天童漫遊記〜詰め将棋とコンニャクと紅花

明けての月曜日は有給を取っておいたので、夜まで遊ぶつもり満々。

宿のチェックアウト時、このあたりの果樹園について教えてもらう。サクランボを実家などに送りたいのだが、いわゆるメジャーな佐藤錦は時期的に終わっており、ちがう品種を育てているかどうか、またそれが購入できるかどうかは、個別に問い合わせないとわからないという。むーん。

たぶん、一番確実なのは道の駅だが昼過ぎには無くなるかもしれないってことらしい。なるほど。

図々しくもザックを夕方まで預かってもらい、まずは天童駅に向かって歩く。

いやー、さすが将棋の町。歩道や電柱など、そこかしこに詰め将棋。並べる程度しかない棋力だが見るからに難しそう……な気がする。


駅前の観光協会でレンタサイクルを申し込む。もちろん電動アシスト付きね。ちょうどヘルメットも持ってるしで、今日はサイクリングを楽しむのだ。

サドルにまたがって向かうのは、まず道の駅。昨日はジェラートを食べるだけだったが、農産物の販売エリアにさくらんぼがちゃんとあって安心。早速自分とカミさんそれぞれの実家に送る手配をする。

改めて見ると色々おもしろいモノを売っていて、自宅のお土産用に将棋の駒のパスタを購入。これ、どうやって作ってるんだろう?

天童の道の駅はいろんな店舗の複合施設になっている。その一角にコンニャク屋があった。山形といえば玉こん。食事もできそうなので入ってみると、玉こんだけでなく、色んな味付けの串コンニャクがケースに入っている。

写真は左から、焼き鳥風、普通の玉こん、磯辺焼き風、トウモロコシを練り込んだもの。玉こんは想像通りの味だが、焼き鳥風はまるで砂肝のような噛みごたえ、磯辺焼き風も、コンニャクのくせにお餅みたい。すごい、こんな食感がコンニャクで作れるんだなあ。

店員さんに聞いたら、これらのお土産用はなくって店舗でしか食べられないそうだ。自宅用に大量に買って帰りたかったのだが残念無念。


認定ゼロカロリーの朝ごはんに満足したので、ここから坂道に入る。電動アシストって乗ったのは生まれて2回めくらいだけど、最初のひと漕ぎでギューンって持ってかれる感じがして怖いね。疲れが残る体には本当にありがたいが。


向かったのは、前日まで紅花祭りが開催されていたという紅花畑。

そう、山形といえば紅花も有名で、ちょうどいまが見頃らしいんである。が、昨日まで盛況だったであろう紅花畑は、ガッツリ収穫されていてトホホな感じ。

んー、昨日の下山後に余裕があれば来たんだけどなー。まあしゃーない。

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