武蔵野の香り

日曜日、陽気がいいので散歩に出かけた。

府中から小金井行きのバスに乗り、東八道路を超え、前原町で下車。ここはちょうど、野川にかかる橋になっている。

野川というのは、国分寺の日立研究所内の池を源泉としていて、国分寺崖線、地元ではハケと呼ばれる崖(ていうか河岸段丘かな)からの水を集めて、ニコタマあたりで多摩川に合流する、ちいちゃな川。ちょっと前までは、ドブ川だったらしいが、下水が整ったり環境に対する意識が高まったりして、最近では水もきれいになり、さまざまな生き物が集まっている。

東京あたりでは珍しく、ずうっと水際を歩けるのがイイ感じ。樹木はもちろん、鳥たちや魚たちも目を楽しませてくれます。

桜にはまだ早かったけれど、新芽のグリーンが目に眩しい。小金井から歩き始めて、そのまま野川公園を抜け、調布まで。てくてく歩いて2時間くらいかな。心地よい疲労。

R0012115 R0012119
R0012121 R0012128

たこ焼き☆Night

じつは定期的に行っている晩餐メニューに、たこ焼きがある。これね、実際に自分で作ってみると、銀だこは勿論、そこらの縁日の屋台で買うのがバカらしくなるくらいですよ。

粉は、そこらのスーパーで売ってるものをそのまま使います。個人的には、ダシを多めに追加するのが好き。そんで、生卵をぶち込んで、冷水(氷で冷やしておいたもの)を徐々に入れながら混ぜて行きます。ある程度、ダマがなくなったら氷も入れちゃう。そんで、さらに泡立て器でシェイク。

氷を入れるのは、小麦粉のグルテンがどーのこーのと、理由があるらしい。

大阪は羽曳野、イズミヤ古市店で調達した、たこ焼き器。コイツに油を引き、焼きまくりDEATH!

R0012108 R0012114

ヘタっぴ!見栄え悪い!w でも美味し!

も、もちろん腕前がよければ、もっと美味しくなるのですが……。私はたぶん、4級くらい。有段者の関西ネイティブ人の方々に一度講習を受けたのだが、火加減の調整とスピードなど、まだまだ下手くそすぎる。見ての通り、適当にやってるもんだから、ムラが多いんだよね。もっと数をこなさないとなー。

アツアツを口に放り込んで、キンキンのビールで流し込む。サイコーです。

V2

R0012070

新宿の映画館でパブリックビューイングに参加。いちばん後ろの列でコッソリ見てたけど、テレビ局の取材がいくつか入ってた。ニュースとかに出て会社にバレちゃったらヤバいんだけど、大丈夫かなあ……(笑)。

映画館だと大画面ってのはもちろんのこと(スクリーンだからね!)、音響がよくて、けっこう感動した。とはいえほとんどは、歓声に掻き消されていたけれど。サッカーだと客が暴れるだろうから無理だろうな。野球ファンはそれに比べると、まだおとなしい。

ていうかそんなことはどうでもよくて。

やっぱり韓国は強かったし、原采配も疑問符がいっぱいあったが、野球の面白さ、恐ろしさ、とにかく醍醐味を、思う存分味わった! 細かい感想とかモロモロは、今日はどうでもいいや!

もう仕事途中だけどほっぽりだして、帰ってビール飲む! そんで遅ればせながらテレビのハシゴだ! ペナント開幕が本当に楽しみだぜ!

日本代表、第2回WBC優勝、連覇おめでとう〜!

R0012088

↑たぶん、ダルと城島が抱き合ってるところ


vl2_113156

vl2_113157

↑ポジスレの画像職人もイイ仕事しとった!

