相も変わらずの餃子クッキング。
ベランダの大葉を収穫し、半分は普通の餡、半分は大葉入りにする。
やや薄めの皮にしたせいか、相方が包んだのは破けてしまったのがチラホラ……。引っ張っちゃダメなのよ。精進してくれたまえ。
いつも圧倒的に野菜の比率が高いんだけど、今回のは肉多め。味付けもアタリを強めにしてみた。ビールが進んで仕方がない。大葉はもっと、親の仇くらい入れちゃってもいいなあ。
引き続き浜松ネタです。以前、「浜松餃子? シラネ」的なことを書いてしまったりもしましたが、親と話をしていたら、「そういやアンタ、よく近所の餃子屋に行ったわよね」と母ちゃんが。
じつは実家から徒歩5分で行ける距離に、「福みつ」という老舗餃子屋があったのですね。言われてみれば確かに小学生くらいの頃、何度か親と来たことがあったかも……。今になって思い出しましたよ!
さっそく立ち寄ってみると、夕方の中途半端な時間だったのにけっこうな行列。30分くらい並んでようやく入店です。メニューは餃子のみ。あとは定食のセットとビールしかありません。このへんはオトコらしい。
ただ、この店はいわゆるメディアが言うところの浜松餃子とは違って、もやしなんて乗ってないし、焼き方もどちらかというと油でカリッと仕上げるタイプ。ニンニクたっぷり、野菜多めなところは好感が持てます。
餃子ひとつでビルをおっ立てて、さらには向かいの土地もドーンと買って駐車場にしてしまったという、まさに餃子サクセスストーリーを地でいく店。並んで食べてく人も多い中、おみやげで20人前とか、50人前とか無茶なレベルでのテイクアウトも目立ってました。
さりとてもう一度行くかと言われたら、ちょっと悩むところ。実際、中高生時代は一度も来たことなかったってことは、個人的な評価は、つまりはそういうことなんだろうねえ。けど、駅から遠いわりには賑わってるので、今後も頑張って頂きたいところ。
そういえば、dancyu最新号は餃子特集だったね。阿佐ヶ谷時代に足繁く通った「潮州」のレシピが載ってるってんで買ってみたけど、なんというか、これじゃ、単なる東京の餃子屋ガイドだナー。
せめて餃子の具についての考察(特にキャベツ/白菜/ミックスの三つ巴論争)や、ジューシー感のコントロールについては掘り下げてほしかったのぅ。
南阿佐ヶ谷の「なかよし」といえば、私と親しい人ならば一度は(無理矢理?)連れて行かれたことがあるであろう、博多ひとくち餃子の店だ。
ま、餃子屋というより、餃子が看板メニューの居酒屋な感じなのだが、むかし、杉並に住んでた頃には頻繁に通ったもんです。いまでは広めの店舗となったが、昔は青梅街道を挟んだところの、薄暗くて間口の狭い店だった。相変わらず週末は行列覚悟らしいが、当時もよく並んだなあ。あまりに行列がひどいときには、テイクアウトで持ち帰ったりね。
旧店舗時代、夜中にひとりで6人前くらい食べて、苦しくて歩けなくなって、隣の駐車場でひっくり返ってしばらく休んだこともある。
先日、ちょうど仕事が早めに切り上げられそうだったので、渋谷〜阿佐ヶ谷行きのバスに飛び乗った。道すがら、連れに「とにかく臭くなるから覚悟するように」と何度も念を押す。なかよしの餃子は、翌日のトイレの中でも楽しめるのだよ。ククク。
無事入店し、2人で5人前をオーダー。あとは定番の手羽先とトマト。しばらくすると、店員がジュージュー音を立てる鉄鍋を持ってくる。久々のご対面。ゆずこしょうをたっぷり取って、黙々と箸と口を動かす。
これで3人前
うーん、堪能。変わらないなー、ココは。博多でもいくつか餃子の有名店に入ったことがあるけれど、現地と比べても遜色ないと思う。しっかり楽しませてもらいました。
帰りの電車の中では、乗客の視線が痛かったが……。スンマセン!
