クルマで行ける百名山

盛岡・八幡平紀行2010〜その4

松川温泉を後にして、八幡平へとクルマを走らせる。樹海ライン。緑のトンネル。時折現れる岩手山。環境問題とかいろいろあるけど、この道は確かに運転するのが楽しい。

見返り峠の駐車場にクルマを停めて、30分も歩けば八幡平山頂に着く。山頂は展望台があるほかは殺風景で、そのまま大沼湿原へと足を伸ばしたりして、約1時間の散歩を楽しんだ。この夏歩いた、曲崎山から乳頭、秋田駒の稜線もよく見えた。

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さすがに8月下旬ということもあり、咲いてる花は桔梗くらいだったが、広大な湿原にまっすぐ伸びる木道は歩いていてとても気持ちがよい。岩手山はどっから見ても絵になるのぅ。

八幡平は20年ほど前、積雪期に山スキーで来たことがあるが、吹雪で小屋に閉じ込められ結局撤退した。本当に久しぶりに、百名山の登頂リストが更新。もちろん、そんなモンにはとっくに興味ないが。

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よく晴れてたのもあって、汗でベトベトになってしまったので、思案の末、後生掛温泉へと向かう。

松川温泉もいいお湯だが、ここのもいいねぇ。泥風呂や、名物の箱蒸しも堪能(箱によって蒸気のコンディションがけっこう異なる)。やはり立寄りだとゆっくりできないので、一度泊まってみたいところ。

ここから温泉のハシゴ大会。もときた道を戻り、松川温泉の残る2つの宿を制覇した。松川温泉ではどれかひとつに宿泊すると温泉手形がもらえて、他の宿の立寄湯が無料になる。どうせ盛岡への帰り道ということで。

……さすがに三連荘となると疲れるけれど、体中に温泉が染み渡り、肌もツルツルだ。なお峡雲荘は松楓荘に似た白濁が濃い湯だが、沢床近くの松川荘では透明度が高くなる。湯温は最も高かったかもしれない。

どちらも松楓荘に比べると、あまりにも立派な建物。松川荘は内湯から露天には直接出られず、いったん服を着なければならないのが不便に感じた。些細なことだけどね。

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