いかめしコロッケ

北海道展とか駅弁関連のイベントがあると、ついつい探してしまうのが「いかめし」。あの小降りなイカが2ハイってのが絶妙なパッケージなんだよね。

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こちらは、近所の伊勢丹でみつけた「いかめしコロッケ」。名前のまんまなんだけど、いかめしの主張はあまり感じられず。普通にイカ入りのコロッケといった感じでした。

余り物をコロッケ化するのは王道といえば王道なので、おそらくはそうした過程を経て商品化されたのでしょう。個人的には、普通のいかめしのほうが好きかな〜。

かるぼなあら

卵かけご飯が大好きです。なので、カルボナーラも大好きで、よく作ります。

どちらも主食に卵を絡ませて、なんらかの調味料を加えるというところに共通点がありますよね。なので、こないだカルボナーラを作りながら、「これパスタじゃなくてコメでやったほうが美味いんじゃね?」などとも思ったりしました。

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生卵を2つ、器に割入れたら、その上から「これでもか」とチーズをかけます。ちょうど、賞味期限が切れたパルミジャーノがあったのでそれを摺り下ろしたけど、チェダーでもなんでもOK。いわゆる粉チーズでも、もちろん大丈夫ですが、黒胡椒だけはちゃんとしたものを挽き立てで使いましょう。

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そんで、シャカシャカと念入りにシェイクします。カルボナーラ汁の完成。

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フライパンにベーコンを適当に切って入れて、弱火でじっくり炒めます。うるさいひとは「そこはパンチェッタだろう」と言うかもしれませんが、ないものはない。

油がいっぱい出てきたら白ワインを適当に投入してアルコール飛ばしつつ乳化させます。「しょっぱくなりすぎませんように」とお祈りしながら茹で汁も入れます。

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フライパンに、固めに茹でたパスタをブチ込んで煽ります。

写真にはないけど、フライパンが渾然一体となった時点で、フライパンをぬれ布巾に載せて、ちょっと冷まします。いったん温度を落ち着けないと、卵が固まっちゃうからね。

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いよいよフィニッシュ。カルボナーラ汁をフライパンに入れて、弱火にかけながら混ぜます。頃合いを見て、お皿に盛りつけて完成。

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冷蔵庫を見たらイタリアンパセリが瀕死だったので、邪道と知りつつも散らしてみました。んまかった。

赤い小箱のニクい奴

このブログの写真管理、というか張り付け方について試行錯誤中。というか、トータルの写真管理ね。

 

ずうっとFlickrを使っていたのですが、そろそろ見直す時期がやってきたのかもしれない。かといってPicasaもなあ……。なんか、おすすめの写真管理サービスないですかね。

 

というわけで、このところの食生活を適当に振り返ってみます。

 

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ピッカピカで立派な鰯。パラリと塩を振って、オリーブオイルでソテーしました。ちょっとだけ醤油をたらしていただきます。

 

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鯛の半身が安かったのでアクアパッツァに。顔の肉が最高に美味い。春だからか、浅蜊をいっぱい食べてます。

 

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そろそろ旬は終わりかな。ホタルイカ。酢味噌をりんご酢で自作してみた。んまい。

 

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やっぱり崎陽軒は最高だぜ。異論は認めない。「ポケット」が6コ入りでちょうどよいんだよね〜。

 

寒い夜には湯豆腐♪

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かつお節を削ります。我が家では、「おかっかかく」と言います。あるいはヨメに「おかっかかいといて」と言われます。

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冬場は乾燥してるので、なかなか上手く削れません……。修行が足りない。あと、自家製のつゆを用意します。これは豆腐にぶっかけるものです。

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昆布を張った鍋に豆腐を投入します。

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豆腐をすくって、つゆをかけて、七味と鰹節を好きなだけかけます。佐倉の七味屋さんに感謝です。本当は刻んだネギとかあるといいんですが、この夜は手抜きで割愛しました。

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やっぱり湯豆腐には日本酒が合いますよネ。最近は、あさ開のよさげな吟醸をフルボトルで楽しんでおります。あえてロックで。

れもん屋、最後の夜

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直前に知った。

いまの店舗が飯田橋西口の再開発のアオリを受け、閉店することを。ていうか、前日だよ。まさか昨日、月曜日が最終日だったなんて。

情報筋によると、店主は飯田橋近辺で新しい店舗を探して再出発する意向をお持ちのようだ。とりあえずの安堵。

とはいえ、あのコ汚い素晴らしい空間が、昨夜限りだったことは変わりない。せめて新しいシーズンが始まる前に、次の店を決めてほしいな! 今年は期待の新人もいるし、カープまわりも面白そうなだけにね!

