大國魂神社恒例のすもも祭り。今年は7月20日と、その週末の2日で合わせて3日間の開催となった。
20日の夕方、晩飯どうしよっかという話になったのだが、ふと思い出して神社のスケジュールを見ると、19時から境内で奉納神楽があるではないか。
じゃあってんで、屋台で食料を買い込み、お神楽見物と洒落込んだ。
題目は分からなかったけど、景行天皇がヤマトタケルに熊襲征伐を命じていたので、まあそういうハナシだ(学のなさ)。火の鳥でも扱われてた題材だよね。女の子に化けてぶっ殺しちゃうやつ。
最後の方はムスメも退屈してたけど、まあしゃーない。「いまもらった刀が草薙の剣になるんだけど、壇ノ浦で沈んじゃうやつな」とアニメの平家物語を引き合いに出していらん解説をするが、効果はなかったw
浴衣の帯にからす団扇を差したシュッとしたオネエチャンなんかもいて、ああ、日常が戻ってきたのだなと安心する。学校帰りの高校生たちもいっぱいいたしなあ。みんな楽しそうだ。

大國魂神社の数あるお祭りの中でも、すもも祭りが好きです。

すもも祭り 源頼義・義家父子が、奥州安倍氏平定(前九年の役)途中、大國魂神社に戦勝祈願をし、戦に勝ち凱旋の帰途、戦勝御礼詣りのためこの祭が起こりました。その際神饌の一つとして李子(すもも)を供え、境内にすもも市がたつようになったのが、この祭りの名前の由来です。
からす団扇 この扇を以て扇ぐと、農作物の害虫は駆除され、又病人は直ちに平癒し、玄関先に飾ると魔を祓いその家に幸福が訪れるといわれ、これを受ける人達で境内は終日賑わい、参道には李子を売る店をはじめ多数の露天商が軒を連ねます。