TRAVESSIA

ソチは終わってしまったけれど、夏にはW杯があります。今回はご存知のとおりブラジル。ブラジルといえばボサノヴァ。ボサノヴァといえば、私の大好きなスタンダードで“TRAVESSIA”という曲がありまして。

この曲は、ムーンライダーズのカバーが初体験でした。NOUVELLES VAGUES(ヌーベルバーグ)というアルバムのトリを飾る曲だったのですが、ミルトン・ナシメント(Milton Nascemento)の曲に、こないだ急逝したかしぶち哲郎が日本語詞をつけているのですね。



トラベシアは世界的にも知られた名曲でありまして、いろんなアーティストがカバーしています。中でも印象的なのは、ビョーク姐さん。もうこの人が唄うと、この人の曲になっちゃうってくらいですが、それがよい。



あと、小野リサのカバーもよいです。ビョークとは違う意味で、これもまた小野リサ節が全開。



日本人だと「のっこ」もカバーしてます。歌詞はムーンライダーズバージョン。昔レベッカやってたNOKKOですね。個性という意味では上の2人と比べると若干薄いですが、そこはそれ。



というわけで、最後に原詞をコピペしておきます。

TRAVESSIA

Quando voce^ foi embora
fez-se noite em meu viver
Forte eu sou mas na~o tem jeito,
hoje eu tenho que chorar
Minha casa na~o e´ minha,
e nem e´ meu este lugar
Estou so´ e na~o resisto,
muito tenho pra´ falar

Solto a voz nas estradas,
ja´ na~o quero parar
Meu caminho e´ de pedras,
como posso sonhar
Sonho feito de brisa,
vento vem terminar
Vou fechar o meu pranto,
vou querer me matar

Vou seguindo pela vida
me esquecendo de voce^
Eu na~o quero mais a morte,
tenho muito que viver
Vou querer amar de novo
e se na~o der na~o vou sofrer
Ja´ na~o sonho, hoje fac_o
com meu brac_o o meu viver

【EDIT】
しまった、大事なことを書くの忘れた!

なんでこんなエントリを書いたかというと、三崎で活動している「かもめ児童合唱団」というのがあってですね、その動画に感銘を受けたからなのです。これも、かしぶち哲郎バージョンの詞ですが、なんとも無垢な感じが素晴らしい。

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