れもん屋、最後の夜。行列に並ぶ客たちは当然知ってただろう。わたしは所用があり、涙をのんで飯田橋を後にした。

さらば、昭和のお好み焼き屋よ。

府中の適当なイタリアン事情

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エスニック系はからっきし弱いのに、なぜかイタリアン・レストランが充実してる(というか店の数が多い)のが府中の謎。

ひととおり、味わってみての個人的な感想なので、食べログのステマ投稿的に受け取って頂ければと思うのですが、ランチに限定すれば、最も美味い店は(くどいようだが個人の独断と偏見に拠るものですが)、旧甲州街道沿いにある、cafe i pini (カフェ イピーニ)です! ココ以外あり得ない!断言。

名前からしていわゆる「カフェ」ですが、元々材木屋だった天井の高い建物をリフォームしたってのも、いかにもイマドキの「カフェ」っぽい。

なのに、供されるパスタのレベルの高さたるや!

前菜アリのセットで1380円とかそんな感じ。この前菜も、6種類くらいがかわいらしく盛りつけられてて、バカリャウとかもうね、思わずスプマンテを昼間っから喰らいたくなるほどなんですわ。ていうか、いつもオーダーしちゃうけどね、スプマンテ。

先週だったか、娘をベビーカーに突っ込んでお邪魔したときの、トマトと鯖のリングイネ(だったかな?)も絶品でした(上の写真ね)。

ほかにもいくつか、イイ店があるのですが、また機会があったら書きます……。

おでん

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前日、大根とゆで卵を一番出汁で煮込んで下ごしらえ。

あとはいわしはんぺん、ロール白菜、長崎の「アゴ」を団子にしたやつとか、ドボドボと投入。出汁を取るときに使った昆布も、忘れずに。ある程度煮込んだら完成。

二日目が美味いので、全部は食べきらず、タネは少々取っておく。

もっと大きな鍋が欲しくなってきた。

ロール白菜

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白菜がひとつ、ドカンとあったわけです。冬の白菜は美味いんだけど、なかなか消費が進まない。白菜豚バラ鍋もありきたりだし、どうしたもんかと悩んだ挙げ句、ロールキャベツを白菜で作ることにしました。

玉葱刻んで、肉をこねて、白菜で巻いて、ちょうど食材棚にあったのでかんぴょうで巻いて。ハンバーグ作る感覚に近いかな。

白菜は、ちょっと茹でたほうが巻きやすくなりますね。

いくつかは、おでん用に冷凍ストックするのを忘れずに。

いわしはんぺん

数年前から、静岡おでんなるものが一般的に認知され、東京でもソレを売りにした店がいくつかあるのだが、主役ともいうべきタネが、この「いわしはんぺん」だ。

え、「黒はんぺん」じゃないの? と思うかもしれない。うむ、確かにそうかもしれない。だが、私の出身の静岡県西部では、いわしはんぺんのほうが通りがよいのだ。正直、「黒はんぺん」と言われても違和感が大きい。黒くないじゃん、グレーじゃん。ていうか、白いはんぺんは東京に出てくるまで存在すらしらなかったもんでね。もちろん、ちくわぶも。

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話がそれた。いわしはんぺんは、おでんもいいけど、サッと炙って、わさび漬けなんかを添えると最強。

我が家では、いわしはんぺんは「さすぼし」、わさび漬けは「野桜」がデフォでやんす。どっちも静岡中部じゃねーか!というツッコミはご容赦を。

適当に買うと添加物モリモリなんで、お気をつけを! あ、古くなったいわしはんぺんはフライにすると超絶美味ですからね!

