AppleのGeniusにガクブル

iPod nanoのカラバリとか、そんなもんどうでもいいんだけど、今日iPhone 2.1がリリースされたので、さっそくiPhoneでGenius機能というものを試してみた。

Geniusとか、よく言うよね、自分で。「オレってイケメン」に近いものを感じるんだが、Appleってネーミングについては、たまにスベるんだよなあ。

さて、ともあれ適当にビリー・ジョエルの”Summer, Highland Falls”なんぞを選択してGeniusボタンを押してみた。で、一瞬で生成されたプレイリストがコレ。いやはや、すごいわ。ちゃんと、それっぽい曲がズラリ。テンポがいっしょとか、そーいうんでもない。同世代の人なら分かってもらえるかな?

“I Saw The Light”に”99″に”America”!? うわ、”’39″もかよ。へー。



どーいう仕組みなのか。字ヅラだけの説明じゃ、ちょっとピンとこないけど、詳しくはココの記事を読んでみてほしい。

ジーニアスは、ただ同じアーティストの曲を集めているわけでもなければ、ただ似たような傾向の曲を集めているわけでもありません。同じメタデータが付いている曲でもありません。
ジーニアスは続けて聞くのにピッタリな曲を集め、連続して聞いたときに心地よい音楽的な流れを作り出しているのだ、ということです。

「なんとなく今は、あの曲の気分だなあ」ってことあるじゃないですか。そんなときはもう、Genius機能は本当に役立ちそう。このテクノロジーはすごいわ。世界中の、数千万ものユーザーのデータを解析? ホント? どうハンドリングしてるんだか。いやまあ、メタデータだけじゃこの選曲はできないしなあ。Googleじゃないけど、扱うデータの総量が一定のラインを超えてるからこそ、できるサービスなんだなあ。

当然商売っ気もアリアリで、iTunesだと自分が持ってない曲をお勧めしてくれたりするんで、iTSでの無駄遣いも増えそう。このへんも抜け目ない。そしてさらにデータが集まる、と。なんだかスゴイのを通り越してコワイわw

とりあえず、これなら「天才」の呼び名に相応しい。ついでに、Guns’n’Rosesの”Welcome to the Jungle”でジニってみたのがコレです。なるほどなあ!

「AppleのGeniusにガクブル」への2件のフィードバック

  1. コメントしたい記事が続くなあ。
    いわゆるDNA解析だけど、絶対近々、音楽以外もできるようになる。
    推薦型RSSや、追跡型Lifelogが普通になる。
    AIRなんかが普通になれば、リッチコンテンツの
    検索も普通になると思うよ。
    これがいわゆるWeb3.0(ひえー!)では!

    さて、そこでどんなビジネスをするかなのだが・・・・うーん、困った!

  2. ネタ(コンテンツなりデータなり)をいっぱい持ってる、集められるところが儲かるんだよね。

    同じネタでも単なる情報(インフォメーション、ニュース)だけだと儲かりません。

    物販、モノヅクリも近いんじゃないかな。

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