南阿佐ヶ谷近辺でいうと、焼き肉の太田家(テジョンヤ)、中華の潮州あたりも懐かしい。ちょっと調べたら、潮州は移転して荻窪なんですね。あの繊細な味わいは、なかなかないんだよなー。
浜松餃子というのが名物らしい。なんでも、浜松市民の餃子の年間消費量が宇都宮よりも多いとか。へぇ。
生まれてから高校を卒業するまでの18年間、この街で過ごした人間として言わせてもらうが、子供の頃、とりわけ餃子をいっぱい食べたとか、そういった記憶はまったくない。通ってた高校の裏手に王将があって、学校帰りに数回寄ったことがある、という程度。カレーのほうが思い出深いんだが。
まあいいや。
駅の近くにある、繁華街の真ん中にある有名店「むつぎく」に行ってみた。1月2日なのにしっかり営業。昼過ぎに訪れて、4-5人並んでたけど、5分ほどで入れた。写真のとおり、真ん中に茹でたもやしを配置するのが浜松風らしい。へぇ。
味はというと、普通に美味い。ココのは野菜たっぷり(キャベツ中心)な餡。あんまり肉の存在感がなく、いくらでも食べられそう。2人で20個とライスを注文したんだけど、やや物足りないくらいだった。ラーメンとのセットを頼んでる人が多かったけど、ラーメン美味いのかしら。
宇都宮にも餃子を食べに行ったことがあるが、そのときはガッカリ感しかなかった。尤も、宇都宮出身の知人に言わせると、いわゆる有名店には地元の人間は行かないそうだ。宇都宮の人間にとっての餃子は、安く食べられるおやつ感覚であり、東京下町人にとってのもんじゃに近いらしい。なので、ひと皿で何百円もするようなものは餃子ではない、と。なるほど。
個人的には、博多だったら餃子を食うためだけに行ってもよいとは思うが、浜松はなぁ〜ってところ。ご当地B級グルメも結構だが、町中でもっと激しい競争があるようじゃないとイカンのではないだろうか。
個人的なメモも兼ねてポスト。
【材料】
餃子の皮40枚
豚挽肉200g
長ネギ2本(青いとこも使う)
キャベツ(葉っぱ2枚くらい)
【調味料】
生姜汁
日本酒
オイスターソース
ごま油
塩・こしょう
鶏がらスープの素
材料はこれで餡が2〜3個ぶん余ったくらいなので、ほぼジャスト。
味のほうは、具のほとんどがネギだったわりにはイケる感じ。ただ、もっと餡をジューシーにすべきだった。キャベツより白菜がよかったのかもなぁ。
ってことで検索君。研究してみようっと。
思いがけず新鮮な野菜が手に入った。トマトに茄子に、しそにピーマン。その他モロモロ。どれも新鮮だし、農薬なんかもほとんど使ってない。味も昔っぽい良質なものだ。
朝起きて、まずトマトソースを作る。にんにくをオリーブオイルで炒めて香りを移し、鷹の爪も投下。タマネギも、適当な分量投下。火が通ってきたらザク切りにしたトマトをドカドカ入れる。ローリエ入れて、塩とかこしょうその他で味付け。迷ったけど茄子も輪切りにしてぶちこんだ。
ブランチは、スパゲッティーニにこのトマトソースをかけたもの。バジルがあればなー。
正午過ぎ、ジムに行こうかとも思ったんだけど、せっかく天気もいいことなので、近所の公園を走ることにする。自転車で現地へ。なんかバーベキューとかやっとる。この暑いのにご苦労なことです。
こっちは、iPhoneポケットに忍ばせて、音楽聴きながら公園のジョギングコースをチンタラ走る。つい調子に乗って全力疾走したりしたら、膝にきた。やべーなあ。まあ、だましだましのスピードで。インターバル含めて2時間くらい。あー、あとね。蚊がすごかった。短パンだったんだが、足が悲惨なことに……。
たっぷり汗をかいたので帰宅。どうせだからとベランダ掃除を。デッキブラシに体重のせて、ゴシゴシやる。これも力入れてやると暑いね。たまにホースで水を浴びながら、久々に窓も洗う。
夕方になったのでスーパーに。豚ひき肉を200g買おうとしたら滑舌が悪かったのか400g包まれてしまった。まあいいか。
安物だけどものすごく美味そうな白ワインがあったので2本購入。あとクローネンブールの白も仕入れる。その他、今年の山に持って行こうと思ってる大東島のラムとか。
図らずも、ものすごく重い荷を抱えて汗だくで帰宅。ヤフー動画で野球を見つつ餃子の仕込み。頂いたしそは茎もついてて、とてもいい香り。それだけで幸せになる。コイツは迷いはしたが、しそ餃子にするのだ。予定外の肉を買ったこともあり、半分をしそ入り、もう半分をしそなしにすることに。
