「タモリ倶楽部」が好きという人は多いと思う。私も、毎週欠かさず見ている番組だ。昨夜は、特殊な地図というテーマだったのだが、そこで紹介されていた環境省の植生図が、ネットで閲覧できるというテロップにはココロときめいた。
番組終了後、ひとっ風呂浴びて、ビールを飲みながらググってみたら即発見。それがコチラ、「植生自然度調査」というページ。
ちなみに環境省では、ほかにも巨樹、サンゴ、動物分布など興味深いデータも公開してくれている。こりゃ〜おもしろそうだ!
とりあえず、毎年訪れている東北あたりの地図をいくつかチェックしてみた。下は八幡平。
明るい緑がブナ郡団系。見事に大深沢、葛根田川流域と一致するんだ。八幡平エリアの稜線は、オオシラビソ系。さすがに標高が高いもんね。
もうひとつ。最近、70すぎの血気盛んなおじいちゃん達が沢登りで遭難騒ぎを起こした森吉山。桃洞滝を見て、ヘンなところに血が巡っちゃったにちがいない。
森吉山自体は、上の図で言うと左上にあります。同様に、明るい緑がブナ系。ピーク周辺はオオシラビソだけど、その周りは見事なまでのブナの森なんだね。さすがはマタギの本場。
上の2つは、どちらも5万図で1981年の調査結果。ぶっちゃけ古いけれど、雰囲気はつかめるよね。最新の調査は2.5万図でデータが用意されてるのに、このあたりはまだカバーされてないのが残念なところ。居住エリアじゃないから後回しになっちゃうのかな。
いやー、秋の夜長に酒飲みながらボンヤリ眺めるのには最高のサイトだわ。環境省GJ!
こういう森の観察の仕方もあるのだね。
この植生図持参で山に入るのも一興だ。
これは凄い、
年々サイトが進化しているね。
保育園仲間で研究者夫婦が居るのだが、
かなり山を歩き回っている。。。
日本は森の国なんだよねぇ〜。