サントリービール工場

正式名称は「サントリー武蔵野ビール工場」ですな。人気のプレミアムモルツも、ここで研究開発されたらしい。

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昨年夏、あまりに暑い休日に、「こういう日はできたてのビールだろ!」と意気込んでビール工場まで歩いた。20分くらいかな。全身汗ビショビショで到着したら、なんとビール工場の見学は施設のリニューアル中でお休み。呆然と立ち尽くした。

2度目は昨年の秋。スカッとした爽やかな午後で、もう改装は終わってるはずだからと向かったものの、なんと予約がないと入れないという。ええええ、そんなに人気あったっけ?

そして先日、きちんと電話で予約を入れて、ようやく入ることができた。やれやれ。報道等でサントリーの業績がいいというのもあるのか、最近では見学希望者が(特に週末は)非常に増えており、それを受けての改装(キャパ増強)だったらしいのだが、それでも捌ききれないほどのようだ。

実際、朝の10時に電話したのに、もう16時の最終案内しか空いてないと言われる始末。タダで飲めるからって、殺到しすぎです。昔はこんなんじゃなかったけどなあ。

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なんか、ほとんど写真撮るどころじゃなかったな。工場自体がおもしろいし、案内のおねえさんも好みのタイプだったし。なお、試飲のビールはひとり3杯まで。次は、幕張で野球見てからサッポロの工場にいくかな。

ホントは先週の高尾山のリベンジに行く予定でしたが、近所の公園の梅祭りが盛りっぽいのでそちらを優先。ちょうど見頃だったのかな。人出も相当だった。ほとんどがジジババだったけどね。

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訪れたのは、府中郷土の森博物館ってところ。博物館という名称ではあるけれど、プラネタリウムやら、多摩地方の古民家なんかの移設やら、ゴタマゼ感がすごい。でも意外と好きなんですよ、ここ。むちゃくちゃ広いし。

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これ、なにかというと井戸。まいまいず井戸といって、このへんではポピュラーらしい(?)。

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こちらは昔の小学校。「ぶんぶんぶん はちがとぶ」の作詞をした人は府中出身なんだって。村野四郎さん。へぇ。

ひとしきり梅を堪能したあとは、府中が誇るアノ施設へと移動したのだが、それはまた後日。

インスパイア≠fake

会社の近所に魚介系のラーメン屋があるんです。ある夜、会社帰りにどうしようもなく腹が減って「この際ラーメンでいいや」と、のれんをくぐりました。すると、いつもは食券制なのに、肝心の券売機が使えなくなってる。

おやじに声をかけると「夜は違う店なのでメニューみてオーダーしてくれ」とのこと。きょとんとして席につくと、確かにメニューが置いてある。

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……なんだこれは。しばし悩んだ挙げ句、意を決して頼んだのが「偽郎油そば」なるモノ。偽郎? 偽郎ねぇ……なーんかイヤな予感がする。 待つこと数分後。

ドーン!

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「よくかきまぜて食べてねー」

オ、オヤジ……。作るとこ見てたけど、あんたさっき、どんぶりにまず背脂ゴリゴリして、麺とタレをかけてから野菜を盛って、その上からさらに念入りに背脂ゴリゴリしてませんでしたか? 俺に死ねと?

ていうか、これって油そばですか? どちらかというと脂そばなんですけど、合ってますか? 文句言いながらも完食したけどさあ!

調べてみたら、普段は魚介系スープのラーメン作っとる店が、夜になると突如二郎インスパイア店になるらしい。そうですかそうですか。ちょっとトラップに引っかかった感じだなー。

味は、まあ二郎っぽいといえば二郎っぽい。ややマイルドかな? 美味いといえば美味いですな。世の中に、二郎インスパイアがいっぱいある中、あえて偽郎と名乗るところが奥ゆかしいかもね。若い頃だったら、そうとう気に入ったかもしれないけど、食後、胃もたれに苦しんだのはお約束。

二郎は、府中二郎* で小豚を完食できなかったことがあって、もう卒業したのに……。

※多摩地方では小金井/府中/野猿街道の二郎が御三家と言われます。

美味しスパークリング! フジクレール濁りナイアガラ

いまや特命係長・只野仁で飛ぶ鳥を落とす勢いの柳沢きみおセンセイも大好きなスパワイン。要するにスパークリングワインですが、いつだったかこのblogでも書いたけれど、フジッコのが大好物なアタクシ。 国産葡萄使用、無添加、瓶内発酵(要するにどぶろくチック)、さらには無濾過(澱がよどんでる!)。ハーフボトルなので、気軽にゴクゴクっと。1本900円だけど、決して高いとは感じられないクォリティー。

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これまで白しか飲んだことなかったけど、赤の存在が発覚!赤でスパークリングって珍しくない?

