ノスタルジア

GoogleMapがついに日本でストリートビューを開始しましたな。なんというかもう、ため息しか出ない。この圧倒的な「情報力」の前にはひれ伏すしかありません。

真っ先に試したのは、上京して以来、住んだアパートやマンション。

中野区沼袋:細い路地裏にあったのでデータなし
練馬区関町:更地になってた(泣)
江戸川区西瑞江:いまも健在(となりのコンビニがつぶれてた)
杉並区本天沼:いまも健在
杉並区成田東:いまも健在
府中市栄町:いまも健在

夜中に酒をなめながら、いろんな場所を訪れては微笑んだり。大家のばあちゃん、まだ生きてるのかなあとか。



ところで、いったいどのようにしてデータを集めた(撮影した)のか興味あるんだけど、さがしてみたら発見。
http://d.hatena.ne.jp/dustytrombone/20080731/1217505115

いやー、すごいのひと言でやんす。

Tide is turning

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某電話がらみの仕事で、ずーっと忙殺されていたんだけれど、なんとかメドがついた。と思ったら、今度は別の角度からの仕事が舞い込む。要するに、iPhone用コンテンツの配信ってことなんだけれども。

すでにAppStoreではコンテンツが流通している。音楽でアップルが流通そのものに風穴を空けたように、同じようなことが今後、いろんなところで起きるんだろうなあ。で、まさにその流れに身を任せてというか、まあ流されるしかない、このビッグウェーブに、って感じなんだけどw

iPhoneの恐ろしいところは、いろんなところでいろんな人がいろいろ書いてる。例えばインプレスで本田さんが書いてるあたりが、最も的を射ていると思われ。

iPhoneと一般的な携帯電話の関係が、何かに似ていると思っていたのだが、’80年代後半から’90年前半ぐらいまで議論のあった、ワープロ対パソコン(PC)の構図に似ているように思う。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0722/mobile418.htm

ワープロ専用機がまだがんばってた頃は、PCはまだまだ黎明期だった。ただ単に文書を作るという意味においては、ワープロ専用機のほうがずうっと便利、っていう時代は確かにあった。なにしろ単語変換とか、表組の挿入とか、そういったところがPCはおおらかすぎたからね。でも当時、文章を量り売りしてた立場では、そうはいってもPCの時代は絶対に来るというのはオレだけじゃなくみんな思ってたことなんだよな。

まあ、現時点ではiPhoneは電話として見たらショボすぎる。だけどデータの同期という側面で見ると、もう最高に素晴らしい。メールはもちろんのこと、スケジュール、ふだん巡回しているBlogのRSS、はては2chのログまで(w、iPhoneだろうと会社のデスクトップだろうと自宅のノートだろうと、すべてがシンクロしているという美しさ。

特に、現代人のコミュニケーションを支えているであろうメール環境については、メールボックスの中身すべて(受信簿から送信簿からドラフトまで)、即座に反映されて同期される。

いまiPhoneを手にしているのは、いわゆるアーリーアダプターであって、一般の人にとっては「表参道にあんなに並んで、バッカじゃなかろかルンバ」な感じだと思うのだけど、いわゆるキャズム越えはそう遠くないと思われる。ハードウェアがプアーなゆえに起こる問題点については、早晩解決されるだろうしね。

足かけ15年くらい、この業界にいるけれども、古い流通だの再販制だの、そういった垣根の土台はとっくに腐っていて、イッキに倒れようとしている感覚がビンビンある。と同時に、いまの仕事については、ひとつのピリオドに達したんじゃないかという気持ちもある。

手塚治虫の『陽だまりの樹』じゃないけど、幕府は倒れて維新が来るのだ。

すごいアプリ

勝手にBest App for iPhone 2008と決めつけているのが”Midomi”。

起動するとこーいう画面。カンのいい人は、どんなアプリかすぐわかるでしょうが。

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んで、ジャイアン風にリサイタルを10秒くらいすると、「それってこの曲じゃね?」って感じで検索結果を出してくれる。

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とりあえず、実際に歌ってみたのが一番上にあってよかった。2番目にBumpってのがなんとも……。そんなに似てるか!? なにげにHey Judeとか下の方にあるしなあ。

