浜松にあったボンベイ@カレー屋のこと

田舎で高校生をやってた頃、初めてインド風のカレーというものに出会った。それがボンベイという店で、それまでカレーといえばいわゆる日本風しか知らなかった幼きアタクシは、もうガツーンと衝撃を受けたわけです。

ものすごく辛い。しかし、ものすごく旨い。

メニューには、見たことも聞いたこともないようなカレーがズラリと並び、しかもそれぞれ辛さを無段階に調整できる。だいたい、悩んだあげくにふつうのチキンかキーマを頼むことが多かったかな。ランチタイムだと、サラダとマンゴージュースがついていて、このマンゴージュースで辛さをやわらげながら食べたもんだ。

ボンベイは、正月だろうと無休で空いてたので、「お節もいいけど…..」といったノリで、三が日にはよく出かけた。食べた金額に応じて、「ルピー」と称しておもちゃのお札をもらったっけ。これを集めると、店にある雑貨なんかと交換できたんだよな。

トイレは、四方が鏡張りだった。あれはなんでだったんだろう。とにかく「その」間、自分のナニが目の前の鏡に映るんである。いかがなものかと、思ったもんだ。

大学に入ってからも、帰省したときはできる限り立ち寄った。東京にも、こんなに本格的なカレーを食わせる店はないと思った。いや、六本木とか神保町に行けばあったのかもしれないが、当時はそんな情報など手にはいることはなかった。

だが、ある日ボンベイはなくなってしまった。ヘンテコな居酒屋に変わってしまったのである。もう、あの味には二度と会えないのかと思うと、故郷が少しだけ遠くなった気がしたものだ。

<以上、前フリ>

会社が九段下に引っ越した。近所にそこそこ有名なスリランカカレーの店があり、やはりカレー好きとしてはチェックせねばなるまい。食べてみるとなかなかいい味を出している。うんまい。

で、そういったプチ有名店ならではだが、自分のとこが紹介してある雑誌や本がレジの横に無造作に積み上げられている。注文し、料理が出る間になにげなくそのうちの一冊を手に取ると….

なんと、浜松のボンベイのことがコラムとして載ってるではないか!

それが東京カリー番長の神様カレーguideという本で、なんと浜松出身の人(つまりカリー番長氏ね)が書いたものであった。

おかげでボンベイ@浜松の出自や、その後の店長のことなどを知ることができたわけだが、なんと、いまボンベイのカレーがレトルトになっているというではないか!! どうやら、地元の遠鉄ストアというスーパーで手に入るらしい。

また、ボンベイをネットで検索していると、横濱カレーミュージアムに行き当たった。中部地方で初めてタンドール釜をあつらえた店であったり、全国的にもかなり有名だったようだ。これは、なかなかうれしいエピソードだ。

高校の頃、好きだった女の子の実家が、実はボンベイのトイメンにあったりするんだよなぁ……。とりあえず、今度帰省したら、レトルトを探してみようと思う。

仕事、終わんねぇ。

で、結局何が変わったというのか

近鉄が吸収されて、楽天が審査を通って、ソフトバンクがホークスを買って、でライオンズは?

選手会は保身を叫び
セ・オーナーは既得権を死守せんとし
パ・オーナーは隣の芝生をオレにくれと言い
ヨミウリは主導権さえあればいいと願い

そんな「球界再編」が流行語だそうで。へぇ。
あれだけストだの何だのって大騒ぎした割には、

選手会は受け皿だけは確保して
セ・オーナーはちこっと譲歩して
パ・オーナーはこづかいがもらえることになって
ヨミウリの主導権は現状維持?

これだけですか……?

サッカーと比べるのもどうかとは思うけれど、
なぜJリーグの選手が海外に行くときは、「がんばってこいよ」的な応援モードなのか。
そして、なぜ日本プロ野球はメジャーの2軍的な認識のままなのか。

・契約金や年俸の透明性の確保
・完全ウェーバードラフト
・ロイヤリティー・放映権の一元管理(つまり成熟した機構による運営)
・国際交流試合の推進(クラブカップ戦、Wカップetc)

もちろん、すぐにはムリだろうけど、少しずつ風穴を空けていって欲しいものです。
あと、鳴り物応援も廃止しようぜ!(笑)

嗚呼、仕事終わんね。

いよいよ始まる!

日経の得意技(笑)、スッパ抜きで報道されていたようだが、いよいよ日本でもiTunes MusicStoreが始まる。来年の3月からを予定。

このシステムについては、すでにアメリカで体験済みなんだけど、非常にヤバイ。特にワタクシのような性格だと、ブラウズしてるうちに「あれもこれも」となってしまい、気が付いたら100ドル単位でガンガン買ってしまいそうになる。

「iMix」っていう、他人が作ったプレイリストみたいなもんがあるんだけど、これは更にヤバイ。例えば、デヴィッド・ボウイのカバーだけを集めたiMixなんてのとか、思わず「buy all」しちまいそうになります。

自分にとってスペシャルなアーティストの場合は、おそらくCDを購入することになると思う。だが問題は、「CDを買うほどでもないけど欲しい曲」が、思いのほか多いということ。今さらのように、Jackson5だとかSimplyRedだとかTOTOだとか…….あ、あとCultureClubなんてのも買ってたりします。思い入れのあるアーティストであっても、いわゆるExclusive、つまり限定チューンがあったりするしなぁ。U2の「Stuck in the moment」のアコースティックバージョンとかさ。まずいなぁ。

日本で始まったら、真っ先に買いそうなのは、アグネス・チャンの「ひなげしの花」とか太田裕美「木綿のハンカチーフ」とか、その手の曲かなあ。オザキも欲しいなあ。豊じゃなくて紀代彦のほうね。

