ちょっと早めのクリスマスプレゼントとして。
夢中になって読んだ、あの頃が懐かしい。
えと、とりあえず装丁がハンパないっす。三冊セットだとズッシリ。いや、一冊だけでも相当重い。二段組で1600ページとか。寝る前にちょっとずつ読み進めたとして、読破するのに何年かかるやら……。
初めて読んだのは、たぶん小学生だったかな。図書館にあったのか、それとも学級文庫か。高校くらいまではたまに手に取ったりしてたはずなんだけど、実家に帰れば残ってるかも。
星新一は、いくつかココロに残る話がある。それだけを探そうと思っても無理だし(笑)、そもそもこの紙の塊を前にするとそんなつもりは微塵も湧いてこない。じっくり読み進めていくうちに、「ああ、これだこれだ」と思いがけず再会するのが楽しみです。そんな意味でも、思い切って買ってみてよかった。
なお有名な話だが、母方の祖母が、森鴎外の妹の小金井喜美子。これも血筋ですねぇ。