決戦前夜

あぶさんが、ついに現役引退するそうだ。

思えば、私が初めてプロ野球というものを意識したのは、まさにこの漫画だった。ちょうど南海ホークスが強かった頃、ついでに言えば野村が現役で、キャッチャー兼監督というのにもシビレたものだ。小学生が、ビッグコミックオリジナルなんて読んでたわけだから、相当ませてたもんだ。

あぶさんといえば思い出深いエピソードがあって、日米野球で代打で出て、ホームラン打つっていう話。ベロベロに酔っぱらってバッターボックスに入る景浦に対して、アメリケンが「おいおい酔っぱらいかよ」みたいな反応を見せる中、見事豪快にスタンドイン。まあ、いつものパターンなわけですが。

そのとき、「オレは、お前らの吐くツバのほうが気に喰わない」みたいなセリフを呟くわけです。

いまになって冷静に考えてみると、酔っぱらって出場するほうもどうかと思うけれど(笑)、日本人のメンタリティをとてもよく現してると思う。

日本では、どんなスポーツでも、それを行う場、グラウンドや競技場に対しては、必ず畏敬の念を抱き、最大限の敬意を払うべし、と教えられる。だから野球少年はグラウンドに入るとき、帽子を取って一礼する。それくらい大事で、神聖な場所だという刷り込みがある。よく考えてみれば「甲子園の土」なんて、ただの土なのに、それが甲子園のグラウンドの土であるということだけで、そこらの花壇の土とは雲泥の差があるわけだよね。

最近だと、プロの国内選手でも、グラウンドにツバを吐いたりするシーンを見かけたりはするけど、見ていて、やっぱり気持ちのいいものではないよなあ。

何が言いたいかというと、韓国が勝ったからってマウンドに国旗を突き立てるなんてことは、日本人的なマインドとしては絶対的に許されざる行為なわけです。神聖なるグラウンドで何てことをするか、と。就中、マウンドで。だから、みんな腹を立てる。

だけども、ああいった行為に対して、何かが穢されたような気分になるのは日本人だけなのかもしれないね。平気でグラウンドにペッペペッペと唾を吐くアメリケンは、目の前でアレをされても、なーんも気にしないのかもしれない。だから、そんなことでイチイチ目くじらを立てなさんなよ、という人がいても、不思議ではない。

韓国は、普通に強い。ミスをしないし、長打もある。なにより、ピッチャーがいい。

例えば、マンガでいうところの「キャプテン」的な状態に、韓国はある。層は薄いものの、個々の努力や才能でカバーし、一流と言われるチームを撃破する。つまり、墨谷=韓国で青葉=日本。わかりにくいかw

そういった、マンガの世界では古典的なストーリーを、ずっと韓国に演じられてしまっている。彼らの日本戦に対しての気迫は、3メートルの位置で防具を付けさせてノックする谷口クン並みなのだ。

ただ真っ正面から受けるだけでは、そりゃあ負けてしまうよ。正々堂々と、自分たちの野球をやれれば勝てるとか言うのは、じつは相当な慢心なのかもしれない。勝つためには必死にならなければならない。セオリーにない奇襲、陽動、揺さぶり、とにかくイヤらしい攻め方をして、何でもやらなければならない。

世界中の価値観とは相反していたとしても、あの蛮行だけは絶対的に阻止してほしい。そのためには、勝つしかないわけなので、どうぞ頑張ってください、というお話でした。

朝、卵かけご飯にしようと卵を割ったら、双子だったぜ!

R0012013

それにしても、「最大5回当たる可能性がある」とか、なんぼなんぼでもまさかネ〜、って思ってたけど、本当にこうなるとはなあ。次回のWBCはもうちょっと考えてくださいよ。プエルトリコやベネズエラ、ドミニカとの試合を見てみたい!

春が来た

ソメイヨシノの、だいたい一週間前なのかな、見頃は。

府中が誇る、枝垂れ桜の名所、東郷寺まで散歩。ここの山門は、クロサワの羅生門のロケで使われた事でも有名。その山門の前に、4本の枝垂れ桜が植えられており、ちょうど一番早い、一番手前の木がいい感じだった。おそらく、この一週間がベストなんだろうな。来週末には、いろんな花が見られることだろう。春だぜ。

R0012020 R0012032

同日、大国魂神社境内の枝垂れ桜は2-3分咲き。ほとんど蕾だったぞ>来年のオレ。

帰宅後、野菜鍋および水餃子。肉はほんの少し、キャベツとニラ主体の餡をこさえて包む。七味のみで食す。美味い!