検索結果はもちろん試聴できます。「あーあれってなんていう曲だっけ?」みたいな局面って日常的にはそんなにないけれど、それでも相当に面白い。iPhoneに向かって唄ってもいいしハミングでも可。テレビやスピーカーに端末を向けても問題ない。

もともとこのテクノロジー(というか検索システム)は数年前から話だけはあって、雑誌をやってたころ追いかけたりもしてたんだけど、まさかこーいう形になるとはなあ、と感慨深い。しかも無料ってのもすごいね。

iPhone雑感

まあ、中身のことは分かっていたし、どんなことができてどんなことができないかも理解していたので、特に激しい感動もなくフツーに便利だよね、って感じで使っております。

1995年あたりでインターネットというものが身近になって以来、最初の大きな波が常時接続。その次はたぶん、このiPhoneじゃないですかね。サラリと言ってますが、要するにインターネットに常時接続している携帯端末のあるべき姿がようやく実現した、ということなんじゃないかと個人的に思っています。

「携帯端末」っていうところがミソで、これって単なるデバイスの一形態なんだよね。情報に支配されつつある現代において、さまざまなデータをさまざまな形態でいろんなところに保持しているのが現代人。机の上のパソコンだったり、ネット上に置いたデータだったり、そういったさまざまなものをひとつにまとめて、てのひらサイズにしたっていう。

で、最大のポイントは、(じつはMobileMeユーザーに限られるのかもしれないけど)データの同期を意識することがないっていうところ。

PalmだろうとBlackberryだろうとSymbianだろうと、そこがこれまでのスマートフォンには決定的に欠けていたところ。ケータイ+iPodという見方は、表層的でしかなくて、データハンドリングのインターフェースとして素晴らしいからこそ世界的に受け入れられているんだね。なーんちゃって。

iPodTouchの頃から思っていたけれど、とはいえiPod機能も秀逸で、歌詞表示なんかはアルバムジャケットごしでたいへん美しい。あとSMSなんかも、チャットっぽく管理されるのですごくよい。あーもうコレに一本化するかなあ。

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GR DIGITALの誘惑

「誘惑」っつーか、じつはもう買ってしまったんだけどね。

DP-1というシグマのマニアック系カメラが登場したおかげか、GRD IIの価格が相当こなれてきていて、いま安いところなら5万円ちょいかな。私はなんも考えずにアマゾンでポチッとしちゃいましたが。明日には届くかな。

もうね、そもそもズームなんて使わないわけですよ。マリンスタジアムの内野二階席からマウンド上の大場をフレームいっぱいに撮りたい、なんてことを思わない限り。となりゃ、単焦点で十分なんです。1000万画素ありゃ欲しいところだけトリミングすれば問題なし。

そんなことよりも、レンズがそこそこ良くて、コンパクトで邪魔にならないでいつでも持ち歩けるほうが重要ですわ。F2.4っていうのも期待。このサイズでは滅多にない明るさ。
心配なのは、暗いところだと苦戦しそうなことくらいかな。

加えて、Eye-Fiカードもゲット。flickrのアカウントも久しぶりに復活させたことだし、しばらくカメラ小僧な感じでいきたいと思います。

SEGA Fantasy V

たぶん、元ネタのFF IVとかVをプレイして、さらにクリアした人以外は笑えないと思うけど……いや、ソニーとか任天堂とか、そしてセガとかMSとかと少しでも縁がある人なら、抱腹絶倒笑い涙間違いなしのFlashです。

15分くらい、時間に余裕があるときに見た方がいいかも。

ココね。

まぁ、そのスジでは有名だけどさ(笑)。リンク先はTopなんで随時更新されると思うけど、フレームの”FLASH”から、”SEGA Fantasy”を適当にクリックしてください。今日の時点では、最新作のSEGA Fantasy VがTopにいるけど、IVと併せてゼヒ。

まぁ、とにかく最高です!

巷ではNintendoDSとかPSPとか騒がしいんだけど、ロートルなオイラはエミュでFF IVでもやりますかね。
そういや、DSではFF IIIがついに出るらしい。そーいう意味では「買い」かも。