2016年最後の投稿

今年もいろいろありましたが、振り返ると酒のんでばっかりの1年だった。

仕事は、順調とはいえないまでも会社としては爆発的ヒットにも恵まれ、どうにかホッと一息といったところ。自分の部署は足場がかなりグラついているものの、理解ある上司や同僚にも恵まれ、部下も徐々に育ちつつある。環境としては悪くないかな。

プライベートでは子供の成長を軸に、こちらも順調である。来年は就学前の最終年ということで、秋にはいちおう「お受験」なるものを体験してみるつもり。地元の公立校で十分なのだが、ダメ元で、通える範囲の学校を受けることになるだろう。我が母校の系列校は、もちろんスルーです。通える範囲ではあるのだが、あまりにもハードルが高すぎて本気出さないと絶対無理だし。

今年は母親の癌も大きなトピックだったが、こちらは以前書いたとおり予後も順調。来年は北海道にでも連れて行ってやりたい。札幌の伯母も高齢だし、できるだけ会わせてやりたいものだ。やはり健康が第一。

問題は、実家の家業をどう畳むか。畳むにしても会社の精算(あるいは継続)など兄とも色々相談しないといけない。こっちはちょっと憂鬱である。

筋トレを継続して行うこと、ソーシャルをほどほどに控えること、読書量を増やすこと。この3点が来年のささやかな目標だ。

(老眼ではなく)近視が進んでいる。メガネの購入をすべきかどうか悩んでいるが、視力の落ち込みを喰い留めるべく、いろいろ努力しよう。

皆様におかれましても、よき1年となりますように。

メリークリスマス

昔はどうでもいいと思っていたクリスマス。それが、家族ができただけで、けっこう楽しみにしている自分に、ちょっと驚く。

ひとに何かをプレゼントするというのは、じつはそんなにある機会ではない。

魔女の宅急便のあのセリフ、「きっと その子もおばさまの誕生日を知りたがるわ。プレゼントを考える楽しみができるから」を、この年齢になってようやく実感できている。

べつにプレゼントなんて大したものじゃなくていい。今年のムスメへのそれは、本人たっての希望で「包丁」を買ってあげた。着々と調教が進んでいる次第である(なんのこっちゃ)。

暦の関係で早めに帰省するので、クリスマスパーティーは実家で開催する予定だ。特別なご馳走がなくても、ちょっとしたケーキなんかを食べるのが佳い。ケーキを切り分けるということ自体がこんなにわくわくする行為なんだってこと、おじさん知らなかったよ。きっと爺婆も同じ気持ちなんだろうと思う。

もちろん、子供が小さい今のうちだからこそ味わえることなんだろう。いつか書いたこの記事のリンク先のように、あと10年もすれば、クリスマスの夜に昔を思い出して目をうるませる自分がいるような気がするんだけどね。

カメラ欲しい病

私がカメラに求めるものは、そんなに多くはない。小型軽量であること、防塵防滴であることの2点だ。

え、オマエdp quattroとか使っててよくそんなこと言えるなという感じですが、だからこそです。ハイ。

長らく単焦点コンデジを使ってきたが、やはり子供が大きくなってイベントごとが増えてきたり、そもそもの動きのアジリティが備わってくると、それなりのレンズやAF性能を求めてしまうんである。

現時点での選択肢としてはFUJIFILMのX-Pro2か、オリンパスのOMD-EM1 mk2の二択である。X-Pro2は、なんといっても歴代フジのフィルムシミュレーションがおっさん的にソソる。PROVIAとかACROSとか、もうそれだけで失禁しそうだ。

OMD EM1 mk2は最近出た機種だが、m3/4ならではのコンパクトさがよい。連写とかはいらないんだけど、実直にm3/4を進化させてきたオリンパスだけあって、トータルとしての性能がすこぶる良さそう。

あー悩ましい。αも悪くないんだよなあ。どうせ資金はないんだけど、悩ましい。

遠州焼き

ソウルフード、というと大げさかもしれないが、地元の浜松には「遠州焼き」と呼ばれるお好み焼きがある。尤も、そんな名前は最近知ったわけですが。

特に大したなもんじゃなくて、敢えて特徴を書くとすれば①沢庵が入っている、②焼き上がりが薄い、③薄く焼いた円形のお好み焼きの両端をパタパタと畳みコテて細かく切って出て来る、といったところだろうか。

お好み焼きを出す店もそれなりにあったが、子供の頃の自分にとっては、お好み焼き=駄菓子屋であった。

多くの駄菓子屋には鉄板があって、ヨボヨボのばあちゃんが焼いてくれるわけだ。

自分が小学生低学年の頃で一枚50円くらいだったかな。そんで、小遣いが足らないときは、20円出して目玉焼きを焼いてもらう。ただソースをかけて青のりをふった目玉焼きの美味かったこと。

あと、そのペラペラのお好み焼きで焼きそばをくるんだものもあって、これは浜松でもエリアによって呼名前が違うんだが、私の住んでたあたりでは「バクダン」と呼ばれていた。モダン焼きっぽい感じですかね。

今となっては、駄菓子屋は絶滅危惧種。もはや幼いころ通っていた店はすべて無くなっているが、遠州焼き的なものは探せば出す店はそれなりにある。

写真は、先日帰省した折に立ち寄った店のもの。餃子とお好み焼きと焼きそばしかないという潔い店である。

ムスメと一緒にパクつきながら、遠い幼い日を思い起こすのであった。

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