木綿か絹か、それが問題だが

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我が家は完全に絹派です。ツルンとした食感がよいというか。でも実家の浜松ではずうっと木綿だったなぁ。

鰹節削って、自家製つゆを用意して、あとは薬味。いつもはネギだけど、このところは新たまねぎが流行中。もちろん七味も忘れずに。

酒が進む〜。

浜松銘菓、「まるたや」と「かわもり」

浜松でお菓子というと「うなぎパイ」ばかりが有名だが、地元で育った人間にとっては、もっとおなじみの菓子があるのだ。

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まずは、何と言っても「まるたや」です。ココのロールケーキは、よく死んだばあちゃんが買ってきてくれた、思い出の味。

ここのところ、全国的にロールケーキが流行してますが、昨今の、内側が全部クリーム的なものではなくて、なんというかな、「の」の字にキチンと巻いてある。今も人気みたいだけど、当時の子どもにとってはモダンな味で、本当に美味かった。昔は鍛冶町にあったよなあ。

で、まるたやと言えばロールケーキ以上に素晴らしいのが「あげ潮」というクッキー。上の写真でいうと、左側。クッキーに、シリアルとレーズンが入ったものなんだけど、これがかっぱえびせん的な麻薬性があるのですよ。歯ごたえと香りが、なんともいえない。バクバク行っちゃう。やばい。

あとね、「かわもり」のせんべい。えびせんとかも上品で美味いんですが、個人的に極めつけは、いろんな種類がゴッチャに入ったやつ。んで、その中に入ってる、揚げせんべいの、白とオレンジ、白とグリーンのねじったやつが最高にうまい。写真右ね。

特に名称はないのかしら。とにかく、コレだけ入ったヤツをバケツ一杯抱えて食べたい。それくらい好き。

どちらも、駅前の遠鉄百貨店の地下で買えることを発見。あげ潮は、駅構内のお土産コーナーにもありますね。

浜松土産でうなぎパイに飽きたら、ぜひご検討ください。

石垣島ラー油

近所で売ってたので、話のタネにとゲット。

イメージとしては、ものすごい辛いものを期待してたんだけど、どちらかといえば「食べラー」の元祖的な位置づけなんですかね。液ダレするから別の容器に移し替えろと書いてあったので素直に従う。

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島唐辛子をギンギンに効かせたバージョンなんかは、ないんでしょかね。

どんべりと焼き干し

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飯田橋の青森物産館・北彩館は、私にとって憩いの場。日々、なにかステキな出会いがないものかと覗いているのですが、先日見つけたのがコレ。ドンペリじゃなくてドンベリというのが、じつに青森っぽくて素晴らしい。普通に訛ってる感。

にごりで純米というのは、じつはけっこう珍しいんじゃないかなあ。通販でも買えるので、ご興味あらばぜひ。

http://toyokawa.shop-pro.jp/

ついでに、ちょうどレジ横のコーナーに焼き干しがあったのでゲット。単体でもいいんだけど、昆布とコイツで超極上のダシが取れます。

おじい・おばあが手作業で頭と内蔵を取って、じっくり炭火で炙るという手間ひまかかる逸品。昨年の青森への旅で、三忠食堂の津軽そばを食べて以来トリコになっているんだけど、さすがに都内では手に入りにくいんですよね。鍋の季節、常備してあると安心デス。

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ばくだんの思い出

先日、トリイソースのことを書いたりもしたけど、今回は駄菓子屋の話。

私が生まれ育った浜松では、駄菓子屋の多くに「鉄板」が常備されていた。店主のおばちゃんが焼きそばだのお好み焼きだの、作ってくれるのだ。

子どもが相手だから、そんなに高くはない。記憶があいまいだけど、焼きそばもお好み焼きも、50円くらいじゃなかったかな。

金がないときには、目玉焼き。確かこれは10円とか20円だった気がする。熱い鉄板に卵を割って、両面焼いたらソースと青のりをかけるだけ。

もちろんフトコロに余裕があったらお好み焼きを頼むんだけど、そんなものがたまらなく美味いと思っていた年頃であった。

お好み焼きについては、ローカル色というか、ペラッペラに薄い焼き方をするんだよね。で、必ず刻んだタクアンが入ってる。黄色いやつ。どうやら「遠州焼き」とか言うらしいんだけど、今にして思えば、確かに独特だったかもしれない。

ちなみに、もんじゃとかはありません。文化的にはやや西よりだからか。あと、冬場にはおでんもあったな。最近だと「静岡おでん」などと有名になったけど、たぶんテイストとしては同じようなものだったと思う。コンニャクとかハンペンが串に刺さっていて、魚粉とかおかかとかをかけて食べる。

