ジュビロ降格、そして最終節へ

現実はいつだって残酷だ。

33節が終わり、残留争いはある程度方向性が見えた。磐田の降格が決定。福岡は自動降格圏は脱した。

 福岡37 ◯◯◯◯◯◯◯◯浦浦浦(A)
 ガ大36 ◯◯◯◯◯◯◯鹿鹿鹿(A)
 京都35 ◯◯◯◯◯◯磐磐磐(A)
 清水33 ◯◯◯◯札札札(A)
 磐田29 京京京

京都、清水は最終節勝たないと自動降格の危険が残る。

京都は降格が決まった磐田と。J2時代から、なぜか京都は磐田との相性が悪い。相手のモチベーションがわからないぶん、どう転ぶかわからない。

清水は札幌と。札幌は謎チームで、調子がいいときと悪いときの差がものすごく大きい印象。ホーム最終戦ではあるが、この試合が最もアツいのかもしれない。得点王と代表GKがいて降格とか、洒落にならんよな。

最終節のタイミングで札幌に遊びに行くんだけど、夜のすすきのがどうなってるか、ちょっと楽しみ。

ガンバは引き分けだと入れ替え戦かも?なので、やはり勝つためのサッカーが必要になるよね。ただ、アウェイの鹿島戦で勝ったことあるんだっけ?な相性の悪さ。


最後に、磐田サポ視点での「たられば」話を。

ガンバ戦で勝ってれば、他会場の結果がそのままだとこうなっていた。

 福岡37 ◯◯◯◯◯浦浦浦
 京都35 ◯◯◯磐磐磐
 清水33 ◯札札札
 ガ大33 ◯鹿鹿鹿 
 磐田32 京京京

福岡が勝って京都が分けたので、最後勝って入れ替え戦狙えるかも?ってな感じですね。さすがに薄いかな。


今シーズンのジュビロは戦術家・伊藤彰監督の就任でちょっと楽しみだったんだけど、選手だけでなくコーチ陣も、伊藤監督の戦術を理解しきれてなかったとの報道もあった。

たぶんゴン中山じゃねーかなw むかし、N-BOXも「わけわかんないけど、やってみるか」みたいなこと言ってたしw

まともな補強もなく外国人も外ればかり(グラッサ以外)、伊藤監督解任時は同情的な意見も多かったが、それでも与えられた現場・戦力でどう乗り越えるかも考えなければいけないわけで、そこは伊藤さん的にももうちょっと試行錯誤の必要はあったんじゃなかろうか。

説明したことを相手が理解してなかったらどうするのか、ってことですよ。「ベンチがアホやから野球サッカーがでけへん」みたいなこと言ってもしゃーないわけだし。

そういう意味では、仙台では我慢していろいろ試せるといいですね。磐田はフロントがウンコだったのは事実ですんで。


おっと、仙台といえば来期はJ2で磐田-仙台があるわけか。ちょっと胸アツじゃないですか。

さらに清水も落ちて、J3からいわきに加えて藤枝or松本山雅昇格とか、いつにも増してJ2がニギニギしくなるよね。

味スタ、町田は自転車で行くし、大宮千葉も遠征範囲内。はやく日程出ないかな。

残り2節

J1は残り2節で、優勝争いも残留争いも混沌としている。


特に残留争いは、見たことがないくらい熾烈だ。例年だと飛び抜けて弱いチームがあったりして、9月くらいでほぼ1枠決定、みたいなことが起きがちなのだが、今年は最後の最後までわからない。

レベルの差が縮まっているとも言われるが、夏の移籍の出入りの影響もあるのかもしれない。

 京都34 ◯◯◯◯セセセ磐磐磐
 福岡34 ◯◯◯◯柏柏柏浦浦浦
 清水33 ◯◯◯鹿鹿鹿札札札
 ガ大33 ◯◯◯磐磐磐鹿鹿鹿 
 磐田29 ガガガ京京京

いまコレ。どのチームも基本苦しい戦いが続く。

ジュビロ以外のチームは33節がホーム、34節がアウエイ。ジュビロは逆に、33節がアウエイで34節がホーム。このあたりがアヤとなる気もするよね。

例えば、浦和、札幌、鹿島なんかはすでに今期の目標を失った状態ではあるものの、最終戦となれば意味合いも変わる。

セレッソは、まだ3位を狙える位置にいる。柏は(ほんとうに残念なニュースだった)工藤の件で特別な気持ちで試合に入ってくるだろう。


33節を展望してみる。

・京都-セレッソ
ここにきて京都が元気がない印象。ウタちゃんが不調だからかな、得点の匂いが薄いんだよね。対して、セレッソは3位ACLの可能性に向けて最後のムチを入れるところ。

・福岡-柏
ここのところ勝ちを拾えていないのが柏だが、通常の試合以上に気合を入れてくるのは間違いない。対する福岡は外国人のフィット度も含めて上向きな気配漂う。バチバチな展開になりそう。

