もし佐々木希がババヘラアイスの売り子だったら

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ババヘラアイスに初めて遭遇したのは、角館だったと思う。さっぱりとしていて、言ってみれば「昔のアイスの味」のような。

そんなババヘラアイスのすべてがマンガと文章でわかる本、『ババヘラ伝説』を購入。一気呵成に読了した。感想は、素晴らしいの一語に尽きる。私が大好きな、秋田の無明舎出版の本で、装丁はちょっとシンプルだけど、内容は濃ゆい。名著である。

・雪の日もババヘラアイスが売られるのはなぜか
・なぜ辺鄙な場所でわざわざ売っているのか
・ヘラを使うのはなぜか
・そもそも「ババ」ばかりなのはなぜか

うーん。いろいろ腑に落ちた。そしていま、モーレツにババヘラアイスを食べたくて仕方がない。

アイスの売り子が佐々木希である可能性は何%あるのかについて思索に耽りつつ、「こまち」に飛び乗りたいものである。秋田は最高だ。

なお、この本はAmazonなんかでも買えるけど、できれば版元から直接どうぞ。地方出版の鑑。地元に根ざした、本当に素晴らしい出版社なのだ。やはり北東北三県は、文化の成熟度が高いんだと思う。社長の安倍さんの著作やコラムなんかも異常にレベルが高く、いちファンとして応援しております。

無明舎出版
http://www.mumyosha.co.jp/

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