おでんについては、屋台で売るスタイルもあって、子ども達がよく集まる公園なんかには、放課後になるとおでん屋台がいて、おでんのほかにあんころもちとか、そういう子ども相手の商いをしていた。夏はわらびもちだったり。

話がそれた。

駄菓子屋の鉄板におけるキング、それが「ばくだん」です。ココロにもフトコロにも余裕があるとき頼むのだけど、これもなんてことはない、単純にお好み焼きと焼きそばを作って、焼きそばをお好み焼きで巻く、というもの。

なんか、書いてたらモーレツに食いたくなってきた!

モダン焼きっぽいけど、それほどしっかししたものではなくて、ホントに単純に、ただ包んだだけ。それぞれ単品で買うよりは安いってことで、とにかく「ばくだん」を頼んだときのシアワセな気分ったらなかった。なんで名前が「ばくだん」なのかについては諸説あるようだけど、まあ「爆弾」から来てるのでしょうね。

浜松界隈では、空襲で田んぼとかに穴があいて、水がたまったような池を「ばくだん池」と読んでいました。これが、意外とたくさんあったのだよね。で、子ども達はそこで、ザリガニ釣りに勤しむわけです。そんな関連もあったのだろうか。

ウソのような話だけど、この「ばくだん池」は本当にそこらじゅうにあって、一説によると、B29は日本に空襲に来るとき、浜松を目指して飛んできてたらしく、帰りもいったん浜松まで飛んで、そこからサイパンとかに帰投していたらしい。つまり、帰りがけに余った爆弾をぜんぶ落として行ったとのことで、浜松は空襲の回数だけなら、いちばん多かったとか。ホンマかいな。

話がそれまくりですが、ググってみたら、浜松のいくつかのお好み焼き屋さんでは今でも「ばくだん」がメニューにあるようだ。さすがに駄菓子屋は全滅だろう。こんど実家に帰ったら食べに行きたいもんです。

シュワシュワが好きなもので

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けっこう前の話なんだけど、ソーダサイフォンを買ったんです。ソーダ水のペットボトルを捨てるのが面倒というか、ペットボトルHATEなワタクシとしては、極力、家に持ち込みたくないんすよ。

1リットルのソーダ水が、ひとつ90円くらいのCO2ボトルで作れる。なのでまあ、お得といえばお得。ただし、市販品ほど強い炭酸水は作れないっす。そこは妥協ポイントね。

折しも、家人の実家から大量の柚子が送られてきたので、このところ毎晩、柚子チューハイ(焼酎ハイボールですからね、念のため)を飲んでいる。八海山酒造の米焼酎がお気に入りッス。うめー。

鳥居くんの思い出

同じ町内で育った幼なじみに、鳥居くんという人がいる。

学年は、3つくらい下だったかな。鳥居くんの家のそばにはお稲荷さんがあったり、大きな野菜市場があったり、あと釣具屋さんもあって、あへんではよく遊んだ。

お稲荷さんはそんなに大きなものではないんだけど、祭りが終わった後に子どもたちにお菓子を配ったりする場所だったな。

鳥居くんの思い出は、常に「香り」と共にある。

甘くてスパイシーな、空腹時はたまらなくなる、とてもいいにおい。そのにおいだけで、ご飯が何杯も行けそうな……。

だからごめん鳥居くん、じつを言うと、君の顔はまったく覚えていないんだ。でも小さな頃によく遊んだ、君の家のあたりの情景だけは、いまだに忘れられない。

「ああ、そろそろ家に帰ってゴハン食べたいなぁ」

そんな記憶とセットになっているからね。古き佳き昭和。

鳥居くんの家は、ソース屋さんだ。ソース「屋」というと店舗っぽいものを想像するかもしれないけど、小売りはしていなくて、ソースを作ってたんだよな。外観はちょっと殺風景で、工場のようだった。

そこから発せられるのは、ウスターソースの香り。野菜の甘みに、香辛料の辛さ、あと、ちょっとカラメルが焦げた感じのまろやかな香りが、1年365日、24時間いつでも漂っていた。