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……まずは白から空けた。

村上春樹が絶賛されている件

壁卵スピーチの話題に便乗(The Guardianの記事)。

イスラエルを痛烈に批判した、と受け取る人もいるし、どちらに対しても毒にならないあいまいな発言、と批判する人もいるようだ。単なる目立ちたがり屋じゃねーか、とかね。

でもね。内容がいいとか悪いとか、いくらでも後付けで理屈はこねられるけど、要するにこういうことですよ。村上春樹は、イスラエルで最高のロックを演じてくれたのです。ペレスという最高の観客を前にして。

とてつもなくパンクで、とてつもなくプログレッシブで、それでいてハードでクールな、最高にごきげんなロックンロールでしたよ。

ああ〜、なんかモーレツにうらやましいナ!

パレスチナ問題については、僕は個人的には少なくとも自分が生きてる間には絶対に解決しないんじゃないかと思ってるし、もし解決するにしても、ガンジー並みの人間が双方に同時かつ大量にいなければ無理だと思ってる。

その一方で、パレスチナみたいな誰にも解決できない問題をどうにかしてしまう力ってのは、ひょっとしたら、文学や音楽にこそあるんじゃないかなあ、なんて青臭いことを思ったりもするんですよね。

まっこと素晴らしき景信茶屋@高尾山

高尾山に行くのならば、ぜひとも足を伸ばして景信山まで行くべきである。以前にも書いたことがあるが、山頂の「景信茶屋」が、ここに立ち寄らずして何が高尾山か、というくらい素晴らしいのね。

[後日追加記事]
高尾山はもう秋なのさ

高尾山(リフト終点)〜景信山までは、途中小仏城山を越えつつ、チンタラ歩いて2時間くらい。高尾山、小仏城山どちらも、山頂は手前に巻き道が付いているので、混雑しているときなんかはスルーするのがよい。

小仏峠まで来たら、あとは20分程度の急登で景信山頂に着く。

到着したら、まずはビールを飲もう。缶ビール。これに追加して、「山菜の天ぷら」もオーダーだ。1皿たったの300円なので、喧嘩しないよう人数分頼むべし。ビールで乾杯したら、揚げたてにハフハフしながら食らいつくのだ。なめこ汁に目がいくかもしれないが、いまは、まだ我慢だ。

山菜とはいうものの、厳密にはもちろん異なる。季節が合えばタラの芽だのコシアブラだのあるのかもしれないが(詳細は不明)、基本は(そのへんで採れる)野草だ。なに、おいしく食えるから心配することはない。何の草なのか聞くのは野暮ってもんだ(もちろん、おっちゃんかおばちゃんに質問すれば親切に教えてくれるゾ)。

さて、ビールに天ぷらを堪能したら、いよいよなめこ汁だ。だが、ここでふたつの選択肢があることを忘れてはならない。まずは、シンプルになめこ汁(250円)を頼むパターン。もしこれに、コンビニで買って来たおにぎりでもあれば、相当幸せな気分になれる。

もうひとつは、なめこうどん(500円)だ。これは単純に、うどんを湯がいてどんぶりに入れ、なめこ汁をドドドッとかけたもの。なめこ汁が巨大になって、うどんと薬味(ネギ等)がトッピングされたと思えばよろしい。もちろん、おにぎりとの組み合わせは殺人的な美味さだ。

単なる汁か、うどんか……空腹具合に合わせてチョイスしていただきたい。

なお景信茶屋のなめこは、自家製ということもあって、東北の山奥で供されるような、とてもワイルドかつ素朴でコクと味わいが深いなめこである。昨今、きのこ類は、雪国まいたけを筆頭とした工場による生産が主流になってしまった。それ自体は決して悪いことではないのだが、ホンモノのなめこというのは、スーパーの袋入りで売られているような、小粒でサイズが揃ったものではないのだ。高尾山〜陣馬山の間にはいくつか茶屋があり、なめこ汁も食べられるが、おそらくここ景信茶屋以外は、こうした工場生産のなめこを使っていると思われる。空腹で死んでしまうというなら止めはしないが、頑張って景信茶屋まで我慢することを強くおすすめする。

ついでに言うと、味噌も自家製なんだよね。そこに、これまた自家製の柚子を効かせてくれる。小屋を営む青木さんは、麓(裏高尾)で農家をやってるそうで、週末になると家族総出で茶屋の手伝いをしにくる。昔は小さな女の子がかいがいしくお手伝いをしていたが、今は中学か高校かな?

