残り2節

J1は残り2節で、優勝争いも残留争いも混沌としている。


特に残留争いは、見たことがないくらい熾烈だ。例年だと飛び抜けて弱いチームがあったりして、9月くらいでほぼ1枠決定、みたいなことが起きがちなのだが、今年は最後の最後までわからない。

レベルの差が縮まっているとも言われるが、夏の移籍の出入りの影響もあるのかもしれない。

 京都34 ◯◯◯◯セセセ磐磐磐
 福岡34 ◯◯◯◯柏柏柏浦浦浦
 清水33 ◯◯◯鹿鹿鹿札札札
 ガ大33 ◯◯◯磐磐磐鹿鹿鹿 
 磐田29 ガガガ京京京

いまコレ。どのチームも基本苦しい戦いが続く。

ジュビロ以外のチームは33節がホーム、34節がアウエイ。ジュビロは逆に、33節がアウエイで34節がホーム。このあたりがアヤとなる気もするよね。

例えば、浦和、札幌、鹿島なんかはすでに今期の目標を失った状態ではあるものの、最終戦となれば意味合いも変わる。

セレッソは、まだ3位を狙える位置にいる。柏は(ほんとうに残念なニュースだった)工藤の件で特別な気持ちで試合に入ってくるだろう。


33節を展望してみる。

・京都-セレッソ
ここにきて京都が元気がない印象。ウタちゃんが不調だからかな、得点の匂いが薄いんだよね。対して、セレッソは3位ACLの可能性に向けて最後のムチを入れるところ。

・福岡-柏
ここのところ勝ちを拾えていないのが柏だが、通常の試合以上に気合を入れてくるのは間違いない。対する福岡は外国人のフィット度も含めて上向きな気配漂う。バチバチな展開になりそう。

・清水-鹿島
ダービーでまさかの引き分けとなった清水は、サポの声出し事件なんかもあってチーム含めた周辺が騒がしい。対する鹿島も、なーんか状態悪い。しかも樋口と広瀬が累積で出られないとか、まさに最悪。

・ガンバ-磐田
相手が倒れるまで殴り続ける試合。引き分けは共倒れ。優勝決定戦ならぬ最下位決定戦に限りなく近い。選手のパワーはガンバが圧倒的だが、ここにきて秘密兵器・古川が本格的に覚醒するかどうか。

単なるファン目線で言えば、33節終了時点でこうなると面白いなーってのが下。

 湘南35 ◯◯柏柏柏
 京都34 ◯磐磐磐
 福岡34 ◯浦浦浦
 清水33 札札札
 ガ大33 鹿鹿鹿 
 磐田32 京京京

ジュビロ以外全部負けるとこうなる。ついでに湘南も鳥栖に負けたら、と仮定して追加。

34節は画面が5つ必要になるね。


ジュビロサポ目線で、ガンバ-磐田戦の見通しを書いてみる。

そもそもガンバはこの位置にいるチームじゃない。宇佐美が怪我してたってのはあるかもだけど、選手層は厚いし、マジでどうしちゃったの?

とはいえ宇佐美復帰でチームは生き返った。横浜相手にガンバと磐田がともに買ったけど、ガンバの勝ち方は良かった。磐田は完全に弱者のサッカーでワンチャンをモノにしたもの。

普通に考えたら、ガンバが3-0くらいで勝つでしょうよ。吹田も満員らしいし。

磐田は累積の関係で遠藤がフルタイムで出そう。この遠藤の使い方が難しいんだよね。ここ最近はスタメンから外れていて、途中から出たら出たで、走れないしスプリントもアレだし。

3-4-2-1ベースの5-4-1で守備から入る展開、つまりいつも通りの引いて耐える前半0-0で後半勝負の入り方で本当にいいのか。遠藤スタメンで中盤の守備強度を保てるのか。

渋谷監督的におかれましては、バクチは打たないだろうけれど、バクチ打たないと終わっちゃうよとも思う。

古川は、遅くとも後半開始から投入してほしいなあ。相手も対策してくるだろうけど、古川が左から突破試みてファールもらって、遠藤がFK決めるみたいな夢展開が見たい。左側からなら、遠藤の右足は脅威でしょうよ。

サッカーおもしれえなあ。

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