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ソースといえば、全国的に有名なメーカーがいっぱいあるけれど、もちろん私が生まれ育った町では、鳥居くんちの「トリイソース」一択である。鳥居くんの代になって、添加物を使わないようにしたり、地元の野菜にこだわったりと、いろいろがんばっているようだ。

ググってみたら、立派なサイトも開設されており、最近では実家のオフクロから、妙におしゃれなパッケージに身を包んだトリイソースがたまに送られてくる。

サイトを見たら、90年以上も同じ木樽でソースを作ってるんだな。そりゃ、あのへん一帯が常にソースの香りに包まれていたのも頷けるというもの。

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我が家では、アジフライや焼きそば、たこ焼き等々フル回転。昨夜も、カキフライだったのでお出まし願った。タルタルとソースのコンボは、最強のひとこと。

ありがとう鳥居くん、おかげで今夜も我が家の食卓は、いい香りです。

祝☆復活!スイタイ@府中

じつに喜ばしい。駅前の店舗を畳んで以来、府中駅近辺での再オープンの告知はあれど一向に気配がなく、ついには府中撤退・大久保進出との情報まで飛び出し、大いに落胆したものだが、府中が誇るタイ料理の名店「スイタイ」が国際通りで再出発することになった。

今月の12日から店は開いてたらしいけど、週末は忙しかったので、昨夜さっそく味見に出かけた。

ラーメン二郎やいろんな呑み屋がゴチャゴチャッと入った雑居ビルなので、雰囲気はちょっとアヤシイ。でも、改装したてなので店内はとってもキレイで、昔の店舗をコンパクトにした感じ。前の店にもあった、ドラゴンボートも健在だ。通路から店の中が覗けるようになってるので、初めてのお客さんも入りやすいのではなかろうか。

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小雨模様で月曜日、ということもあってか客は3人グループのみ。顔を覚えていてくれたようで、店主が笑顔で迎えてくれた。

まずはソムタムとガイヤーン。シンハーをクイクイ呑みながら待つ。厨房で、お姉さんがスパイスを臼でトントントンと叩き出す。ああ安心だ。丁寧に、きちんと作ってくれている。ソムタムの「タム」は「叩く」という意味ですからね。ただの和え物じゃないのよ。

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おおおお、久しぶりのソムタム。美味し。ガイヤーンも皮がぱりっとしてレモングラスの香りがよい。ビールがガンガン空く。体が熱くなる。これですよ、これを待っていたのですよ。

イッキに平らげ、ひと息つく。先客も帰ったので、いろいろ話を聞いてみたところ、本当は30坪くらいの広い場所を探していたのだが、ちょうどよいサイズの物件がなく、時間がかかったらしい。この新しい店舗は、もともと同じ系列のバーだったんだよね。

前の店は、やはり家賃がネックで、交渉はしていたものの安くなりそうもないので契約更新を機に畳んだらしい。今回の店舗は家賃もリーズナブルなので、前より料理の価格はちょっと安くすることができたそうだ。そうそう、メニューの内容もほとんど変わりなかったですよ。

大久保には9月に「ディチン」という店を出しており、背が小さくて愛想のよいおばちゃんの店員さんは、膝を悪くしたそうで、週末だけそっちの店を手伝ってるそうだ。

んー、シメに炭水化物系が欲しいなあ〜ということで、パッタイにしようかと思ったが、幅広麺のセンヤイをソイソースで炒めたものを。パッシーユだったかな(記憶があいまい)。

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さすがに1人で3皿は満腹ゲージもレッドゾーンである。お茶をいただきつつ、店員とあれこれ話をして休んでいたら、皆さん茄子炒め的な料理をまかないで食べ始めるではないか。くそぅ、それメチャクチャ美味そうだなあ。タイの小茄子。ごはんに合いそう……。「食べる?」とか言われましても……。

「明日は朝からぐるなびが来る」とも言ってたので、ネットのソレ系サイトも順次情報が更新されていくことでしょう。エスニック系は不利な立地の府中だけれど、なんとか根付いてほしいものです。最近、国際通りの飲食店が充実しており、近所に住む者としてはウレシイ限りですなー。

日シリ前夜2011

なんか、どこかの球団がお騒がせ会見してましたが、まったく困ったものです。野球界全体にも関わるコンプライアンス問題とか大げさすぎだし、ソチラにとってはオオゴトかもしれませんが、第三者的には「ハァ?」ってなもんで。

