんですが……。混ざるもの=血というのが短絡すぎではなかろうかというのは少数派なんですかね?

 たとえばグループHのアルジェリアVS韓国の一戦を中継したとしましょう。当然そのハイライトやエンディングでも『NIPPON』が流れることになる。

<万歳!万歳!日本晴れ 列島草いきれ 天晴>

 一体アルジェリアと韓国に何の関係があるのでしょうか。かといってドイツとポルトガルの試合ならばフィットするというものでもない。少し気が早いですが、仮にブラジルが優勝したとしましょう。ネイマールがカップにキスをする映像の背後で「列島草いきれ」と啖呵を切るような椎名林檎の歌が聞こえてくる情けなさといったらありません。ブラジルは広大な陸地です。

 やはりどんなシーンを想定しても、日本代表の試合以外では使えない曲なのです。
(中略)
 そうなると『NIPPON』がワールドカップ中継のテーマ曲として成功するためには、もう日本代表が優勝するしかなくなる。

ほえええええ! いや別に違和感ねーですよ!ブラジル×アルゼンチンの決勝でだって、普通に使えますって!

これを書いた方がどんなに偉い音楽評論家なのかは存じ上げないのですが、そんな重箱の隅つついてどうすんでしょう。

ユニフォームを称えるフレーズであったり、ピッチの芝、そしてあたかも視聴者すらがそこにいることを想起させるような言い回しと私は理解しているのですが、まあ世の中にはどんだけ議論を交わしても分かり合えない人やコトってあることですし、仕方がないのかもしれません。

妙なご時世だなー。

やっと出た夏号

渓流 2014 夏 (別冊つり人)
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6月に入ってから毎日にようにつり人社公式やらAmazonやらを巡回していたのだが、まるで音沙汰がなく、最悪のケースまで想像してしまったが、無事に出てました。ヨカッタ。

これといって目新しい情報はないんだけれど、ついつい毎号買ってしまうのだよな。とはいえ、ラバーソールの新型が出ていたり、遠野のタイマグラの記事があったり(「タイマグラばあちゃん」はホノボノしたいい映画だった〜)、服部文祥も大深沢の堰堤下でウグイに遭遇していたのか的な記述があったり、まだ細かいところまで読んでないけど大いに楽しんでおります。あ、『絶景 日本の釣り』はついポチってしまった。

そういえばコーヒーの記事もあったんだけど、ページが足りず消化不良でした。じつは山で飲むコーヒーについては、個人的にはコーヒープレスもいいんじゃないかと思っている。ドリップとちがってオイルが浮かんだり、粉っぽかったりもするんだけど、野趣あふれる味わいというか、けっこうマッチするんじゃなかろうか。

ていうか、普段からUCCがやってる府中のCOMFORT CAFEでは、いつもコーヒープレスばっかり飲んでるんだけどね。高校の頃は、今はなき浜松の名喫茶店、SUNにてトルコ・コーヒーを愛飲してたし。

スノーピークがコーヒープレス(チタン製)を出してるんだけど、3カップしか作れない。あとパッキングで凹ませると一発で死亡するみたい。まあ、素直にドリップが一番なのかもなー。

夏のビール

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梅雨入り前は毎週末、野川公園にピクニックに出かけた。以前書いた調布飛行場だと散歩の距離が稼げないので、オーソドックスに(?)小金井街道から野川沿いをテクテク歩き、バーベキュー広場を抜け、野球場を傍目に西武線陸橋をくぐり、「いつもの場所」を目指した。

当然、ビールは保冷剤とともに用意。最近のお気に入りは、ヤッホーの「インドの青鬼」である。上の写真では手前にある青いヤツ。ホップが通常の2倍、強烈な香りとアルコール7%という、ちょっとストロングな感じなのだが、屋外で楽しむのにピッタリな味わいなのら。

というわけで、今夏の山行用に採用決定。ガムテかダクトテープでしっかり補強して持って行こうっと。

いい仕事をする人たち〜W杯開幕に向けて



巷で話題ですね、この動画。

さすがは日清。グッジョブ!です。オマイラが愛してやまないカップヌードーは、こんなサムライが作っとんのやで〜(適当)、と。

手術痕だなんだ、いろいろノイズというか騒音もあるようですが、そんなの全部ふっ飛ばして、この動画みたいな感じで本大会でも強烈なインパクトを与えてほしいもの。いや、きっとできるはず!

あと今回のW杯は、個人的にはSmile for Nipponさんの「牡鹿半島の子をブラジルW杯に招待し隊プロジェクト」に参加できたので、一粒で二度美味しい感じ。

↓この記事がきっかけでした。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/soccer/japan/2014/columndtl/201404210005-spnavi

全体のことを考えて、まっとうにコトを運ぼうとすると、こういったことはできない。あれこれ言う外野の声には耳を傾けつつ、今できることをすぐやる、という姿勢が素晴らしすぎると共感した次第。

それにしても、これだけの規模のお祭り騒ぎに当事者(国)として参加できるとうのは本当にシアワセなこと。ブラジルなんで時差がまんま12時間あるけど、早朝の試合というのも乙なものですな。勝っても負けても、仕事が手につかない予感!!

あとコレ。

なんか手前味噌っぽくて申し訳ないが、いまこの時期にこそ広く読んでいただきたい本。1〜2時間もあれば読破できますが、とりあえず「まえがき」だけでも書店やKindleの試し読みで目を通してみて。心がアツくなります。

グループCの展望やら、大半はW杯観戦ガイド的な内容ではありますが、白眉なのが最終章。オシム視点での、日本サッカーの未来が滔々と語られております。

信じよ! 日本が世界一になるために必要なこと (角川oneテーマ21)
KADOKAWA / 角川書店 (2014-05-24)
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こないだ、NHKでオシムの番組をやってたけど、なかなかにグッとくる内容だったよね。この御方も相変わらず闘い続けているのだ。F組はアルゼンチン、イラン、ナイジェリア。是非ともボスニア・ヘルツェゴヴィナの決勝進出を願いたい。