R0012053

『釣りキチ三平』を観てきた

原作を読んでいる人であれば、1〜3巻までのエッセンスがぎっしりと詰まっている本作には、ニヤリとしてしまうはず。とにかく脚本が、とてもうまくまとまってると思う。愛子ねえちゃんを三平の姉としてしまうという大胆さ。日本全国釣行脚の魚伸さんを、米国在住のバスプロにしてしまうあたりも違和感がない。

CGがどうのとか、細かいことは言いっこ無し。沢の音、イワナの美味さ、鮎の香り。日本の源流の素晴らしさが、この映画ではよく表現されていると思う。みなさんが、「イワナのタタキってのは、イワナの骨酒ってのは、そんなに美味いだか?」と思ってくれればそれでいいのです。オラは知ってるだ。美味いぞ。本ッ当〜に美味いぞ。

どこまでも緑の森、満点の星空、少々のイワナに焚き火、これさえあれば屋根がなくとも三ツ星ホテルなのである。

ところで、畏友dai氏の調査によると、夜泣き谷のロケ地は法体の滝とのこと。秋田県は鳥海山、子吉川の上流、赤沢川にあるらしい。日本の滝百選の一つだそうだ。鳥海といえば、まさに原作者の矢口高雄センセイの出身地である。いいところだのぅ。

カントクの滝田洋二郎にとっては、『おくりびと』の次作となる。おかげで、5月のカンヌを筆頭に海外からは相当引き合いがあるらしいけど、ま、この世界は外国人には理解しづらいんじゃないかなあ。

それにしても、香椎由宇はいい。いっしょに源流に行きたい!

ポジティブって大事

今日は外回りの日だったので、キューバ戦はワンセグ+iPhoneで2chの実況スレを追っていた。

昨日の敗戦から、どうにもネガティブな空気ばかりが蔓延するなか(私もそうだ)、まるで一服の清涼剤のような神スレが降臨したのである。

それが、ポジティブ専用スレ、略してポジ専だ。え、そのまんま? まー、野球実況スレの中なんで。

2009年度WBC キューバVS日本 ポジティブ専用

1 :どうですか解説の名無しさん:2009/03/19(木) 11:16:29.79 ID:pqpI1zaP
2日連続で日本の試合が見られるなんてうれしすぎる
最強キューバと2試合も出来るなんて贅沢すぎる

原やイチローをこき下ろすスレたちの中で燦然と輝いていたそのスレは、最初はゆっくりと、しかし確実にレスを集めていく。誰かが凡退しようと、ルンバっぽい振る舞いをしようと、半ばヤケクソであっても、とにかく前向きな発言ばかり。

そして、名言が生まれた。

57 名前: どうですか解説の名無しさん 投稿日: 2009/03/19(木) 13:47:56.41 ID:eIx8ttmI
ポジティブできるのは自信がある証拠
自信があるのは積み重ねがある証拠
積み重ねがあるのは努力していた証拠

俺達がポジティブできることこそ強さの証!

以降、この発言を旗印にスレがどんどん伸びて行き、さらには、こんな画像まで登場。ウケたw

uporg2099811

明日は内海。準決勝の相手が決まる試合だが、正直、勝ったほうがいいのか負けたほうがいいのかは判断が難しい。アメリカ相手だと、ほんまもんのアウェイになるし、ベネズエラも相当手強い。ただ、単純に対韓国との対戦成績を考えたら、勝ってほしい。

監督の立場としては、選手起用が難しいだろう。NPBの各球団に配慮すれば、実戦にあまり出てないピッチャーや野手を使ってあげたいところだろうが、負けでもしたら何を言われるかわからないからなあ。とりあえず、スタメンはこれまでの流れ通りにいくんじゃないかとは思うけど。

