
週末土日を使って、防火防災管理講習を受けてきた。マンションの組合で防火担当になったからだ。
続きを読む 防火防災管理講習若干引き気味の家族に、この作品がいかに優れた映画であるかについて熱弁をふるいながら確信した。
自分はおそらく、最初から新海誠ウォッチャーだったのだ。
Mac1台でアニメ映画を作った男がいるというニュースが、新海誠という人を知るきっかけとなった。当時の仕事と関係したトピックということもありご本人と若干の絡みもあったが、当時は作品の質や内容というよりも、その「個人での制作」が話題の大半を占めていた。
続きを読む 「すずめの戸締まり」を見てきた本当はサクッと勝って、スペイン戦はターンオーバーできればシナリオ通りだったんだけど、そうは問屋がおろさない。
スペインも必死のドイツにドローに持ち込まれた。これも想定外。
おかげでガチのスペインと勝負できる。すごい状況だなこれは。
裏もガチンコだ。コスタリカにとっちゃ、ドイツ食えば決勝トーナメント行けるんだしね。ガチガチに守ってカウンター戦略するっしょ。
朝4時か〜。早起きするのか夜更しするのか微妙すぎるが、がんばってTV桟敷で観戦しよう。
そりゃあ勝てばうれしいけど、負けたにしてもそれはそれで。こちとら、国を代表できるほどサッカーは上手くないんだから、最前線で必死こいて戦ってる彼らを見守るだけよ。
疲労が心配かな。鎌田と吉田麻也。掌返しで批判されてる選手たちも、メンタル調整はしっかりやってもらいたい。
Winnerが当たった。スペインvsコスタリカ戦。
おそらくコスタリカさん虐殺されるだろうと踏んで、3口1点買いで仕留めたんですよ。ドイツvs日本は夢見すぎてスカだったのですが、ちょっとうれしい。
続きを読む 現実と皮算用もちろん先制されるパターンは想定していたけれど、どうにか追いついて勝点1をもぎとれれば、くらいの想像力しかなかった。
カウンター右サイドに陣取り、ずうっと白霧島ソーダ割を体に流し込んでいた。
試合後は余韻に浸ろうと、あえてサッカーなど興味がなさそうな人間だらけのスナックにハシゴ。
不思議な夜だった。
勇気あふれる選手起用と采配。
戦術・三苫からのこぼれ球ズドン。
浅野は抜け出し、トラップ、ハンドオフ、天井ブチ抜きとすべてがパーフェクトだった。
Winnerはもちろん外れた。
サッカー日本代表とは、ぼくらの世代にとってはひとつのストーリーだ。だから夢があるし、おもしろい。
国内有数のサッカー県で生まれ育ったこともあり、幼馴染みに某元日本代表のストライカーがいたり、ちょっと前の投稿にも書いたけど、Jリーガーになった友人もいる。そういや5歳上の兄の同級生には、これも元日本代表GKの真田選手がいたな。知り合いの知り合いに、誰かしら代表選手がいるとか、そういう環境。
でも子供の頃のサッカーといえば、結局のところメインコンテンツは高校サッカーだった気がする。当時は静岡県予選のほうが全国大会よりもレベルが高いと言われていた時代だったりもするのだが、もはや隔世の念だ。
検索してみたが、釜本がヌードポスターになったのが1984年だそうだ。で、木村和司の伝説FKが1985年。その頃の私は高校生。日本サッカーリーグだの、日本代表の試合など、テレビで見ることはほとんどなかった。ていうか、そもそもやってなかったし。たまに父親に連れられて都田のホンダのグラウンドに試合を見に行ったりはしてたかな、という程度。
でも1982年のスペインワールドカップのことはよく覚えている。録画放送だったのか生放送だったのか記憶はまったくないのだが、準決勝の西ドイツvsフランスの試合が激アツだった。
同点のまま延長戦に入ってフランスが2点リードを奪うも、そこから西ドイツが驚異的な粘りで追いつき、最後はPK戦となり勝つのだ。ルンメニゲとかいたな。これがゲルマン魂なのか、と。
あとブラジル代表にソクラテスがいて、「ソ・ソ・ソックラテスか〜プラトンか〜」のCM(伊丹十三野坂昭如)もあったから、そんな名前の人が本当にいるのだなと記憶に残っている(いや、伝説的な選手なんだけどな)。
同じサッカーなはずなのに、ルンメニゲやソクラテスには鮮烈な印象を受けたいっぽうで、釜本の裸や木村のFKは「ふ〜ん」程度の感想しかなかった。結局、日本で行われていたサッカーと、ワールドカップというものは別次元のものだったのだ。
それからカズが帰ってきて、読売と日産という構図が徐々にできあがり、Jリーグができてドーハがあって(映像がスタジオに切り替わった瞬間の柱谷兄の涙が印象的だった)、フランス大会があってゴン中山がシュートを決めて、2002の日韓。
いろんな人の努力と汗、それに涙があって日本サッカーは大いに盛り上がった。最近では人気が低迷してるとか、一般人はもう興味を持ってないとか、そういう話もあるけれど、自分自身としてはむしろ最近になって生活の中でサッカーが占める割合が徐々に上がってきている。Jリーグにせよ協会にせよ、こんなオッサンじゃなくて若い人の興味を引きたいんだろうけどさ。
仮に人気低迷が事実だとしても、それも含めて壮大なストーリー、コンテキストがサッカー日本代表にはある。
今夜行われるドイツとの予選リーグ初戦がどのような結果になっても、たとえイランのようにボコボコの夢スコアにされたとしても、それはそれで楽しかろうと。なぜなら物語は終わらず、続いていくからだ。
そりゃ10回やったら8回は負ける相手かもしれないけど、残りの2回が来ちゃうかもしれないじゃん?