・清水-鹿島
ダービーでまさかの引き分けとなった清水は、サポの声出し事件なんかもあってチーム含めた周辺が騒がしい。対する鹿島も、なーんか状態悪い。しかも樋口と広瀬が累積で出られないとか、まさに最悪。

・ガンバ-磐田
相手が倒れるまで殴り続ける試合。引き分けは共倒れ。優勝決定戦ならぬ最下位決定戦に限りなく近い。選手のパワーはガンバが圧倒的だが、ここにきて秘密兵器・古川が本格的に覚醒するかどうか。

単なるファン目線で言えば、33節終了時点でこうなると面白いなーってのが下。

 湘南35 ◯◯柏柏柏
 京都34 ◯磐磐磐
 福岡34 ◯浦浦浦
 清水33 札札札
 ガ大33 鹿鹿鹿 
 磐田32 京京京

ジュビロ以外全部負けるとこうなる。ついでに湘南も鳥栖に負けたら、と仮定して追加。

34節は画面が5つ必要になるね。


ジュビロサポ目線で、ガンバ-磐田戦の見通しを書いてみる。

そもそもガンバはこの位置にいるチームじゃない。宇佐美が怪我してたってのはあるかもだけど、選手層は厚いし、マジでどうしちゃったの?

とはいえ宇佐美復帰でチームは生き返った。横浜相手にガンバと磐田がともに買ったけど、ガンバの勝ち方は良かった。磐田は完全に弱者のサッカーでワンチャンをモノにしたもの。

普通に考えたら、ガンバが3-0くらいで勝つでしょうよ。吹田も満員らしいし。

磐田は累積の関係で遠藤がフルタイムで出そう。この遠藤の使い方が難しいんだよね。ここ最近はスタメンから外れていて、途中から出たら出たで、走れないしスプリントもアレだし。

3-4-2-1ベースの5-4-1で守備から入る展開、つまりいつも通りの引いて耐える前半0-0で後半勝負の入り方で本当にいいのか。遠藤スタメンで中盤の守備強度を保てるのか。

渋谷監督的におかれましては、バクチは打たないだろうけれど、バクチ打たないと終わっちゃうよとも思う。

古川は、遅くとも後半開始から投入してほしいなあ。相手も対策してくるだろうけど、古川が左から突破試みてファールもらって、遠藤がFK決めるみたいな夢展開が見たい。左側からなら、遠藤の右足は脅威でしょうよ。

サッカーおもしれえなあ。

葛根田講 2022秋 day3

10月9日日曜日。

我ながらアホだなと思うのは、アラームをセットしたのが9時30分だったということ。確かに「昨夜はお楽しみでしたね」が過ぎたとはいえ、遅すぎるわ。

天罰なのか何なのか、結局あまりの寒さに7:30に目覚めて結果オーライ。さすがに出発が昼になっちゃうと予定通り下山できないからね。気温は氷点下までは行ってない。5℃くらいかな。

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葛根田講 2022秋 day2

10月8日土曜日。

6時30分起床。寒さで目が覚める。雨はいつの間にか止んでいた模様。空はくもりだが、ところどころ青空が見える。もちろん渓相も変化なしだ。

薪を使い果たしてしまったので、朝一番のおしごとは薪集めだ。かったるいが仕方がない。熾は完全に消えていたので、またイチから火を熾す。

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葛根田講 2022秋 day1

10月7日金曜日。

朝一番の新幹線に乗るには、自宅を5時30分に出る必要がある。あえて早めに出発し、朝までやってる行きつけの飲み屋でハイボール2杯。

軽やかな気分で武蔵野線から埼京線に乗り継ぎ、無事、懐かしの盛岡に降り立った。8時44分着。やはり東京に比べると寒い。外国人観光客の姿もチラホラ。よいことである。

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葛根田講 2022 〜Before the Flood

生涯で、何度この地域に来たかわからない。

「葛根田」に絞ったとしても、おそらくではあるが今回が5回めか6回めだ。他のエリアにはまったく興味がわかないわけでもないが、もはやこれはホームグラウンド……というよりも、むしろ信仰や宗教に近い。

そんなわけで「講」という文言をタイトルに入れてみた次第。

ほんとうは、9月の3連休2連発のあたりで行きたかった。岩魚を釣れるのが9月いっぱいだからだ。だが、台風やら何やらで天候は最悪なことが事前にわかっていたため、準備は整えてありながらも断念することにした。

ひとりで行くことが前提だった。

思い立ったら、天候を筆頭とした条件が整ったら、行く。簡単なことのように思えるが、これは単独でないとなかなか実行できない。

もちろん、パーティーならではの楽しさはある。それはよくわかっている。

10代最後のあたりから20代前半まで、山に行くときは常にひとりだった。その後、行動が沢主体になりコンビからトリオ、さらにはもっと大人数まで、そりゃあ同じ体験を共有する楽しさというものはある。絶対的にある。