ただ、あの球団のファンは本当に可哀想だと思う。

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大いに水を差された形にはなりましたが、いよいよ明日から日シリです。数字だけ見ればホークス有利なんだろうけど、なにしろ落合だし、短期決戦だし、どちらに転ぶかは本当にわかりません。

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願わくば、痺れるような投手戦を第7戦まで続けてほしい。秋山は頼むから、カブレラとかよりも若手を使った機動力野球で押してほしいんだけど、とにかく今はスタメン発表が楽しみです。

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写真は本文とは関係ありません。上から、アジフライ・サンマフライ・いわしはんぺんフライ。

いわしハンペンは、フライにすると激ウマです。個人的には大発見。静岡県民のくせに、今まで知らなかったとは……。

マイブーム;大七皆伝

震災以降、いろんな日本酒をガブ飲みしてきたわけですが、浦霞のしぼりたて生酒が異様に美味かったなあ。期間限定ってことで、もう買えないのが残念。

そんでいま、ハマりまくっているのが大七酒蔵の「皆伝」。どんな料理にもよく合って、ついコキュコキュと空けてしまうのです。やばいッス。

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枝豆を茹でる

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新潟の黒崎茶豆を大量購入。パスタパンでイッキに茹で上げる。

枝豆を茹でる際、ひとつひとつハサミで切れ込みを入れるとイイみたいな話がありますよね。「ためしてガッテン」とかのレシピもそうなってるようです。

でも、メンドくさいので特に処理はしないぜ!塩で揉んで、それだけ!

かき氷

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久しぶりに暑い日。大国魂神社では「商工まつり」なる催しがあり、冷やかしがてら覗いてみたが、なんというか、オトナの文化祭のような雰囲気。かき氷の屋台がいっぱい出ていたので買いそうになるが、どいつもこいつも、スチロールの容器に変形ストロー。

「ガラスの容器でかき氷が食べたいものだ!」

となれば、府中が誇る大衆食堂、吉田屋である。

いつものように、番台で食券を購入し、給仕のおばちゃんに渡す。しばらく待って供されたのは、期待通りにオールドファッションなかき氷。

どうやらこちらでは、上からはシロップをかけないようだ。一気呵成に食べ、ベロを互いに見せ合うのであった。

やっぱり梅酒を漬けることに

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今年は梅シロップを作ったというのは、以前も書いた通り。けれどもその後、やっぱり梅酒も作りたいなあ〜と思い直した頃には時すでに遅し。青梅は完全に店頭から姿を消していたのでした。

まあ仕方がないよねといったん諦めたんだが、先日、通勤経路にある飯田橋の青森物産館「北彩館」の店頭に、梅が段ボール箱いっぱいにあるのを発見。しかも粒が巨大。なんだこれは。

ショップの人に尋ねたところ、「八助(はちすけ)」という品種で、青森ではこの時期に出回るらしい。まさに僥倖。写真ではわからないけど、ホントに大きいのよこれが。さっそく1キロ買い込んで、あえてホワイトリカーで漬けた。あとでググってみたら、梅というよりアンズに近いらしい。なるほどなるほど。

そんなわけで、「子供が産まれる年に梅酒を作る」というミッションを果たすことができた。ただし、成長する前にすべて飲み干してしまう可能性は否定できない。

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りんご酢マジック

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このところ、りんご酢がマイブーム。炒め物にちょっぴり垂らすだけで、本格中華の味わいになります。いや大げさか。

米酢の香りが苦手という家人も、りんご酢を加えた、皿一杯のニンニク豚バラピーマン炒めをペロリ。確かに好きなだけ食えとは言ったが、これしか残してくれないとは……。

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そうそう、餃子のタレも、りんご酢を使うといい感じですね。

酢といえば、ラーメンに酢を入れるという行為を初めて認識したのは、若い頃荻窪に住んでたとき。

メニューに餃子がないのに、テーブルに酢がある。最初は特に気にしてなかったけど、ある程度食べ進めたところで酢をひと回しする客を見かけて、以降マネするようになりました。しょうゆ系だと、相性バツグンね。