日本代表の流れをずっと見てきているけど、わりと真剣に歴代最強じゃないかと思ってる。だから本音ではすごく期待してる。ドイツにだって、付け入る隙はふつうにあるよ。サウジがアルゼンチンを食っちゃったばかりだから、ぜひ続いてほしいね。
あとさ、代表戦見るくらいにはサッカー好きな人に言いたいんだけど、もっとJリーグ見ようよ!おもしろいぜ!
デュエル王・遠藤だって、元はといえば湘南のゴツめなあんちゃんだったわけだし、世界のトミヤスもプロになったのはアビスパからよ?( シントトロイデン経由で羽ばたいた人の多さたるや)
鎌田は鳥栖だしイナズマ純也も甲府だったりとか、ほとんどの代表選手はルーツがJリーグなわけだから、もっと感心持ってくれるとうれしいなあ。
個人的にはもちろん地元の星・伊藤くんを応援している。去年の夏にJ2にいたのがワールドカップだなんて、夢があるよ。
あと代表関係ないけど、パパ水沼の息子がFマリノスで優勝してベストイレブンとかさ。すごくね? いやー、FC東京にいた頃はパッとしなかったのにマリノスで花開いたなあとか、おっちゃん、しみじみしちゃうんだよな。
あ、今夜は近所の国際通りスタジアムで観戦するんだ。飲むぞー!
後から写真を見てたら、今回の旅でメシを写したものが極端に少ない。これはアレです、来たらすぐ食べちゃう的な感じで撮るヒマがなかったと、そういうことです。
続きを読む 晩秋札幌往訪の記〜食事編北海道に行ったら、やはり乗馬であろう。というか、うちの奥様は馬大好きっ子なので毎回どこかしらで乗ることになる。
前回十勝のほうに行ったときもそうだったが、今回もできるだけワイルドで、初心者でも長時間ライドできるところを探した。
月曜と火曜は休みだというので、帰りのフライト当日の午前中とかなり慌ただしくなったが、朝イチの枠を予約。渋滞が激しい朝の札幌市内をどうにか抜けたら、アクセル踏み込んでぶっ飛ばす。
120分で1人1万3000円と聞くと「高っ」と思うかもしれない。それでもズブの素人を2時間乗せても大丈夫な環境の維持。さらには小学生もOKという、内地では考えられないような内容であり、さすがは北海道と感嘆せざるを得ない。ヘルメットや各種ウエアなど装備一式フルレンタルも含まれるとなれば、尚更である。
馬場内で簡単なレクチャーを済ませたら、すぐに出発。講師の馬のお尻を勝手に追いかけていく。馬にとっては慣れたものなのだろう。
道路を越え、すぐに草原に入ると放し飼いされている馬が疾走したりしている。むちゃくちゃ良いではないか。
おっかなびっくりだったムスメも、気持ちよさそうに鞍上で揺れている。前の馬に遅れそうになったら両足でお腹を挟むように蹴るのだが、速めのトロットになったりして焦る。股間が打ち付けられて痛い……。
森を抜け、海に出る。石狩湾、流木がすごいな。これ拾って盛大に燃やしたい。天気がよくて風も吹いていない。絶好のホーストレッキング日和である。
やがて波打ち際となる。砂浜は、濡れた部分のほうが足が沈まず馬も歩きやすいようだが、波がかぶるのは何となく嫌なんだな、という感じ。
ひとしきり波打ち際を歩いたところで1時間。折り返して往路を戻る。
あっという間に時間が過ぎて、牧場に帰還。厩舎へと連れて帰り、にんじんをあげたりして労をねぎらう。
さて帰ろう。一路千歳を目指し、搭乗前に安定の佐藤水産で買い物をするのだ。
モエレ沼ふたたび、である。
以前ここに来たのは結婚してすぐの真冬だった。一面銀世界で、ちょっと吹雪いてたかな。凍えながらそりを借りて滑ったり。雪洞を掘ったようなところに出店があって、そこでタラのクラムチャウダーを鼻水垂らしながらすすった思い出がある。
母がロイズの工場に行きたいと言ったので連れて行った帰り道。どうせすぐそこだからと、当初立ち寄るつもりはなかったのだが、まあでも来てみるとそれなりに楽しい場所だよね。
イサム・ノグチ感に浸りつつ、最後ヤケになってムスメとモエレ山ダッシュ。山頂に三角点。
高低差100メートルくらいあるんかな?と思ったが、あとで調べたらたったの52メートルでやんの。
