芸術は大衆のためにある

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3連休だったので、そろそろ枝垂れ桜が見ごろではないかと大国魂神社へ。すると境内の1本は、まだ蕾が膨らんでいる程度で「気配」がない。昨年も一昨年も、この時期にほころんでいたのだが、今年は遅いのかしら。

なお鎮座壱千九百年記念事業として工事中だった門(隨神門っていうらしい)が、四月の竣工目指して一部囲いが取っ払われていた。新品のピッカピカの銅瓦がまぶしすぎる!

その後、東郷寺へと歩く。そかかしこの民家の庭で春を感じさせる花が咲いている。梅やら木蓮やら。たまに、気の早い桜も花を付けてたりして。

で、東郷寺ですが、まだ枝垂れ桜は花開いてない状態でした。今週末だと遅いかもだけど、その手前くらいが見ごろなのかも。山門を入れた、いつものカットを撮影して撤収。なんか工事も入ってた。

さて、この日はここからが本番。歩いて多磨霊園を目指す。ちょうどお彼岸ということもあって、人やクルマがけっこう多い。震災の影響がなければ、もっと混雑するんだろうけど。

多磨霊園、じつは初めて来た。正直、侮ってた。

事務所でもらった地図を見たら、北端が東八道路と知ってがく然。そうか、運転免許試験場から見えてたのは、アレは多磨霊園だったのか……。

と、地元の人間しかイメージできないようなことを書いていますが、青山墓地と同じくらいなんではとタカを括っていたので、びっくりですよ。当初、岡本太郎から江戸川乱歩に〜なんて考えていたけど、府中からずうっと歩き通しだったこともあり、今回は岡本太郎のみ墓参することに。

で、コレです。さすがに有名なので、ひっきりなしに人がやってくるね。我々もそうだけど、墓参ラーっていうんですかね。ミーハーですみません。ていうか、あとで知ったけど今年は生誕100年だったのか! 道理で雑誌でも特集されてたわけだ。

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この墓碑、作品名は「若い夢」。敏子さんといっしょに眠ってらっしゃいます。ご両親のお墓も同じ場所にあって、それぞれ個性的。

美術市場を嫌い、誰でも見ることができるパブリックアートにこだわった太郎さん。やっぱりこの人は、なんかイイよなあ〜。

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