さて、どうなるか。

牛丼@味芳斎

何十年たっても、忘れられない味がある。

当時はライターの見習いみたいなことをしていて、ちょうど御成門にある、某山岳系出版社でよく仕事をしていた。そのとき、頻繁に通っていたのが「味芳斎」という中華料理の店。

一応、薬膳中華のはずなのだが、どうも最近、看板の「薬膳」とあったところがガムテで消されてるんですよ。なんでだろう。なんか、クレームでも来るのかね。

R0012007.JPG

ここは何でも美味いが、やはりお勧めは「牛丼」。牛肉の角切りを煮込んで丼にドバッと盛る。茹でたもやしが添えてあるんだけど、そのまま食べるもよし、かき混ぜて食べるもよし。イメージとしては、辛い牛喃飯かな。正式名称はたしか、「四川牛肉飯」のはずだけど、誰もそう言わない。あれ? 重慶だったかな。とにかく頼むほうも店の人間も「牛丼」で片付けている。

先日のこと。たまたま夕方に浜松町の某大手企業で打ち合わせがあった。仕事はサクッと終わったんだけど、「ちょっとこのあと予定があるので」と単独行動に切り替えて、味芳斎に行くことにした。何年ぶりだろうか、とにかく久しぶりだ(同僚を誘わなかったのは、その人、痔持ちだからだ。ある意味、思いやりです。ええ)。

5時すぎだったのに、店内は仕事を切り替えたオッサンたちで賑わっている。「ぎゅうどんください」とオーダーしたら、仕込み中で時間がかかるという。その後も戻って仕事だったが、つい「じゃあ生ください」と切り返す。

この店でビールを頼むと、アテとして出てくるのがこれ。ただのキャベツの酢漬けじゃないのは、見ての通り。いい感じに発酵していて、んー、美味し。

R0012004.JPG

ビールを飲み干すあたりで、お待ちかねの「牛丼」が来た。

R0012005.JPG

パッと見ではわからないけど、八角やら中国の山椒やら、いろんな味がする。初めて食べたとき、なるほど薬膳っぽい、と思ったものです。そして、ジワジワくる辛さ。うへー、美味すぎる!

あと、この店で好きなのがコレ。いわゆるラー油なんだけど、これまたいろんなスパイスが混ぜ込んであってウレシイ。途中からコイツをドドドと牛丼にかけて、さらに汗をかきながらかき込むのだ。ランチのレバニラなんかにも、これをかけるだけで味わい深くなるんだよね。

R0012006.JPG

幸せな時間を過ごし、満足して店を出ると、東京タワーが美しい。嗚呼、生きててよかった。

R0012003.JPG

ホントはこの店には、ぜひ4人くらいで訪れたいんだよね。その際は、これまたとびっきりに美味い麻婆豆腐は外せない。それも、いわゆる日本人がイメージする麻婆ではなく、かといって陳麻婆豆腐みたいなものともまったく異なる。豆腐がグズグズに崩してあって、知ってる人は知っている、神田小川町にある「四川一貫」の麻婆とよく似てる。

あと味芳斎には本店と支店があって、私がよく行くのは支店のほう。歩いてすぐのところにある本店は、主がちょっと変わり者で、店の壁にヌードポスターとかが貼ってあっていかにも怪しい(笑)。

場所はこちら。芝パークホテルの向かいです。
[googlemap lat=”35.65900483528943″ lng=”139.75261688232422″ width=”300px” height=”150px” zoom=”18″ type=”G_NORMAL_MAP”]35.659005,139.752617[/googlemap]

続きを読む 牛丼@味芳斎

『ヤッターマン』を観てきた

バカバカしいことを心底真剣に突き通した結果、本当に面白いモノに昇華した、そんな映画。なんの衒いもなく、2時間通してキッチリと仕事がしてある。まったく手を抜くことなく、これでもかと観客を煽ってくれる。見ようによっては、相当マッチョだと思う。とにかく文句ナシに最高の映画。大いに笑わせてもらいました。

