府中といえば、多くの人が競馬場を思い浮かべるかもしれないが、実際に住んでいる人間にとっては大国魂神社の存在がとても大きい。
おそらく、5月の「くらやみ祭」を筆頭に、毎月のように大きな祭事があるからだと思う。一年のサイクルがすべて、この神社を中心に廻っているのだ。さすが創立111年の歴史の重みか。まあ、神社ってんはそーいうもんだと思う。
で、7月は「すもも祭」だ。なぜすもも? と思うだろうが、どうやら源のナニガシが戦のときにどうこうしたから、とかいう起源があるらしい。境内ではすもも売りのほか、露天商がギッシリ並ぶ。
またすもも祭では、カラスの団扇・扇子も領布される。どっちかというと、コレ目当ての人が多いようにも思う。だって、大行列だし。なぜからす? と思うだろうが、どうやら昔の神話でオオトコヌシのナニガシという神様が、蝗の害を防ぐのに「鳥扇をもって扇げ」とお告げを受けたからとかいう起源があるらしい(90%くらい割愛済)。
冷やしキュウリ(1本200円とは強気すぎ)を片手にビール。もちろん粉モノも忘れずに。それにしても、最近はリンゴ飴のバリエーションがすごいことになっとるな。