Emergency Room

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このところ、すっかり更新をサボってしまっている。月並みだけど仕事が忙しい。

そんな中、ちょっとした出来事があったので記録として残しておきたい。ERのお世話になったのだ。長文になってしまったが。

45ともなると、完全に中年なわけなので体のアチコチがちょっとずつおかしくなってくるよね。若いころだったら考えられないようなことが起きる。

多忙モードで睡眠も足りてなくて、なんかヘンだなーっていう兆候はあった。昼に刺身定食を食べたんだけど、それがドカ盛りで有名な店で、調子に乗ってライスも大盛りに。ウマイウマイと平らげて、ゲフーと会社に戻ってきて仕事をしていた。

夕方、突然妙な吐き気を感じた。唾液がやたらと分泌される。あ、これ吐くかもと思い、トイレに駆け込んだ。

ウゲーとえづくものの、吐瀉物は出ない。胃がキューっと持ち上がるんだけど、特に胃液の逆流なんかもなくって、ちょっと苦しいだけ。そのうち喉が出血したのか、唾液に血が混ざりだした。

5分ほど安静にしていたら吐き気も収まり、体調も回復。食べ過ぎたせいかしらんと、呑気に仕事を続け、夜帰宅。

風呂を上がって晩酌していたら、なんだか脇の下がモゾモゾする。なんかカイーなと気にもせず、しばらくビールを飲んでいたのだが、かゆい箇所がだんだん広がってきた。脇腹、腕の内側。さすがにおかしいと思い、洗面所の鏡で見てみたら、体中にジンマシンのような、蚊に刺されたときのようなデキモノがブワーッと発生していたのです。

うわ、うわ、うわ、と慌てているうちに、みるみるデキモノが広がっていく。股間に、腿の内側に。体の柔らかい部分に集中的に発生している模様。

このとき、救急車を呼ぶことも考えたんだけど、とりあえずはインターネッツで検索。近所のでかい病院にERがあったので、直接電話で問い合わせた。担当の方に細かく症状を伝え、熱や痛みはなく歩けるので、タクシーなどですぐ来てくださいと言われる。

いそいそと着替えて、マンションを出て通りでタクシーを捕まえる。病院名を告げたところ「ERですか?」と訊かれ、専用の窓口近くまで行ってくれた。なんか慣れてるなー、という感じ。

待合に入ると「2時間待ち」という非情なディスプレイが目に入ったが、実際には1時間ちょっとで診察を受けることができた。

経過時間から言って昼間の食事は関係ないし、家族と同じものを食べて自分だけ症状が出たのであれば、そこが怪しいが、どれもこれも食べ慣れたものばかりだし、鮮度も悪いわけではない。結論としては、原因不明。

診察を受ける頃には症状も収まりつつあり、痒みもずいぶんと減ったので、念のための薬だけもらって終了。帰路も、病院前にタクシーがズラーっと並んでたので問題なし。午前3時頃に帰宅。

なんだろうな、やっぱり体力が衰えているのかな。抵抗力が弱まってるところに、何らかの因子が作用したんだろうなあ。その後は特に問題ないし。

それにしても、夜更けのERには色んな人がやってくるね。高熱を出した子供とか、バイク事故で顔面血だらけで膝潰れてる人とか、ストレッチャーに乗せられた大正生まれのお爺さんとか。

まあ、いい経験になったということで。

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