仕込みで肉やらキャベツやらを練り込む。ぐいぐいやってたら汗がしたたり落ちる。それもまたよし。餃子は包みが楽しいんだけど、今回は手抜き。特にヒダとか作らなくても問題ないっすよ。40個弱くらい包んで、休憩。風呂に。
湯船を張って肩までつかる。ここでも汗をかきまくるので、あがったら素っ裸でビール。で、おもむろに「焼き」に入るが、これまた暑い。ビール片手にフライパンを振り、一度に10個ずつ焼き上げる。
うむー。べらぼうに美味し。ノーマル餃子としそ餃子を交互に食べることで、しその風味をとことん楽しめるな。しそ餃子だけだったら、感動が薄かったかもしれない。結果オーライだ。
もちろんまた、食べながら大粒の汗。
夏は暑いが、楽しいこともいっぱいある。明日は徒歩3分の近所の野球場で西東京大会をまったり観戦するとしよう。
ちょっとネガティブトーンでいかせていただきます。根がペシミストなんですみません。
船場吉兆がヤリ玉に上がってる一方で、何を今更的な記事。いや、けっこうビックリするけどw
そういえば、ちょっと前に見つけた記事でこんなのがあった。構造的にはほとんど変わらない、というかこの国のとても醜い部分をダイレクトに指摘してくれている。
残置農薬はけしからんと言う一方で、食品には少しでも安い価格を望み、毒餃子に本気で怒る人々も、同じです。
美味いメシ食べて、ステキな温泉でのんびりしたいもんです。
BGM: “Positive Vivration” by Bob Marley & the Wailers
川崎で映画を見て、浪花ひとくち餃子「餃々(チャオチャオ)」で各種餃子をビールで流し込む。いいなぁコレ。近所に欲しい店だわ。安いし。それにしても最近は、川崎で遊ぶことが多いなぁ。
『ニュースの天才』(2004年 ビリー・レイ監督)
1914年に創刊され、唯一、大統領専用機「AirForce One」に設置されているという老舗の政治雑誌、「The New Republic」。そしてその編集部で働く新進気鋭の記者、スティーブン・グラス。若干25歳の彼は、独特なセンスと切り口でさまざまな記事を執筆し、編集部内でも評価の高いバリバリのヤリ手である。
だがある日、「Hack Heaven」という記事にライバル出版社のネットマガジンが反応する。ある子供のハッカーが大企業を恐喝し、まんまと報酬を得ていたとする内容だが、ライバル社としては「なぜウチが知らないような記事を?」というわけだ。そこで調査を進めると……。
「真実を伝える」ことは、実は途方もなく難しい。NHKのニュースだから真実だというわけではない。言葉の使い方、ニュアンスの伝え方、話の順番、そして網羅性。意図的にそうしようと思えば、ニュースというものはいかようにもその姿を変えることができる。
例えば先の新潟中越地震。そりゃ被災者は困ってる。これから雪も降るし、エコノミークラス症候群で亡くなる人さえいる。震災のドタバタで暗躍する裏稼業の連中。罹災証明を受けられないがために現場を離れられない人たち。偏った救援物資。そして窓口だけでいくつあるのかわからなくなるような義捐金の受付。
これらを報じる記事は、あくまでも断片でしかない。受け手は、断片を集めることでしか本質に迫れないのだろうか。そして「真実を伝える」ことは、実は途方もなく難しいくせに、「作る」のは、実はとても簡単なんである。大なり小なり、日々のニュースはまさに作られている。
史実に基づいて制作されたというこの映画は、いろんな意味で身につまされる。この1年でネットの世界はブログを中心に大きく変貌を遂げたわけだけど、その片隅でこんなこと書いてる人間でさえそうなんだから、マスコミ関係者は必見ではないか(笑)。
個人的には、アメリカにおける雑誌編集部の描写がけっこう面白かった。一般スタッフでも個室あるのね〜とか、そういうレベルで。あと、会議なんかの仕切り方もいいねぇ。
年末公開映画の中では地味なのは否めないが、決して後味は悪くない。むしろ、こういうネタなのに最後まで緊張感を持って物語が進んでいくのは、なかなか爽快だった。
う〜ん、なかなか「ハウル」に足が向かないなぁ……。