まったく同時期に、ドラゴンボールの実写版なんかも上映されてるわけだけど、地元のシネコンだと閑古鳥だったなあ。ヤッターマンは異例の満席続き。相当な観客動員が期待されそうですな。

あちこちで、とにかく深田恭子の評価がうなぎ上りである。それも納得のデキ。おそらく彼女の人生は、この作品を機に大きく変わるんじゃないだろうか。

「やっておしまい!」の、あの絶妙なチカラ加減がたまらない。これまで何の興味もなかった私のような人間でさえ、見終わった直後、深田恭子のドロンジョフィギュアが欲しくなったくらいだ。危うく写真集には手を出すところだった。iPhoneの壁紙に設定してはいるけれど。

ドロンジョ=フカキョンが発表されたときは、ネガティブな反応のほうが多かった気がする。やれ、アンジェリーナ・ジョリーだの、ほしのあきだの、西川史子だの、ネットでは代役談義が盛んだったが、フタを開けてみれば、これはもう彼女以外にありえない。見れば、わかる(特に、ほしのあきに関しては、ちょっとググれば彼女がドロンジョのコスプレをしている画像なんかもすぐ見つかるわけだが、ただセクシーなだけでは、あまりにも「浅すぎる」のだ)。

さて、深田恭子もスバラシイが、その魅力を引き出しているボヤッキーの生瀬勝久がまた絶品だ。ケンコバのトンズラも相当だけれど、あの怪演なくしては、この映画は成り立たない。フカキョンも魅力半減だろう。嗚呼、あの「全国の女子校生のみなさん?」のシーンだけでも、ご飯が三杯はいける。

なお、アニメ放送の影響もあるのか、劇場ではちいさな子供たちの姿がけっこう見られたが、うーん、どうなのかな。基本は、オトナ向けだと思うんで、子供はやっぱりアニメ版のハチャメチャのほうが楽しいんじゃないかなあ。

ま、子供の頃に見てたという中年以上の人になら、文句なくオススメできます。

おい、労働者諸君。

世の中に名言集の類い数あれど、これほどグッとくる本はなかなかない。

思ってるだけで
何もしないんじゃな、
愛してないのと
同じなんだよ。
愛してるんだったら、
態度で示せよ。

第45作「男はつらいよ 寅次郎の青春」

話題になったのはけっこう前だけど、職場の机を片付けてたらポロッと出てきた。『人生に、寅さんを。』である。

私はきちんとした寅さんウォッチャーでもなければ、劇場で観たことなど一度もない、たまに金曜ロードショーとかその類いで、ボケーッと観てただけだ。熱心なファンでもないのに、とにかくココロに響く。

構成がうまい。渥美清の写真に、ひとつのフレーズ。それが淡々と続く。作品自体は観たことがなくても、寅次郎が語るシーンがなんとなく目に浮かんでしまうのだ。

美しい心根。良心や思いやり、自己犠牲の精神。そうしたものの象徴こそが、寅さんなのだなあ。ちょっと前にNHK BSかなんかでまとまって放送してたけど、またやってくんないかなあ。

R0011998

湯豆腐☆Night

寒い日は湯豆腐に限ります。準備も簡単だしさ。仕事で夜が遅くなると、野菜鍋か湯豆腐ってのが定番。

大量のかつおぶしと醤油、酒、みりんを小鍋で煮立ててツケダレを作り、ネギを刻み、鍋に水を張って昆布をブチ込めば準備完了。煮えたら豆腐を入れていきます。みなさんは木綿派? 絹派? ウチは、だんぜん絹です。

R0011994

千葉県は佐倉の、七味唐辛子専門店より取り寄せた新作をたっぷりとふりかけて食す。相変わらずの強烈な辛さは健在だが、その他の素材が存在感を増している。オヤジ、腕を上げたのぅ。

