メリークリスマス

昔はどうでもいいと思っていたクリスマス。それが、家族ができただけで、けっこう楽しみにしている自分に、ちょっと驚く。

ひとに何かをプレゼントするというのは、じつはそんなにある機会ではない。

魔女の宅急便のあのセリフ、「きっと その子もおばさまの誕生日を知りたがるわ。プレゼントを考える楽しみができるから」を、この年齢になってようやく実感できている。

べつにプレゼントなんて大したものじゃなくていい。今年のムスメへのそれは、本人たっての希望で「包丁」を買ってあげた。着々と調教が進んでいる次第である(なんのこっちゃ)。

暦の関係で早めに帰省するので、クリスマスパーティーは実家で開催する予定だ。特別なご馳走がなくても、ちょっとしたケーキなんかを食べるのが佳い。ケーキを切り分けるということ自体がこんなにわくわくする行為なんだってこと、おじさん知らなかったよ。きっと爺婆も同じ気持ちなんだろうと思う。

もちろん、子供が小さい今のうちだからこそ味わえることなんだろう。いつか書いたこの記事のリンク先のように、あと10年もすれば、クリスマスの夜に昔を思い出して目をうるませる自分がいるような気がするんだけどね。

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