そんなわけで、毎度おなじみ飽きもせず懲りもせず、いつもの葛根田は中ノ又沢を詰めてまいりました。
今回、台風が来ていたせいで天気予報が安定しなかったので、直前までどういうスケジュールにするか悩んだ。滝ノ上温泉に前泊するってのもアリかな、とか。
ただ台風通過後は天候が回復してきたので、当初の計画(以下)どおり行ってみようってことに。
葛根田地熱発電所〜中ノ又沢出合 C1 C1〜中の又沢奥の三又付近 C2 C2〜大白森山荘〜田代平山荘 C3 C3〜乳頭山〜千沼ヶ原(ピストン)〜乳頭温泉
稜線に出てからがんばって、田代平山荘をベースに乳頭山と千沼ヶ原を愛でるというもの。
誤算がいくつか、これもいつものようにありました。その最たるものが、交通費を節約しようとアプローチに夜行バスを使ったこと。
初めての夜行バス。初めてのバスタ新宿。ちょうどヴィッセル神戸vsバルサ戦の夜だったこともあり、ユニ姿の客が大勢。さようならイニエスタ。
夜行バスって読書くらいできるもんだろうと勝手に思ってたんですが、発車後20分くらいで全消灯、スマホとか光る電子機器も使わないで!っていうルールなのね。窓際席もカーテンがビシッと閉じられて一切の明かりがない、漆黒の世界。走る監獄かこれは。
三列シートにしたことだしグッスリ眠っちゃえばいいんだろうけど、これがなかなか寝付けない。中央席だったため、両サイドがトイレへの導線になっており、トイレに行く人が行き来するたびに何らかの干渉があって(カーテンこすったり、なんなら体に当たる)、とても安眠できる状況ではない。う〜ん、へべれけに酔ってから乗ればよかったか。
さらには2時間おきくらいにSAに停車するのと、再出発時に乗務員が座席チェックに来たりして、それも落ち着かない。
結局、明け方にウトウトした程度で、ほぼほぼまんじりともしないまま盛岡駅西口バスターミナルに到着した。なんというか、疲労感がすごいw
では会計的にはどうか。
始発新幹線+タクシー 新幹線:14600円(盛岡まで) タクシー:11200円(盛岡→滝ノ上温泉) 合計:25800円
夜行バス+在来線+タクシー 夜行バス:7000円(盛岡まで) 在来線:330円 タクシー:7800円(雫石→滝ノ上温泉) 合計:15130円
およそ1万円を節約できたことになるけど、夜行バスによる体力消耗+寝不足をどう考えるかだな。あと、始発新幹線の場合、がんばっても滝ノ上温泉に着くのは10時前後となるが、夜行バス利用だと9時前後。約1時間の違いもある。
誤算というか、あらかじめ分かってはいたものの昨秋に比べるとザックが重い。
・釣竿と釣具、調味料一式
・新規導入したアクションカメラ(Insta360 x3)+超長い自撮り棒
・軽アイゼン
・バッテリーを10000mAhから20000mAhに変更
このへんが、昨秋に比べると増えた装備。出発前にザックリ計測したザックの重さ(沢装備含む)が21kgだったので、3kgくらいは多かったんじゃないかな。
いい加減学習しろよとも思うのだがレーションが多すぎる。食料計画も、岩魚が釣れる前提で組まないとダメ。余りまくった。
あとね、前回に比べると体重も6kgくらい増えてるんですわw
<今回の忘れ物>
・熊鈴(いつも絶対忘れる)
・新聞紙(盛岡駅で買おうと思っても絶対忘れる)
・釣り用の餌(コンビニでカマボコ買ってそれで釣ろうと思ってた)
うーん、けっこうヤバいな自分w