昼飯前の、よい運動にはなった。
レンタカーを借りたので、どっかそのへんドライブでもすっかという話になった。
さりとて、あんまり遠くには行けないし近場やろと、地図で適当にアタリを付けて野幌森林公園で散歩でもしようかということに。
サクッと到着して駐車場にクルマを停めると、なにやら周囲がモノモノしい。遠くからシュプレヒコールのようなものが聞こえてくるし、テレビの取材クルーみたいな集団もいる。
その日、11月7日はここ野幌森林公園にある北海道百年記念塔の解体が始まる日だったらしい。あとで調べてわかったことだが、この塔を維持するか解体するかでけっこうモメており、解体反対派はクラウドファンディングなどもしたようだが、結局北海道としては老朽化を理由に解体することに決定。
今後50年維持するのにかかる費用が29億円、いっぽうで解体するのに4億円。
反対派は、維持のための費用のエビデンスが乏しい点を指摘している。仮に適正だとしても年間6000万円なわけで、市内の観光資源同様、何らかのマネタイズを工夫すればどうにかなるだろう、50年にわたり愛されてきたシンボルを簡単に壊されてはたまらん、ということらしい。
道としては解体後に新しい施設の建設を予定しているみたい。この手のスクラップ&ビルドは地方に限らずよくある話ではあるが……。
反対派のデモがかまびすしい中、ともあれ森を抜け、奥へと分け入った。
北大キャンパスは紅葉真っ盛りだったが、ここ野幌森林公園はピークを過ぎ、落葉が進んでいる。それでも晩秋の森は気持ちがいい。透明感ある空気の漂う原生林(+植樹林)をテクテク歩く。
適度な起伏や地形の変化がおもしろい。ここはクロスカントリースキーとかやる人にとっちゃ冬は楽しかろうなあ。
時折、チチチと鳥の声。シマエナガちゃんじゃね?などと笑いつつ歩く。カカカカカカと、アカゲラが木を小突くような音も聞こえてくる。
いいなあココ。
北海道という名前が付いたのは1869年。百年後の記念事業として塔を建てることになったのが1968年(私が生まれた年だ)。塔が完成したのが1970年。それから50年以上が経った。
部外者の観光客目線で言えば、なにかの記念碑的なもの、それも巨大な建造物をもって寿ぐという発想は高度成長期っぽいマインドであって、これだけ素晴らしい森を擁する場所なのだから、今後200年後、300年後のことを考えてローインパクトかつサステナブルな方向に舵を切るのであれば、そのほうが説得力があるとも感じる。
反対派には申し訳ないけれど。
まったく何の目的もなく札幌でフラーッとするというのは意外と悩むのだが、北大行けば一日つぶれるだろと、地下鉄で北18条駅まで移動。北方面から南下していくことにした。
農学校時代からあるという牧場施設を見学したり、恵迪寮という学生寮の蔦紅葉に感嘆したり。「けいてき」と読むんだね。大学の寮生活、憧れるなー。
ポプラ並木では人懐っこい野良猫と戯れる。そして銀杏並木が本当に美しい。
分かっていたことだが、自分が通っていた大学と比べるとあまりにも広い。広すぎる。こりゃ自転車必須だな。じっさい、学生も観光客も自転車に乗ってる人が多いね。
マルシェでチーズハンバーグを食べたり、博物館でマンモスと戯れたり。いやー、予想通り見どころが多いなあ。
思わずムスメに「北大受験しよう!オレもいっしょに受ける!」と。
いやまったく、いい大学ですねえ。
子供の秋休みを利用して有給を取り、札幌に行ってきました。実家の母親と札幌在住の伯母を会わせてあげようという恒例の企画。ともに、80代中盤と90代前半なので。
エアはマイル消化。母親と娘は伯母宅で雑魚寝、我々夫婦はAirB&Bを利用した。5泊6日で4万円ほどであった。政府のなんとか割とかは、特に利用せず。
今年は鮭の遡上が激しいらしいので、千歳に着いてまずは千歳川のインディアン水車を目指す。ここには千歳水族館があるんだが、水車で根こそぎ鮭を絡め取って、人工孵化などをさせているとのこと。
ひょっとしたら、流通経路にも乗ってるんじゃないかと思うんだが、そのへんはどうなんだろう?