でね、日曜日に行ってきたんですよ、高尾山。

15時30分、景信茶屋着。周囲が閑散とする中、へたり込むハイカーが。

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そう、営業は15時までですからね!!

途中、片付けをする小屋の主人とすれ違った。このモーター付き台車で、険しい登山道の荷揚げをしているんだねえ。

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クーリエ・ジャポン iPhone版

T-Timeは小説みたいに文字ばっかりならいいけど、図版が入ると厳しいかと思ってましたが……いやいや、これけっこうイイ感じじゃないの。

見開き全体を見渡せるのは普通だけど、本文、あるいは図版+キャプションなどページをブロックで区切っていて、タップするとそれぞれ拡大してくれるのね。オーサリングはけっこう大変なはずなんだが、誌面のレイアウトを活かしつつ、読み進めるにあたって読者に与える不便なところを極力なくすためには、この方法しかないかもしれない。

ただまあ、俯瞰時の把握のしやすさみたいなところは厳しいんだけど、これは物理的な画面サイズの問題なので仕方がない。

R0011869 特集のトビラ

R0011868 リード部分を拡大

紙のものを、PCだろうと携帯端末だろうと、デジタルに落とし込むという行為は、客観的に観たら不毛かもしれない。雑誌には雑誌のレイアウトがあるように、WebにはWebのレイアウトというかデザインというものがある。当然、携帯端末には携帯端末のデザインがある。紙のインターフェースを無理矢理デジタルにしても読みにくいだけだもの。iPhoneでは、産經新聞がまさにそれだけれど、いちいち拡大しないとどんな内容かわからないし、面倒くさくてとても読む気にはなれない。やってること自体は相当なことなのに、UIの部分で思いっきり損してる典型例だと思う。

単にiPhoneでも読めるようにしましたよ、というのは最低限のレベルでしかなくて、いかに読者に負担をかけず、しかも内容をきちんと伝えて読んでもらえるか、というのはそこから先の問題。そういう意味では、クーリエ×T-Time(ボイジャー)の思惑は、ある程度成功するかもしれない。ていうか、してほしい。

なお、クーリエ・ジャポンの紙版は定価680円だが、iPhone版は350円。20ページ程度の無料版も用意されてるのが親切設計。

あまり細々とした雑誌は不向きだと思うけど、この手の媒体なら意外とマッチしそう。果たして他社は追随するかどうか。

ITunes Storeへのリンク
クーリエ・ジャポン 2009年3月号
クーリエ・ジャポン 2009年3月号 Lite

『マンマ・ミーア』を観てきた

怖いものみたさ? いやいや、なんというか、あんまり頭を使わなずに、気楽な気分で映画を見たいときもあるじゃないですか。

祝日の午後、最前列までギッチリ埋まった超満員のハコでした。客層もオトナの女性が多い感じで、プロモーションの効果もしっかり出てたかな。

ミュージカル映画といえば個人的にココロに残るのは『ダンサー・イン・ザ・ダーク』なわけですが、もちろん内容はまったくの対極。あたりまえか。原作のミュージカルは未見ですが、話のスジとしては、TVCFがすべてを語ってくれている。父親候補の3人目の展開が、個人的にはツボった(笑)。

それにしても、あー、ABBAはやっぱり素晴らしい。Dancing Queenなんかは映画とは別に脳内であのビデオが再生されてたし、CHIQUITITAのメロディーが流れると、無条件で涙腺がゆるくなる。とにかく出る曲出る曲、みんな知ってるかつ名曲ばかりだから、それだけでも楽しいですね。


↑やっぱ、このアルバムはいいよね!

あと、ABBAの曲の歌詞って、すげーわかりやすいのね。もちろん映画版としてオリジナルじゃないところは多いんだけど、なんというか、メロディーと歌詞とが、そんなにトリッキーじゃないというか。

そんなことを感じつつ楽しんでたわけですが、いっぽうで、最近読んだ、ネット界隈で特に話題になった本のことが終始頭から離れなかった。その件については、また後日。

Kindle2 雑感

今風なデザインで、むちゃくちゃ薄くなりましたね。今回はおまけに、スティーブン・キングの新作が独占(先行?)リリースされるなど話題性もたっぷり。初号機は散々な言われようだったけど、これは売れるんじゃないかな。いや、ぼくもガジェット好きとして欲しいです! アメリカの知人に無理矢理頼もうかしら。