その対極として単独行があるわけだが、今回の自分は、ひとりでどこまでちゃんとできるのかを確かめに行く、という要素が強かった。

日程の組みやすさは、ある意味副産物ともいえる。

今年の8月くらいから計画を始めて、いくつか悩んだ装備がある。

まずは登攀系。いわゆるザイルやハーネスである。

そもそも確保ありきの登り方をするつもりはないが、沢に行くとなれば非常時の懸垂下降は念頭に置くべきかと思う。

しっかりとした登山道が整備されているエリアに行くわけではないので、使わないことが前提ではあるものの「おまじない」として8mm×30mとハーネス一式は持っていくべきであろうというのが結論だった。

長さについては、今回の目的地である葛根田川であれば20mでもよいかなとは思ったが、うーん、ダブルで10mと15mの違いは意外と大きいのですよね。

むしろ、8mmを6mmにしたほうが現実的だったかもしれないが、このあたりは今後ゆっくり考えたい。

続いてはタープ、あるいはテント。

仲間と共有しているタープを借りようかと想定していたが、3〜5人くらい余裕で使えるサイズなため、ソロだとさすがに持て余す。タープに関してだけは、大は小を兼ねないのだ。

結論を言えば、新たにツェルトを購入した。モンベルのもので、密閉空間も作れるが、広げればタープとしても使える。ソロ用のテントを買うかとも思ったのだが、それだと焚き火との親和性が低い。雨や寒さへの耐性は著しく低いが、結果的には良い判断であった。

シュラフは、夏に使っているインナーではなく羽毛量の多い、モンベルのダウンハガー#2を持っていくことにした。沼田の猟師小屋に厳冬期に泊まるために購入したものだったが、こんなときに役立つとは。

なんやかやでパッキングしたところ、体重計でのザックリ計量で16〜17kgくらいであった。

文明の利器

秋晴れってことで、高尾山に。

1号路から4号路に入り、アホみたいに混雑している山頂をスルッと抜けて5号路の周回から6号路で下山してきた。

山頂直下の、比較的人混みのないエリアで湯を沸かし、どん兵衛を堪能。沢沿いの6号路に入ってからは涼しく、子連れでものべ4時間程度で周遊できた。

今回、初めてApplewatchのヤマレコアプリを使ってみたが、いやー便利だわ。Applewatch自体はずうっと手を出さないようにしていたんだけど、脈拍の計測やトントンしてくれるアラームやタイマーなど、購入して2週間くらい経つけど、もはや手放せないなあ。

ヒノキチオ〜ルのチカラ

勤め先の社屋のある飯田橋には、青森物産館「あおもり北彩館」とその姉妹店である「ひば工房」がある。

よく青森関連の、例えばにんにくだとか黒石やきそば、日本酒の八仙やじょっぱりなんかを買ったりもするんだが、あるとき思い立って「ひばオイル」が欲しくなり、ひば工房に立ち寄った。

家にこもって仕事をすることが日常となった昨今。ムスメからも臭いと言われたこともありなんというかリフレッシュというか、いろいろアロマ関係を調べていたところ、ひばオイルあればええやん、と思い立った次第。防虫効果も高いので、玄関先なんかに撒いたりする用途もあるようだ。

ところで、ひば工房の店員さんは無茶苦茶気さくで、すごく話しかけてくるので注意ね。なんというか、ノリが関西のおばちゃんに近いw むかしココでまな板を買ったときに熱心に接客していただいたのを思い出す。

その日も店に入ると即座にロックオンされ、にこやかに話しかけられる。ひばオイルが欲しいと伝えると、ここではなく北彩館のほうにあるとのこと。

せっかくなんで店内を見せてもらうと、ひばの端切れとか、枡とかがいっぱいある。

もともとAmazonあたりでアロマディッシュ(木製のオイルを垂らすための皿)でも買おうかなと思案していたのだが、ひばそのものにオイル垂らすといいんじゃね?と思い立ち、おばちゃんに相談。それならと教えてくれたのがひばの枝を切り出したもの。

おお、たしかに!

とりあえず小ぶりのを3本購入。ひとつ100円とかそんなもの。ひばオイルも、すぐそばの北彩館にて無事入手。こちらは100mlで3850円ナリ。ジャバジャバ使うものではないので、けっこう長く楽しめそうだ。

さっそく家に帰りオイルを断面に垂らすと……おおお、木の香りがプワ〜ンと来て落ち着く! こいつは佳き!

待てよ……このひばの枝をひば製の枡にギュウギュウに押し込んでアロマディッシュ的に使うと良くね? 娘のおさがりのアンパンマンの小皿をいつまでも使うんじゃ、さすがに風情が無さすぎるってもんよ。

ってことで、また買い足しに行かねば〜!

あ、ひば工房のおばちゃんによると、10月半ばにはひばの苗木が入荷するらしい。手間もかからないし成長も遅いから部屋に置くのにピッタリよ〜とのことなので、そのあたりにを狙って再訪すっかな。