スティーブン・キング 『ザ・スタンド』<全五巻>

ここ数年、けっこうな頻度で読んでいるキングの、超長編をやっとのことで読み終えた。『ザ・スタンド』である。

もともとキング作品は、本人も認めているように(笑)、とても長いものが多い。だが、この作品のように全五巻という膨大なスケールともなると、さすがに珍しい。実は当初、全三巻かと勘違いして読み進めていた。三巻の終わりのほうで、「これじゃどうやって物語に収拾をつけるのだろう….」と訝しんでいたくらいだだけに、あと二巻もある(!)と知ったときは愕然とした。

作者自ら、『指輪物語』を意識したというだけあって、スケール感は他の作品に比べても桁違いなのは確かだ。謎のインフルエンザ・ウィルスによって、バタバタと人が倒れ、しまいには全人口の数%を残して、人類は絶滅の危機に瀕してしまう。残された人々は過酷な状況に放り出される。ロックシンガー、妊娠した女学生、聾唖の青年、老婦人、孤独な少年、社会学者などが闘い、葛藤し、裏切り、物語を紡いでいく。そしてもちろん、生き残ったのは善人だけではない。

やがて生存者たちは自ずと二分され、お互いが進むべき道を歩み、破壊、そして再生への希望をつかむ。

キング作品に慣れてる人であれば、スルリと読破できるだろうし、読後感も圧倒的で近年ではすこぶるよい。

ただ、個人的なベストである『ペット・セマタリー』『トム・ゴードンに恋した少女』には少々及ばないかな〜。

知床

今年の夏は、山の中で熊に出会って相当ビビッたわけですが、昨夜見た、TVのドキュメント番組ではぶっ飛びました。

いま知床では、「新世代熊」と呼ばれるヒグマが増えているらしい。
どこがどう新世代かというと、「人を恐れない」ってことだそうで。

●約15年前、知床では「熊を根絶やしにする」方針を改め、熊と共生する道を模索することにした。
●番屋の漁師たちも、それまでは熊を見かけたらハンターに駆除を依頼するようにしていたが、以後、積極的に無視するようにした。
●ヒグマは本来臆病で、人を見たら逃げるものだったが、最近、まったく人間を気にしない個体が増えてきた(新世代)
●集落に近寄り、餌をあさる個体が増えてきた

番組では、知床五湖近辺の観光客の様子を映していたが、本当にすぐそばまでクマがやってくる。そして観光客たちは、はやしたて、口笛を吹き、カメラを向け、歌うのだ(当然、森の熊さんである)。
また、アマチュアカメラマンにとっては、ヒグマは格好の被写体らしい。彼らは至近距離で迫力ある写真を撮ろうと、ギリギリまで近寄る。本当に2-3mまで近寄る。クマも、彼らを気にするそぶりは見せない。観光客にとっては、知床に行ったらヒグマを見てみたいものらしいんですが……オレにはさっぱり理解できません。

番組は、観光客に人気のあったクマが、最終的に人里で悪さをするようになったため射殺されるシーンで締めておりました。

世界遺産登録の問題もあり、知床はいま揺れているそうだけど、世界遺産なんて建造物ならともかく、エリアが指定されるとえらいことになるので、やめたほうがいいんじゃないかと思うがなあ(白神みたいになっちゃうから)。

<関連記事>

上海蟹NIGHT

36歳になったってことで、上海蟹でお祝い。
ガラにもなく、六本木へ。そこで初めて六本木ヒルズを間近に見た。すげーでっかいね。

目指すは、中國飯店。その筋ではヒジョーに有名ですね、ココは。
んで。

老酒漬け
蒸し蟹(♂と♀)
カニミソいりフカヒレスープ
カニミソと青梗菜の炒め物
カニミソ入りショーロンポー

などなどを食す。プリン体を目一杯吸収いたしました。
ここは、身を剥いて出してくれるんで親切なんだけど、
蟹の身だけを皿に盛ると、ちょっとサビシイですねぇ。
やっぱ蟹はミソだな!と痛感いたしました。

夜更けにはQUEENのライブを

QUEEN On Fire at the Bowl Import CD
QUEEN On Fire at the Bowl DVD

QUEENについては、悔しい思い出がある。
高校生の頃に来日したのだが、名古屋までの往復交通費とチケット代(たしか5000円だったかな)がどうしても捻出できず、泣く泣く諦めたのだ。
その後フレディが死んでしまい、とうとう生のQUEENを見るチャンスは永遠に失われてしまった。
今にして思うと、親の財布を盗んででも行くべきであった。無念…..

で、巷で話題の、QUEENのライブである。
1982年、ちょうど「HotSpace」を出したあたりのステージで、CDとDVDが出るというのでどっちも購入(CDは国内版だと極悪CCCDなので、輸入盤でどうぞ)。

当時、リアルタイムでQUEENを追っていた人の多くは、「HotSpace」というアルバムに対して低い評価を与えていたように思う。たぶん、Body Languageとか、あの手のサウンドが抵抗あったんだろうねぇ。でも、Cool Catとか、けっこう好きですヨあたしゃ。

で、このライブで最もぶったまげたのは、「Staying Power」ね。出だしのリフがあるじゃないですか。デッデデデデッデ♪ってやつ。あれが、安っぽいシンセ音じゃなくて、ブライアン・メイがギターでやってるんですよ。しかも、かなりのスピード感。最初っからこのアレンジだったら、当時の売り上げも変わってただろうなあ。

CDはフツーに満足したんだけれど、DVDのほうは、夜中に見てたら不覚にも涙がツーッと。やっぱり飛んだり跳ねたりしてる映像があると、非常に感慨深いですなあ。おまけで来日公演の模様(@西武球場)も収録されてるしなあ。きっとこれって、高校生のときのツアーなんだろうなあ…..。