新聞社や出版社が、どうみてもお先真っ暗な中、本気でどうにかしようとしてるのは、やっぱりGooglezonという現状はなんというか。放っておいたら、彼ら自身のメシの種がなくなるからってのはあるんだろうけど、取り組み方の本気度が違いますわ。

ネガティブなトーンは、相変わらず(少なくなったとはいえ)聞こえてくる。やれKindleなんてハードウェアとして見たらショボーンだとか、ソニーも松下もシャープもだめだったとかうつむいてる人もいっぱいいるんだけど、形はどうであれ、こうやって世の中にプレゼンテーションし続ける企業はすごいなあ、と思う。

インターネットはメディアを殺したけれど、メディアを甦らせるのもまた、インターネットなのだということがよくわかる。アメリカ人のみなさんには、ぜひKindleでNYTを購読しまくってもらいたいものだ。

?みながら読みたい

『渓流2009』は、明日(2/7)発売です。本屋さんに買いに行こう!

  • 第1特集 滝壺の引力〜何かいそう。だからイト、垂れてきました。
  • 第2特集 テンカラにぞっこん

うん、相変わらずいいコピーである。

残念ながら、昨年度より年1回の発行となってしまったが、今年も同様のようだ。他の釣り媒体とは異なり、ただ単に釣れればよいというところに主眼を置かない作りなので、どうしても読者の幅が狭まってしまう。結果的に売上の問題になるのかもしれないが、仕方がないのだろう。

逆にこの本がドカドカ売れるようだと、全国の源流に人がワンサカ押し寄せることを意味するわけで、小心者かつエゴイストな私としては複雑な気持ちになってしまう。ともあれ、今年もまた手にできることを素直に喜びたい。

もうひとつ。先日キヤノンのギャラリーに行ったエントリを書いたが、岩木登さんの写真集、『南八甲田の森をゆく』―岩木登作品集 を購入。今朝届いた。

『渓流』のテイストが気に入る人であれば強くお勧めできる内容。とにかく美しい。八甲田という山域の懐の広さがビンビン伝わってくる。これほど源流の佳さを雄弁に語る写真は、ちょっと見たことがないぞ。ていうか、20年ちかくも沢に通って、俺はいままで一体、何を見てきたのだろうか……。

嗚呼!仕事サッサと終わらせてスコッチを嘗めながらページを繰りたい!

モエレ沼紀行

札幌ではウニ・イクラを思う存分食べ、ジンギスカンをつついた。ジンギスカンは、目星を付けていた店が見つからず、いいかげん寒かったので断念して「だるま」にしたんだけど、北朝鮮脱税送金疑惑を考えれば、ほかの店にすべきだったか……。まあいいや。

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それにしても、韓国・台湾・中国系の観光客が非常に増えたね。冬の北海道は本当に人気らしいんだが、だるまでも隣には香港から来たという単独ツーリストがいて、「好吃」を連発していた。ええことです。

今回の旅の主目的は、モエレ沼公園で遊ぶこと。特にイサム・ノグチが大好きというわけではないんだけど、なんというか、公園行政だとか、運営みたいなものに興味を引かれて。同行者はさぞうんざりしていたことだろう。

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冬なんかに来るより、初夏〜夏あたりが気持ちよさそうな公園ですね。当たり前か。でも、スノーシュー・クロカン・そりのレンタルなんかもあって、猛吹雪の中、楽しんできました。あと、アート系かどうかを問わず年中さまざまなイベントが催されていること、地域密着度の高さなど、さまざまな面でうらやましい。府中もがんばってほしい。土地と施設はあるんだから、あとはソフト面だよなあ。

夜は親戚と落ち合って、貸し切り状態のすすきのニッカバーでへべれけに。竹鶴17年うまー!

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源流寫眞

札幌に遊びに行ってたんですが、その帰りに品川のキヤノンに立ち寄り。仕事以外でココに来るのは初めてかも知れない。

目的は、オープンギャラリー。岩木登 写真展「源流の核(コア)〜滝とゴルジュ」。規模自体は大きくないんだけど、ゴルジュや氷瀑、釜やトロなど、八甲田界隈の渓谷のすばらしい写真に圧倒される。もっと点数の多い写真展(「原生の鼓動」展)もやってたみたいなんだけど、東京パートは終了。いま大阪の梅田でやってるのかな。その後、仙台名古屋福岡札幌へと続くようだ。

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今年こそ、男たちの尻ではなく、グッとくる写真を撮影したいものだ。去年はつい勢いで泳いで、カメラを水没させちゃったからなあ。

あ〜、沢行きてぇ。

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