黒石焼きそば

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青森物産館で黒石焼きそばをゲット。この手のご当地系パッケージは富士宮焼きそばで痛い目にあったこともあるが、結論から言うとコイツは「当たり」でした。幅広麺がモチモチで美味い。おすすめです。

あとは大量のポテサラと、さらには豆類も別枠でサラダに。ちょっとマヨ率が高いけど、まあいいや。栄養のバランス重視ってことで。

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焼きそばの具は、オーソドックスにキャベツと豚バラ肉。頑張って「つゆ焼きそば」にしようかとも思ったが、さすがにリスクが高そうでパス。いずれまた、八甲田の沢に行くときに現地で食すこともあるだろう。

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気が向いたら、また購入しようっと。

ミートソースを大量につくる

家人が予想よりだいぶ早く退院してしまった。束の間の独身生活も終わってしまい、しょんぼりである。

退院したとはいえ、基本的に安静を命じられており、トイレとシャワー以外は極力歩いてはいけない。三食の世話をせねばならない。

朝晩はともかく、昼メシをどうするかが問題である。しばし腕組みをしつつ考えて、ミートソースと餃子とカレーを大量に作ることにした。今回は、そのミートソース編。

牛挽肉を1キロ。あとはトマトピューレに玉葱、人参、セロリがあればOKである。まずは野菜をみじん切りにして、オリーブオイルでじっくり炒める。

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その後、汗をかきかき1キロの挽肉と格闘。

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赤ワインとか、塩コショウで味をととのえつつ、トマト缶を加えて煮込む。冷蔵庫の中の、古くなったトマトとかも入れちゃう。

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できあがったミートソースでナスのミートグラタンを作って食べた。肉々しくて美味い。残りはジップロックのコンテナSサイズに入れて、冷凍。

普通にスパゲッティにしてもよいし、dai君が送ってくれたジャガイモをふかしてかけるのもよさげ。

磯吉@府中

年を取ると、独り呑みが楽くなりますね。いわゆる「立ち飲み屋」を全否定するワタクシとしては、くたびれた飲み屋のカウンターあたりで、ボンヤリとやるのが好きです。

独りで呑むのって、若い頃は気後れしたり、緊張したりすることもあった気がしますが、ようはそれだけ「近所のオッチャン」度が上がったということなのでしょう。

そんなわけで、このところ家人の入院をいいことに独りで飲み屋巡りをしています。特に、コ汚い系ですね。いや、そんなこと書くとお店に悪いんだけど、ホメ言葉ですんで念のため。

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磯吉 居酒屋 / 府中駅府中競馬正門前駅府中本町駅

最近のお気に入りは、駅南口の路地にある「磯吉(いそきち)」というお店。間口が狭くて、いわゆるウナギの寝床的な店内は、いつみても満席だけど、独りなら比較的入りやすい。

いわゆる「安い・美味い」の典型的な感じ。魚は刺身もいいけど、焼き物がこれまたイイ感じです。入り口すぐに焼き場があって、大きな網の上でエボダイやらカマスやら、丸のままだったり切り身だったりがジュージュー焼かれている。ん〜、シズル感。

だいたい、ホッピーから入って魚を何種類かオーダー。その後、小鯵の唐揚げや鰯の竜田揚げなど、カロリー高目のやつをオーダーしております。

小一時間ほど呑んで食って、会計はせいぜい2000円とか。これはいかにも吉田類が好きそうな店だな〜と思い、帰って調べてみたら案の定。酒場放浪記のサイトに掲載されてました。モツもいけるのか、なるほど。

http://w3.bs-tbs.co.jp/sakaba/shop/283.html

「京王(ストア)でトマト買ってきて!」などと微笑ましいやり取りも聞くことができる、素晴らしい呑み屋でございました。

妻の入院、麻婆豆腐とポケットWiFi

My wife has hospitalized for threatened premature delivery and placenta previa, but both she and baby are alright now.