湯豆腐の困るところは、ビールが進みすぎることなんだよねー。こればっかりはねー。

日本はいつまで蚊帳の外でいられるか

恒例の年度末Deathマーチで忙しさMAX! なので、投下しようと思ってたけどタイミングを逸してたエントリーを。

その本、アメリカ国内で正式に流通していないでしょ
→ってことはある意味、絶版だよね?
→じゃあ、ググれば全部読めるようにしとくわ

かようなGoogle様のスーパーコンボ技のおかげで、いま日本の出版業界はちょっとした混乱に陥っている。全体像をつかむには、このへんの記事がいいのかな。

具体的にどんなタイトルが該当するのか、と調べてみたら、大手中小関係なく、もう何千何万何十万もの本がリストアップされていて笑った。最新刊も読めちゃう。いいのか(笑)。

これ、ある程度の法務体勢があるところはいいけど、中小や地方出版社にとっては寝耳に水で、無用なトラブルになりかねない。ホンマに大丈夫かいな。日本のグーグルがうまく立ち回ってくれればいいけど……。

その一方で、何を今さら感だけど、Amazonの大英断がきました。Kindle for iPhoneね。これ、たまたま最初がiPhoneだったっていうだけで、準オープン化したってことが大きい。いずれAndoroidや、ほかのハードウェアにも広がっていくものと期待されるし、Kindle自体の購買にもつながるだろうから、いい企業判断だと思います。

両社の思惑がどうなっとるかにもよるけど、Appleがこのアプリの審査を通したってことは、Appleとしては電子書籍はやらないってことなのかもしれない。

先日、大学時代の飲み会があって、そのとき来ていた某大手出版社、某大手新聞社の人たちともこのへんの話題になったんだが、相当酔っぱらってたので、キチンと説明できたかはわからない。

なんとなく、酔っぱらいの戯言として捉えられたような気もするが、アメリカでは新聞社にとってKindleは、「溺れた人間に投げられた藁」どころではなく、控えめに言って「救世主」の域にまで達しつつあるんじゃないかと思う。

すぐれたコンテンツを作るメディアがあってこそ、グーグルやAmazonが彼らの商売を続けられるのであって、そういった作り手たちが(規模はちいさくなるのかもしれないけど)きちんと労働に見合った対価を得られるシステムの構築は、ほんとうに急務だ。じゃないと、なんとかJAPANのWBCでの活躍も、きちんと報道されなくなってしまう。

優れた記事と、いい写真。紙とか電子とか、プラットフォームなんてどうでもいいから、それらを生み出す人材やノウハウが途切れませんように。すでに若者たちの世代で断絶が始まってるかもしれないが、まだ間に合うと思うのよね。

一夜明けて

野球の試合としてはとても面白かった。普通に韓国は強いね。へたくそだけど。

やはりストライクゾーンの出し入れで勝負するのは危険。岩隈が失点した回の先頭打者は見てないけど、杉内が最後に出したフォアボールは城島の配給ミスだと思う。外低めの際どいとこ。日本ならストライクだったかもだが、その後、馬原が痛打。相手のポカがなかったら大炎上だったもの。

やっぱ、韓国やキューバ、アメリカなんかを相手にするときは、内外高低の投げ分けよっか、ゾーンの中でブリブリ動くような球を放るスタイルがいいんだろうな。強風マリスタの俊介みたいな。ありゃ魔球だからな。

原采配に関しては、世の中の皆さんとは違って、今のところ特に不満はない。

ダル登板で流れを変えようとした点は評価。

中島バントを批判するのは結果論ということで。イムと青木の同チーム的因縁が作用して、打ってくれるかもと俺も思った。ま、甘ちゃんってことだ。

野球は確率のスポーツだから。1アウトでランナー2塁にいて、その後に3割バッターが2人続くんだとしたらヒットが出る確率は6割だけど、2アウトで3割バッターが1人じゃ、けっきょく3割なんだよなあ。理性で考えると、1アウト1塁で送りバントはねーわ。うまくいかなかったら批判されるのは覚悟の上なんでしょう。