水族館に入れば水中から川の様子を観察できたりするらしいが、橋の上からで十分。
PLフィルターがないのでわかりにくいが、左下あたりに魚影っぽいものが確認できまいか? 実際、びっくりするくらいの数の鮭が泳いでいたのだが、近くにいたオッチャン(おそらく近所在住)いわく10月中旬くらいがピークだったらしい。なお水中にあるピンクっぽいところは我慢しきれず産卵してしまったもの。
生まれて初めて鮭の遡上を見た。
ちょっとコーフンした。
11月12日。前夜しこたま飲みすぎたせいもあって体がダル重ななか、実家から徒歩30分くらいかけて天竜川駅ちかくの「かどや」へ。
1人だったのでフルオーダーにはせず、餃子とお好み焼きのみ。あともちろんビール。フルオーダーとは自分で勝手に言ってるだけだが、これに焼きそばが加わることを指す。ま、どーでもいいですよね。なお餃子は中(12個)。
なんだかんだ言って、この店の味がいちばん好きだ。とりわけ餃子が最高。お好み焼き屋なのに餃子が美味いというところが、ある意味浜松らしいのかもしれない。
でこの日は、サッカー高校選手権の静岡県大会決勝が行われるわけで、店内でTV観戦もしちゃうぞと、まあそういうわけです。
続きを読む 祝・浜松開誠館静岡県大会優勝先の焚き火の投稿に絡んで、となるがマグカップの件。
かなり初期のsnow peakのチタンダブルウォール450mlを、かれこれ(たぶん)20年とかそのくらい愛用しており、折々の山行で活躍してくれている。
保温力も高いし、熱いものを入れても大丈夫。450サイズなので、なんなら袋ラーメンくらいイケちゃう頼もしさもある。
「わたしもほしい」と妻が言うので「よっしゃ買うたろ」と調べたら、驚愕の事実。
同じsnow peakの、ステンレスのダブルウォールは真空なのだが、チタンのダブルウォールはただの空気なんですってね!
いやあ、ずっと真空だとばかり……。他メーカーのものも、チタンで真空ってあまり見当たらないから、素材的な問題なのでしょうな。
重さも値段もさして変わらないので、新しくステンの真空を購入。
底面には黒い丸シールが貼られていて、思わずはがしたくなるのだが、真空維持のためのものなんだろうな。
なぜもっと早く気づかなかったのだろう、という悔恨がありつつも、このところ頻繁に訪れているのが、多摩川ぞいにある、郷土の森公園バーベキュー場である。
休日の昼間なんかに行くとファミリーやヤカラ集団が真夏のプール並にギッシリと肉を焼いている。本当に、びっくりするくらい人でぎゅうぎゅう。煙もうもう。
世間ではアウトドアブームもあってBBQ場はどこも似たりよったりなのかもしれないね。
郷土の森公園バーベキュー場は、9:00〜21:00まで利用できるんだけど、直火でなければ焚き火OKなのね。日が暮れてくるとデイキャンパー(デイBBQ集団?)たちが帰るので、混雑具合もそれなりに緩和される。
つまり、夕方からなら時間制限はあるものの手軽に焚き火を楽しめる。そこに気づいたのが最近というわけ。
17時すぎに自宅を出て、自転車で15分。集団が多い広場を避けて、樹林帯のあたりに陣を張るパターンが多いかな。
持っていく装備はこんなところ。ザックに詰め込んで、エッホエッホとペダルを回す。
ちなみに薪は、東府中にある川島商店で買っている。
針葉樹系も広葉樹系もあって、店の内外にドーンと積まれている。自由に選べるのがありがたい。だいたいひと束で2〜3時間くらい燃やせるのでちょうどいいし、オッチャンにたのめば適当な焚付も付けてくれる。
近所にこんな素晴らしい店があったとは。
秋から冬は、焚き火のベストシーズンだ。川向うに工場があったりしてすごく明るかったりするのはご愛嬌。子供がとにかく喜んでおり、マシュマロ焼いてスモアにして、焚き火でロイヤルミルクティーを淹れたりしていると、ちょうどいい頃合いで撤収時間となる。
おでんを煮たりもしたけれど、メシなんかは弁当とかコンビニおにぎりとかでいいかなーとも思う。もっと寒くなったら、ホットワインくらいなら試してみたいかな。