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先週木曜日の検診でのこと。担当医が唸った。「こりゃ、切迫早産だねぇ」。

月初めの検診時に29ミリだった頸管が、その後30ミリに持ち直したので安心していたのだが、それがイッキに16ミリになったという。しかも逆子。さらには胎盤の位置も低いぞな、ってことで「今日はこのまま入院してください」と宣告。最悪、出産までずうっと入院することになるかもと言われる。

ヘタすると子宮口が開いて、かつ胎盤の位置から大出血の可能性もあるってことらしい。そら(母子ともに危険な状態となる可能性が高いので)そう(入院も仕方ない)よ。

あまりの急展開に妻は動揺かつ涙目。しかも、車椅子に乗せられ病室に連れていかれるもんだから、待合にいる妊婦さんたちの視線が熱いこと熱いこと。

実際のところ、予定していた産休の時期までに仕事が終わらず、ウジウジと会社に行ってたのがよくなかったようだ。引き継ぎとか関係なく、仕事は放り投げちまえばいいって、散々言ったんだけどなあ〜。もっと根回しを手伝えばよかったと、ちと後悔。

あれですよ、もし自分の部下が妊娠して、産休の日取りが決まったら、確実にそこで休めるようアレコレ差配するのが上司たるものの責務ですよ。もちろん、仕事が遅れがちだったのは当人の責任ではあるのだが、正直恨めしい気分。ま、こんなことココで書いても仕方がないんだけどね。

そんなわけで、入院が決まった日は本当に慌ただしかった。ひとしきり担当医と話をし、妻をなだめた後、まずは東府中にある、けっこう有名な中華料理の店に行って、陳麻婆豆腐を食す。真っ先にモノを食うというのが、じつに自分らしい。

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菜根香 四川料理 / 東府中駅府中競馬正門前駅多磨霊園駅

この店、なかなかタイミングが合わなくて来られなかったんだよね。「チューボーですよ」にもキョショーとして出てた人がシェフなんだが、確かに美味かった。汁なし担々麺とか、他の四川料理も食べてみたーい! モーレツに汗をかきかき、アタマの中でこれからの行動予定を整理。

会社は休んでもよかったんだけど、のちのちメンドくさくなるので出社して、まずは自分の上司に状況説明かつアレコレ依頼。そんで、妻の残ってた仕事をエイヤッと処理(ていうか押し付けた)。同じ会社ってのはこーいうとき便利だ。数時間でドドドとこなす。

その後、渋谷に移動して買い物に励む。ヘッドフォンの延長コード(病室でテレビを見るのに使うのです)と、入院中にネット環境がどうしても必要ってことで、EモバのポケットWiFiを購入。板野友美のCMは正直キモいと思うが、オリバにはがんばってほしい。WiMAXと迷ったんだけど、基地局またぎ的なところは分があるのではないかと。もちろん、そのうち自分が使うことを考慮の上です。

契約処理中に、頼まれていた化粧水を西武デパートでゲット(こーいうところはオンナだなあ、と思う)。なぜ西武デパートかというと、もらいものの西武の商品券の期限が今月中だからって……まあいいけど。それにしても、化粧品売り場のカウンターに座らされた、汗まみれで小太りな中年を想像してほしい。地獄だぜ、あれは。とか言いつつ、店員さんとはなごやかに談笑。正直に説明するのも疲れるので、尻に敷かれておつかいに来た夫を演じる。

用事を済ませ、帰宅しようとしたら京王線が人身事故で止まっていた。メンドくさいのでタクシーを拾う。

車内でポケットWiFiの設定と動作確認。問題ナシ。家についたところでパッキング開始。小説とマンガとDVDを適当に見繕う。どれだけ入院するのかわからないから、下着類やタオルなんかも大量に。まとめてザックにズコズコと突っ込み、病院へと向かう頃には面会時間ギリギリであった。

ん〜、なんか無駄に長い投稿になってしまったけど、まったくもってドタバタな一日だった。いまでは、思ったより経過は良いんだけど、後々の笑いのタネとすべく、クドクド書いてしまいました。テヘ♪

梅シロップを仕込む

making an ume syrup, a Japanese apricot.

スーパーに青梅が並び出した。今年もそろそろか、ってことで1kg購入。梅酒はまだいっぱい残っているので、昨年好評だったシロップのみ仕込むことにした。

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ざっと水洗いして、ヘタの部分を竹串で取って、乾かしたら準備完了。あとは、容器の中に砂糖といっしょに入れていく。カビが怖いので、容器の中と口、フタの部分はアルコールで消毒済みです。焼酎で拭いたのを乾かしただけだけど。

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砂糖がじんわりと、汗をかきはじめたぜ。