試合後の酒の苦かったこと!

このチームを、あとほんのちょっとでも長く見ていたかった。


それにしても、まさか相手GKがあんなPK職人だったとは……。90分+30分で試合を決めるだけの力がなかったということに尽きるが、よもやの先制点を取ったものの、後半早々に追いつかれ、三苫や浅野へのロングボールもキッチリ対策されていた。やっぱつえーよ、クロアチア。試合巧者だよなあ。

でも日本が出場したワールドカップで、いちばん面白かったし興奮した。ありがとうとしか言えないし、選手にはミスや悔いもあるだろうけれど、それも糧として成長した姿をまた見せてほしい。

三苫は怪我にだけは気をつけて、ビッグクラブへと羽ばたいてくれ。


今になって思うと、やはり森保監督はグループ1位抜けを真剣に考えた結果として2戦目にターンオーバーしたに違いない。

ベスト16が出揃い、各試合の結果を見ればわかる。2位抜けチームがことごとくランキング上位に跳ね返されている。軽く弾き返されたようなゲームもあるし、あからさまな力の差を見せつけられたブラジル-韓国戦などは象徴的だ。

1位で抜けて、2位のチームと戦うことこそがベスト8を狙うための条件であり、誰よりも真剣に考えたのだろう。


日本にとって不運だったのは、相手がクロアチアだったことだ。

もしこれがアメリカやセネガル、ポーランドやオーストラリアだったら……。つまりはそういうことだ。組み合わせのアヤではあるが。

最終日、勝ち上がるのはスペインとポルトガルが順当なところか。スイスも可能性高そうだけど。

今回のワールドカップで番狂わせといえば日本とモロッコなわけだが、ともに相手がクロアチアやスペインというところが妙なめぐり合わせを感じてしまう。

モロッコもいいチームだが、彼らが2位抜けだったら日本の相手となったわけだし、逆に日本が2位抜けだったとしてもベスト8を賭けて戦う相手はモロッコだった。

いまのところベスト16の試合で拮抗した展開になったのは日本-クロアチア戦だけだ。モロッコには、ともに予想を覆して1位突破した仲として、がんばってほしい。


すっかり名監督になってしまった森保だが、結局町野と柴崎は使われることなく大会を終えた。

最後の最後で右サイドに誰かおらんかったかなーとか思ったりするけれど、それも結果論。総じて納得のいく采配だったかと思う。久保の体調不良も運不運のうちだ。


日本代表のおかげで楽しい酒がいっぱい飲めた。本当に感謝したい。ありがとう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です