さあ、愛鳥週間<Bird Week>が始まるよ、っと。
セパともに優勝チームが日本シリーズを争うというのは、何年ぶりのことだろうか。そのほとんどはホークスのせいだったりもするんだけど、ともあれ今日からです。
もう何十年も前のことだけど、この両チーム、一時期は完全に「裏」日本シリーズ認定されてて、オープン戦などで顔合わせがあると「最下位決定戦」などと揶揄されたりする時代があったのね。
マンガ「あぶさん」にも、この2チームが開幕から負けまくっていて、でもプロ野球ニュースの佐々木信也アナが、「来週から愛鳥週間だから、他のチームは可愛がってあげてね」とかほざくエピソードがありました。何巻あたりかは忘れたけど。
予想もへったくれもないんだが、短期決戦の場合、僅差のロースコアか一方的な試合に偏りやすいので、僅差であればホークス、相手のやる気がなくなるくらい点差を広げての死体蹴りモードに入ればスワローズ、みたいな流れかなあ?まぁ楽しみにしております。
個人的には、工藤采配は近代野球の完成形に近いと思っていて、おそらく彼は基本となる理念は広岡〜森の系譜をきちんと受け継ぎつつ、選手の起用法や将来設計については、広岡や森の時代から大幅に変わった現代野球にきちんとフィットさせているのが印象的。一部の主力を除きポジション固定せず、ユーティリティー・プレーヤーを多用するであるとか、中継ぎ・抑えをきちんと休ませるであるとか、たいへん理にかなっているんですよね。
また、先日のCSファイナルでも見せた千賀の使い方を見るに、星野、王、秋山タイプの型にはめる野球ではない、短期決戦に特化した柔軟な采配も得意だ。コーチ経験がないまま監督になったのは不安要素と言われていたが、多くのチームを渡り歩いたことが、相当プラスになったのではないかと思う。
とりあえず、第5戦のチケットだけどうにか取れたので、どちらかの4タテだけはやめてほしい。あと、週明けは雨降らないでほしい。