府中というよりは分倍河原なんだろうけど、自宅から徒歩圏に、評判のよいピザ屋さんがありまして。散歩であのへんに行くと、いつも満席で悔しい思いをしていたので、昨年末に予約を入れて初体験してまいりました。
店名は、欧文表記だと「Pizzeria Bel lino」ですね。店内に入ると、ドーンとピザ窯がしつらえてあり、期待が膨らみます。
お願いしたのは、まず定番的なマルゲリータ。生地はやや厚めなナポリ風。焼き立てアツアツを、ムフーッと鼻息も荒くかじりまくり。
次に頼んだのは、チーズが香ばしいクワトロフォルマジオ。焼くのにかかる時間は10分程度ということだったので、1枚ずつオーダーしたんだけど、こちらもあっという間に胃袋へ。
イタリアから持ってきたという窯は、ギッシリ埋まった客の注文でフル稼働です。
メニューの表側に、ナポリ人はピザをナイフとフォークで食べるんだよ〜と書いてあるのでその通りにしてみようかと思うのだけど、ついつい手を使ってしまいますな。いやしかし、これは美味いから一刻を争うように口に運ぶためであって仕方がないのだ。うむ。
会計を済ませて店を出たら……こんなの初めて見た。スープ切れで閉店するラーメン屋のごとし。