五輪予選の星野の、無死満塁でスクイズってのもセオリーからはあり得ないのよね。たまたまうまくいったから「神采配」とか言われるだけであって。転がりどころが悪ければホームゲッツーだもん。

あと、岩村を代えなかったのは、負けてもいい試合だったからか。特にダル登板で場内が盛り上がった裏の8回は、片岡なり川崎なりを試してみてほしかったが、あそこで岩村が先頭出てくれたほうがその先を考えると効果が大きいと判断したのだろう。トーナメント状態になったら、もっと手を打っていたはず、と思いたい。

次はいきなりキューバだろうけど、キューバが本当に強いのならどっちみち2回闘うことになるのだから、2位進出でもまったく問題なし。ていうか、キューバは前回WBCも2位通過だったし、まだどうなるかはわからない。それよりも、昨日の奉重根とはもう一度当たることになると思うので、きちんと対策を取らないとねえ。

そうそう、西岡はやっぱ大物すぎる。

「何で自分が出ていないんだろうってムカついてくるけど、第3回WBCには選ばれるぞと思ってプレーしています」(2死満塁から走者一掃の2ベースを打って)

WBC開幕によせて

大方の予想では、まさか日本が予選で敗退という事はあり得ないという論調だろう。しかし各チームともエース級を仕立ててくるだけに、中国はさすがに別として、台湾とも韓国とも、相当ハイレベルな投手戦になる可能性が高い。

ほんの少しのアヤが勝敗を決することなど、ちょっと野球を見ていれば誰にでもわかること。どんなに弱いチームだって首位相手に連勝する事くらいある。個々の選手、特に投手への依存度が高い野球というスポーツにあっては、チーム総合力が高いほうが常に勝つということは保証されない。つくづく思う。野球は確率のスポーツなのだ(野村克也)。

ということで私は今回、日本が本戦に進めなかったとしてもあまり驚かない。大いに憤慨し、落胆はするけれども。

韓国は北京で、相当思い切った施策を打ち出してきた。シーズンをいったん止めて、ボールを国際球に、ストライクゾーンもそれに合わせて変更した。国ぐるみ、組織ぐるみで「勝つ」ために努力した結果、見事に金メダルだ。称賛に値する。

翻って……ボールやストライクゾーンを国際仕様にするという、そんなチッポケなことが、なぜ日本ではできないのだろうか。プロだけじゃなくって、ノンプロや高校野球、すべて国際球にしちゃえばいいじゃないか。ストライクゾーンも。

だができない。プロ野球、高校野球、歴史のぶんだけ、いろんな思惑や利権や支配構造があるからだ、とここでは言い切ってしまう(長くなるからね)。

愚痴ついでだけど、日本は審判も含めて競技レベルが高すぎる。民族性といってしまえばそれまでだが、プロの審判で「おや?」と思うのなんて、あんまりいないもん。「コデライク」で有名な小寺審判くらいですよ。

だけど国際試合では、いつなんどき、ボケな審判に当たるかわからない。柔道でもサッカーもそうだけど、「この審判やべー」と思ったときに、どうやって勝ちに行くか。こういうことをキチンと考えるのも大切だ。際どいとこ取ってくれないーーそんなときどうやって対処するかが大事なんやね。グラウンドコンディションも、そう。箱入り娘じゃないんだから、タフでないといけない。

さて、長くなったので前回WBC時の名スレやなんかを適当にリンクして終了。

●少年の日、神様との約束(以前紹介したオレトヨ36氏の超美文)
http://oretoyo.seesaa.net/article/102004644.html

●パンチョさん見てますか?日本はやりましたよ
http://p2.chbox.jp/read.php?host=ex13.2ch.net&bbs=base&key=1142922318&ls=all

●ニコ動バージョン