移住計画

森戸海岸にて

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急に思い立って、逗子・葉山に遊びに行ってきた。

我が家では夜な夜な移住計画について話し合いが行われており、その候補地のひとつとして逗子・葉山エリアがあるのだが、実際どんなところなのか、行って歩いてみようという趣旨である。

葉山に宿を二泊とり、ウロウロ彷徨った。逗子駅周辺を歩きまわったり、海岸で遊んだり、友人の店で鳥料理を食いまくったり。冷やし中華が絶品だったなあ〜。

逗子駅から通勤するとどんなイメージかってのも、実際に横須賀線に乗って実感した。確かに乗車時間は長いけれど、噂通りで確実に座れるというのはデカイ。東京に出てからの、勤務地までの経路が若干面倒くさいが。

ところで逗子・葉山といえば海のイメージが強かったんだが、実際に行ってみると断然山だね。三浦アルプスという異名もあるようだが、季節柄新芽がたいへん美しい山並みが続き、大好きな東北の山にも通じるものを感じた。あんまり植林とかやってないんだろうなあ。

というわけで、たいへん良いイメージでした。夏になると人が増えて、また印象も変わるのだろうけど。

次は小田原に行ってみよう!

格闘技



とある週末、八王子まで格闘技のイベントに足を運んだ。馴染みのバーの常連が選手として出場するというので、その応援である。

いわゆる総合格闘技ってんですかね。詳しいルールとかカテゴリーについてはよく分かってないけど、ナマの肉体同士がぶつかり合う迫力は、ド素人にも十分に伝わってくる。「肘が抜ける」選手がいたり、

目当ての試合、応援してた選手は惜しくも2R判定負け。1Rでの速攻から寝技で関節が決まればよかったのだが、うまく逃げられてスタミナ勝負に持ち込まれたのが敗因か。

まぁ前日も飲んでたみたいだし、しゃーないw

アニメ『ピンポン』が素晴らしすぎた



アニメオブザイヤー受賞記念ということで、フジテレビオンデマンドにて無料配信中です!これ、本放送中は見逃してしまったのだよなあ。

原作をスピリッツで連載してた頃の松本大洋ってキレッキレで。『花男』とか『鉄コン筋クリート』とか、もういちいち解説する必要もないほどの名作を量産してたものだ。

で、アニメ全11話をぶっ通しで見ました。

昨年度下期に放送されていた『寄生獣』もずっと見てたけど、いい意味でも悪い意味でも原作に忠実な作りだったのに対して、『ピンポン』はすごい。すごすぎる。

原作にはない新キャラや設定が随所に盛り込まれつつ、Twitterやらゲームやら、果ては改正された卓球のルールとか、連載されてた20年前とは異なる世相を自然に溶けこませ、原作の素晴らしさをアニメというフォーマットで完全に昇華させ、そんでもって原作厨の皆さんには大変申し訳無いかつ失礼な話かもだが、完全に超えている。

卓球というスポーツが持つ独特なスピード感ってあるじゃないですか。原作も、静止画なくせに熱い攻防がスピード感を持って描かれてましたよね。

でもこのアニメでは、技術的なことは詳しくはないが、フレーム数やら流れの緩急が絶妙で、実写以上に卓球の魅力が伝わる映像になってる。むー。これはすごいよ。日本のアニメ、すごいじゃないか。そりゃあ賞をもらうのも納得の出来栄えですよ。

個人的に特に関心したのは上記のほかにいくつもある。全部書いてるとキリがないので抜粋。

・スマイルに負けて海に行く少年が最後までいい味を出していた
・「血は鉄の味がする」という松本大洋ならではの言い回しが、最後の最後でものすごくキレイに伏線回収される
・チャイナ(コン・ウェンガ)を筆頭に、いろんな「救い」がある

今週の日曜日まで無料で見られるので、未見の方は是非。寝る間を惜しんででも見る価値がある。いや、花見の予定をバックレてでも。原作を知ってるなら、なおさら見て欲しい。